カルドセプト 北海道版宇宙一リーグ

[ TOP | リーグ説明 | 順位表 | 第1節 | 第2節 | 第3節 | 第4節 | 第5節 | 第6節 | 第7節 | 第8節 | 第9節 | 第10節 ] [ 28a | 28b | 28c | 29a | 29b | 29c | 30a | 30b | 30c ]

第1回北海道版宇宙一リーグ 第10節

28a(2004/10/17)

(1)設定

マップ：戦士集う地 クレイトス3(勝利条件8000G)
参加者：機械科ボイラーズ、クニヲ、J、甲野

(2)展開

機械科ボイラーズさんのレポート
　2位以上の成績なら私のリーグ戦総合優勝が決定するという試合、私の使用ブックは伝家の宝刀パウブックです。
　対戦相手は甲野さん、ゲストのクニヲ(彼に対しては普段呼び捨てなので、このレポートでも敬称略とさせていただきます)、クニヲの友人のJさん。
　パウブックの強さは対戦相手の警戒心の強さに左右される部分が非常に大きいのですが、この組み合わせでは果たしてどうでしょうか。

　立ち上がり、幸運にも2ラウンド目にしてパウを引いてきた私は、早速目の前に配置されているクニヲのデコイをイビルブラストで焼き殺してパウ配置を目論みます。残念ながらこのターンは占い館に止まってしまったのでパウ配置は叶わなかったのですが、このイビルブラストでギャラリーのゼファーさんとGASさんを驚かせることには成功しました。
　やはりギャラリーウケの良いブックは使っていて楽しいものです。

　さて各人のブック傾向。甲野さんは普通っぽい水、Jさんも普通っぽい地だったのですが、クニヲのブックがテンパランス満載＋サムライ＋アンゴス＋ニンフ＋テレキネシス＋リムーブカースという化石のような馬鹿ブック。
　つーかパウと相性悪過ぎです。ミューテでHPを増やしてもテンパランスでリセットされ、スピリットウォークをリムーブカースで消されます。
　正直やってられない感が漂う中、それでもなんとか頑張ってパウを増やしていたら、なぜかだんだんクニヲからのマークが緩くなってきました。ブックがブックだけに途中からクニヲはダントツ最下位だったので、集中力が切れてきたのでしょうか。

　中盤、トップは北エリアに地3連鎖を築いたJさん。場にコラプが多いので護符は30枚しか買っていませんが、3連鎖全ての土地にランプロを張って磐石の態勢です。
　甲野さんは東エリアに水4連鎖を作って潜在的にはやや有利なポジションでしたが、私がコラプやらドレインやらでマークしたせいか、いまいち伸び切れない模様。
　私は西エリアにパウで風4連鎖を作って、そこからラントラスタート。一気に総魔力5000まで伸ばしてトップに立ちますが、ちょっと前に出るのが早過ぎたか、クニヲからワイルドグロースを貰って転落。この後なかなかウェザリングを引かなかったため、この地1連鎖レベル5の処理に、私はしばらく頭を悩ませることになります。

　Jさんは北エリアの城周辺にレベル4銀座を築き、総魔力6000ちょいでトップ。土地は全てランプロ済みだったので効果のほどはイマイチですが、私は一応Jさんのワイグロをサプレします。
　私の方はパウをJさんのラクサス、甲野さんのドルールなどに侵略され、かなり苦しくなりつつありました。テンペでJさんを止められないか考えましたが、JさんのクリのHPは高めですし、私のパウはテンパランスのせいで育ち切っていないので、テンペはあまり撃つ意味がありません。
　どうやってJさんを止めたものかと考えていると、私も入れているのを忘れていたエクソシズムをドロー。これは北エリアに即打ちです。さらにJさんのインフルエンスもサプレし、クニヲのテンパランス侵略や甲野さんのシンク打ち込みへの布石が整いました。これでJさんが達成しそうになっても安心です。
　ところが、甲野さんは私に利用されるのがよほど嫌だったのか、シンクを投げ捨ててしまいました。クニヲは元からアテになりませんし。やはり私自らが頑張るしかないのでしょうか。

　西エリア、Jさんの地レベル1コアティに対し、私はパウ移動侵略でカウンターを使って土地を奪取し、地2連鎖。これで処理に困っていたレベル5土地をようやくラントラして、私は達成に向けて一気に動き出します。まずは風護符を一気に50枚買って65枚とし、風3連鎖の一つをレベル5に。さらにここもラントラして、もう一つレベル5を……と思ったら、投資先の風土地の基本価値が低く、750Gしか投資できないことに気付きました。うーむ、マヌケです。仕方なく水の護符を50枚購入し、2連鎖の水土地の一つをレベル5に。しかし総魔力は7000ちょい、周回ボーナスを足しても8000には届かなさそうです。
　しかも次のターン振ったダイスがJさんのレベル3、通行料320G。このとき通過したパウをレベル3まで上げれば達成する予定でしたが、踏んだせいでレベル3増資ではかなり微妙な数字になりそうでした。レベル4まで上げれば達成確実なのですが、それだと現金が33Gしか残らないという危険な状況になります。クニヲの手札に、テレキもありますし。
　悩んだ末、私は「おそらくクニヲはテレキをパウに使ってもパウは増殖すると勘違いしているに違いない」と予想し、レベル4まで増資。この予想が的中したかどうかは定かでありませんが、この後は何事も起こらず、最後はＨＷＸで城に到着して達成しました。

　というわけで、この試合で北海道版宇宙一リーグの総合優勝が決まりました。パウブックで優勝を決めたというのがいかにも私らしくて良かったと思います。

(3)コメント

機械科ボイラーズ
　最後はハラハラドキドキでした。

J
　ヘボくてすみません。

甲野
　ごめん、ミスばっかー。

クニヲ
　カルドって楽しかった。

(4)結果

(5)勝利ブック

機械科ボイラーズさんのコメント
　基本的な構成は、PS版で作った「シムパウダー」から変わっていません。
　ただ、特殊地形の多いマップでスピリットウォークよりは、特殊地形が少ないマップでチャリオットやリリーフという構成の方がしっくりくる感じですね。
　ミューテとスピリットはやはり相性悪いです。

28b(2004/10/31)

(1)設定

マップ：戦士集う地 クレイトス3(勝利条件8000G)
参加者：邪夢、GAS、はるな、AK.Run

(2)展開

邪夢さんのレポート
-空から悪魔がやってくる-
2004年10月31日。1年間続いた第一回北海道宇宙一リーグも今日が最終日です。ゲストにバル大校長高橋UFY氏を迎え、PS2の前に集う面々の顔にも、やはりそれぞれ気合が入っております。そんな緊張を少しでも和らげようと先日ハンズで買ったかぼちゃお面をかぶり「とりっくおあとりーと」と会場に入り失笑を買う邪夢です。今日は10月31日ですよ？ ちなみにこの面の製造元は「友愛玩具」でした。いい名前です(笑

第一試合のクレイトス3は上記のように機械科ボイラーズ氏は試合を終えているので、監視見学に入っています。今回氏との対戦はないため、ここでなんとか勝利して前節、前々節のがっかりキャラの汚名を晴らしたいところです。

早く対戦に入れですか。

1番手、邪夢の手札はバード、アンチマにデモトレ。あわわ、思いっきり見えてしまいました。
2番手、GASさんヒートインプとパーミッション。対策ブックくさいです。
3番手、はるなさんアンゴスツーラ2枚。普通に地に置き、
4番手、AKさんは水にフェイトを置いてます。
キレイに分かれました。ま、展開が遅れるぶんにはOKなのですが。
GASさんだけがいまいちクリを引けず、バード、ヒートインプの細〜い2連鎖を築きます。コンジャラーも見られますが、最後までバ＝アルが登場することはありませんでした。5R、GASさんのＨＷＸで1回目のアンチマが割られます。先行き不安です。10R、ブラスがないのでデモトレ1発目。ただ、3人とも連鎖が固定されず、相乗りしにくいったらないです。AKさんは0連鎖の北護符を25枚買っています。何の前触れでしょうか。

12R、待望のブラスが配置、リバイバル→アンチマで体勢はOKですが、あいかわらずどこを買えばいいか分かりません。さらにだれもレベルを上げず、護符買い合戦になってきました。デモトレなので願ったりなうえ更にGASさんがグラニ引き。期待を込めて横顔を窺いますがそっぽを向かれてしまいました。ちぇ。案の定、数R後捨てられてしまいます。

はるなさん、AKさんが北、西エリアで争っているあいだ、私は2枚目のブラスが来ないうちにデモトレでカンしてしまいました。今後のドローに不安を残しつつも使用し護符を買い、ほこらを踏みます。一瞬「幸運」や「沈黙」などでアンチマが消えるのではという思いが頭をよぎりますが「金色の力」。一安心です。ただここではるなさんラクサスをドロー。どうせグースあるからとゴブリンにピースしなかったことを激しく後悔します。更にコラプドロー。青ざめますが、まだ私にはアンチマもありそのときトップだったAKさんが標的に。何やらぼやきつつAKさん護符売り。さらにカオパニの影響をまともに受け、マッドマンを踏んでハイド売却。これは地味に嬉しかったり。この隙をついてゴブリンでギアやコンジャラーを殺すなどやりたい放題の私。はるなさんアシッドレイン引くも自身でアンゴ×2、マミー×1が置かれててディスカード。謎です。でもOKです。

27R、AKさんがコラプドロー。それを見たGASさんがヒートインプをぶつけアンチマ割り、コラプ被弾。-2350G。うひゃああぁ。やっぱり対策づくしの北海道でデモトレなんて無理なんです！ アンチマの信頼度なんてこんなものです。泣きそうになり護符を売り薄氷のアンチマ張りなおし。次もらったら惨敗必至なので、とりあえずデモトレ連発して魔力稼ぎます。しかし、しかし！ 29R、私にとって最大の追い風、「神隠し」が！ 踏んだのははるなさん、消えたのは当然、ラクサス！！ そのときの機ィさんの一言「ほこら、もうちょっと空気読めよ」に爆笑。しかも次Rはるなさん私のゴブリン踏んでますから。ほこら最高。

終盤、パーミ、シャイン、メズマまでそろいあとは城までというところでまたほこら踏みますが「緑色の種」で意味なくシャイン使えば達成です。まあ、そうすんなりとは上がらせてもらえないわけで、シンクではるなさんの森の連鎖が減りシャイン圏外に。もう1周かと思ったところが何とはるなさんワイルドグロースで連鎖復旧。天を仰ぐ2人。キョトンとするはるなさん。ではでは…シャイン、達成！ 試合終了後、小躍りする私の横で約1名指さされてました。ありがとうございます。

(3)コメント

邪夢
　空気を読まないほこら、大好き(はぁと)

はるな
　ラクサスがほこらで落とされた。コレはないしょだけど、僕が緑に変えたから達成されたらしいよ。

AK.Run
　ワイグロ打たないでください。せめて城こえるまで！ つーかカオパニで死にました。ショボーン。

GAS
　ヘタでーす。カルド怖ーい。

(4)結果

(5)勝利ブック

邪夢さんのコメント
アンチマ型デモトレです。
実は本当の名前は『ラブワゴン』



"あいのり"ってことですから。

28c(2004/10/31)

(1)設定

マップ：戦士集う地 クレイトス3(勝利条件8000G)
参加者：zephyr、しちみ、はやし、高橋UFY

(2)展開

高橋UFYのレポート
(前号までのあらすじ) 「北海道宇宙一リーグ」最終節にゲストとして参加してくれ、というオファーを二つ返事で承諾した高橋UFYであったが…

大会前々日、ゼファーから電話がありました。

ゼ「ブック組んだ？」
高「だいたい構想はできたよ。で、どんなブックを組めばいいの？」
ゼ「言ってることがわけわからん。えーと、1戦目は護符マップだよ。」
高「うん、わかった。どんな風に戦えばいいの？」
ゼ「走ってればいいんじゃない？」
高「うん、わかった。2戦目は？」
ゼ「狭いよ。」
高「うん、わかった。3戦目は？」
ゼ「分岐があるよ。」
高「うん、わかった。じゃ、また明後日。」
(ゼファー注) ここに書いてある会話は50%くらい本当です。クレイトス3ではデモトレを使うことを既に決めていたので、具体的なアドバイスはあまりできなかったわけで。決して適当にあしらったりはしていません。断じてしていません。

こうしてブック構築とプレイングのヒントを掴んだ私は、結構な時間をかけてブックを組み、CPU相手に回してみるとともに、ゲーム自体のルールを必死に思い出していました。

当日。近年にない早起きをした私は、身支度を整え、スニッカーズ(デブ御用達のおやつ)を買って会場入りを果たしました。私は新参者であり、顔を世間に晒すのは久しぶりということもあって、しちみさん宅では隅っこの方でじっとしておりました。大会に参加していた人々は、みなさん気さくな方々ばかりでした。

やがて、1戦目が始まりました。カルドの対人対戦なんて何年ぶりだろう。(3年ぶり) ああ、久しぶりだなあ。みんなブックを選択しています。マップも選択します。すごい、これが対人対戦。左の胸ポケットに入っているスニッカーズも、あまりのカルド熱に半分溶け出しているようです。

私は、水で、高速周回。あと、シャインが入っています。前々日のゼファーのアドヴァイスが生きています。バルダンダースも一応入ってはいますが、今回は「笑いを取りにいくのではなく、勝ちに行くべし」というゼファーの以前の助言(前号参照)により、バルダンダースは余興の一環という設定です。ゼファーはどうやらデモトレブック、しちみさんは地、はやしさんは無属性のようです。

序盤はみんな順調にクリーチャーを配置していきましたが、7ラウンド、しちみさんの手札にトーチャーが現れます。この時点で私は、「トーチャーって何だっけ…」ということで頭がほぼいっぱいになっていました。ちなみに頭の片隅では、「『トーチャー』と『杜仲茶』って似てないな…」ということを考えていました。やがて、はやしさんの手札にもトーチャーが現れ、よくわからない展開になっていきました。

そのころ、私はある重要なことを思い出しました。「護符ボーナスは、一番護符を多く持っている人がもらえる」という事実です。私が上げようとしている東の水の護符を、ゼファーが買っています。これはいかん。あわててゼファーよりも若干多く護符を買いました。すると、ゼファーがまた護符を買ってきました。これはいかん。あわててゼファーよりもさらに若干多く護符を買いました。すると、ゼファーが私の東のレベル3ダゴンを踏んでしまいました。これを元手にさらに護符を買うと、ゼファーはついてこなくなりました。やった、振り切りましたよ！　そのころ東の水の護符は100枚になっていました。

それでも現金が余り気味な私は(ドレマジを持っている人が一人もいませんでした)東のアイスウォールのレベルを4に上げてみました。すると、ゼファーが変な地震を起こして、アイスウォールのレベルが下がりました。仕方ないので、東にいた別のアイスウォールのレベルを4に上げてみましたが、またゼファーが変な地震を起こして、アイスウォールのレベルが下がりました。でも、私は釧路市出身。地震は慣れっこです。

気づくと、私の手札にはシャインがありました。確か、ちょっとの間、護符の価値が上がるスペルです。ちょうど城直前にいたので、シャインを使って、城に突入してみました。総魔力は7000をオーバーしています！　こ、これはいわゆる「ゴール」というやつでは！　やった、勝った！　みなさん今までどうもありがとう。「青い風の街」で負け姿をさらしてきたのは、この1勝を引き立てるためだったのです！　いやー、よかったよかった。

目標魔力が8000だということに気づいたのはその数秒後だったわけですが、その後は変な地震も起こらず、護符を買い足すなどして順調に魔力を伸ばしていきました。そして49ラウンド、城の3マス手前に来たところで、私はまたシャインを打ちました。そして城に突入。大丈夫。ここまで頑張ってきたんだから。そう、大丈夫。計算では、きっと周回ボーナスをもらってちょうど8000ぐらいになるはずだよ。

まあそれで、周回ボーナスをもらったら総魔力が7956だったわけですよ。どっ、どういうことだ…？確か計算では8000以上あったはずだが…！

トーチャーか…。

しかし49ラウンドでシャインを打ったため、50ラウンド終了時もシャインの効果が残っており、そのまま試合終了。なんとか勝利を収めることができました。対人戦初勝利のような気がしないでもないんですが。

ああそうそう、試合中に「コラプション」というスペルが何度か飛び交っていたんですが、あれはどういうスペルだったんでしょうか。

(3)コメント

高橋UFY
　トーチャーってこわいとおもいました。

はやし
　ありゃ？ 2位になっちゃった。

zephyr
　ぶっちゃけ、ありえない。

しちみ
　誰もガルーダ…つーか風使ってないんだろー(しくしく…デスクラウド3枚入ってた)
　最後のコラプはデモトレ使いに対する一矢です、あい。

(4)結果

(5)勝利ブック

29a(2004/10/17)

(1)設定

マップ：対戦用マップ1(勝利条件6000G)
参加者：クニヲ、甲野、zephyr、J

(2)展開

zephyrのレポート
クニヲさんはブック事故。終局までに見たクリーチャーはアーチビショップ2体、ベールゼブブ2体、あとナイトくらい？ そら無理。
甲野さんもブック事故。マンドレイク片手に訪れた序盤の占い館で、バジリスクをドロー。そら無理。
そんなわけで必然的にコカトリス(！)、メデューサ(！)主軸の即死ブックを操るJさんとの一騎討ちになった。勝負のポイントは一点。中盤、城横の戦闘だ。

守備側：zephyrの地属性セージLv3。
　手持ちアイテムはカウンターアムル。クリーチャーも保持。
攻撃側：Jさんのリトルグレイ(！)。
　手持ちアイテムはルナストーン(！)
付加効果は無し。

はい。正解は「攻撃側がルナストーン、防御側は何も使わず50%勝負」である。カウンターを使うとルナストーンの効果で確実に死。なんだが。なんだけど。実際の結果は「Jさん何も使わず、私はカウンターで防衛成功」であった。何故私はカウンターアムルを使ったのか。アイテム選択の30秒の間は、なんとなく違和感があっただけで明確な理由は思い浮かばなかったのだが、今考えるに。

「Jさんのアイテム選択が素早過ぎたから」だと思う。

ルナストーンの使いどころは他にもありそうだったと言うことも付記しておこう。Jさんには、かの名言「保険はかけとけ」をお贈りします。アナログ思考でここを守りきった私は、砦横デコイをレベルアップ。ここで通行料を得るとすぐさま城に飛び込み勝利を飾ったのであった。もう巻物やダメージスペルは無いと見切っていました大嘘。はふーはふー。恐かったぁー。

(3)コメント

zephyr
　ルナストーンこわっ！ リトルグレイこわっ！

甲野
　事〜故ジャパン！

J
　アワーグラスひきませんでした。リトルグレイ少しうれしかったです。

クニヲ
　カルド楽しくないですけど。

(4)結果

(5)勝利ブック

zephyrのコメント
もう狭くて恐いので普通の普通。ホーリーワード６は素晴らしいスペルです。地属性だと分かった瞬間、観戦の機ィさん、GASさんの「予想通り」の声が上がったのがすごく悔しかったので、次節は相手の読みを外した意外なブックで臨みたいと思いま…って最終節だし！

29b(2004/10/31)

(1)設定

マップ：対戦用マップ1(勝利条件6000G)
参加者：GAS、高橋UFY、はるな、機械科ボイラーズ

(2)展開

機械科ボイラーズさんのレポート
　この機械科ボイラーズには夢があるッ！
　ベルオブカオスで勝ち誇るという夢があるッ！

　というわけで、今回の使用ブックはベルオブカオス入りアレスブック。
　対戦相手はGASさん、はるなさん、ゲストのバル大校長こと高橋UFYさん(以下校長)。
　これまでの対戦経験上、GASさんとはるなさんはブックのコンセプトはともかく、アイテムに関しては比較的オーソドックスな構成のことが多かったので、ベルオブカオスもそこそこ機能しそうな期待が持てましたが、校長についてはほとんど未知数なのでかなり不安です。私は他の人とアイテムがかぶらないように防御アイテムにはスモークトーチを採用したのですが、何しろ校長ですからスモークトーチを絶対に使ってこないとは言えません。果たして大丈夫でしょうか。

　いざ試合が始まってみると、私が初手で引いてきたスモークトーチに、校長が笑いを洩らしていました。どうやら思っていたよりも、まともな感性の持ち主のようです。ちなみにGASさんとはるなさんは、予想通りスモークトーチごときでは眉一つ動かしやしません。なんというか、このリアクションの薄さではせっかくネタブックを組んでも張り合いがないので、もう少しまともな感性を身につけていただきたいものです。

　さて序盤の展開ですが、私はプレイングでいろいろとミスをやらかします。

• 風護符を70枚買ったはるなさんに、なぜかコラプションを即打ちせず。結局コラプを打ったのははるなさんが土地を上げてからで、威力半減。
• コラプを即打ちしなかった影響で手札を圧迫。チャリを引いたターンでボーパルを捨て、チャリで火土地狙いで校長のバルダンにギアで侵略するも、プリズムワンド＋マミーに変身で返り討ちに。ボーパル捨ててなければかなり高い確率で勝てたはず。
• マナをサプレできる状況で、なぜか校長のテンパランスをサプレ。前回パウブックでテンパランスに苦しめられた後遺症なのか。

　そんなわけで私は大きく出遅れ。トップは開幕に火で2連鎖を作りスタートダッシュを決めたGASさん。はるなさんはグース等で稼ぐものの、ラマが次々とギアに落とされて土地では劣勢。しかし聖堂横のミルメコを風に変えてレベル4にしてGASさんを追走。校長は、クリーチャーをバルダンとスペクターとパウしか引いてきません。どうやらシーガルブック(注1)のようです。なんか見るからにきつそうなんですが、今のところ3位。最下位はもちろん私です。

　ようやくアレスも配置し、試合が中盤に差し掛かった頃、私はついにキーカードのベルオブカオスをドローしました。さらに手札にはフュージョンも、狙いは私のガスクラウドの隣のGASさんのレベル4ケットシーです。GASさんの手札にはグレアムとプリズムワンド、絶好のグレアム消去チャンス！
　2枚目のベルオブカオスを引いてきたときには断腸の思いで捨てましたが、後ろで見ていたゼファーさんには私の苦悩が激しく疑問だったようでした。そんな簡単に捨てられるわけないでしょうが。まったく、エンターテイメントというものをわかっていませんな。
　ともあれ、ついに世紀の瞬間が訪れました。私はＨＷＸでレベル4ケットシーを通過し、ガスクラを移動侵略！　もちろん使用するのはベルオブカオスに決まっていますが、一応ここはGASさんに背中を向けてコントローラーを隠し、散々悩んだフリをしてボタンを押します。(注2) おそらくGASさんにはベルオブカオスとわかってはいてもフュージョンの可能性をスルーする度胸はないと読んでいましたが、私はこの2択戦闘が仕掛けられた時点で満足していたので、別にこの読み合いで負けても悔いはないと思っていました。

　しかし、戦闘が始まってGASさんの使用アイテムを見た瞬間、私は自分の目を疑いました。
　GASさんは、プリズムワンドを使用。
　当然ワンドは効果を発揮せず、ベルオブカオスに抹消されます。

「あ、プリズムワンド意味ないべや」

　このとき私を襲った怒りと失望の大きさが、皆様に想像できるでしょうか。私は「無知は罪」という言葉の意味を、身をもって思い知りました。なんということをしてくれたのでしょうか。あんなにも美しかった2択戦闘を、カルド史上に残ったであろう名場面を、この男は！
　あまりのことに我を忘れた私は、GASさんに人差し指を突き付け、力いっぱい叫びました。

「このヘタクソがッ！！！」(注3)

　しばしの間、呆然自失、前後不覚に陥っていた私でしたが、まだまだ試合は続きます。
　依然としてトップはGASさんだったのですが、なぜかグースを捨ててまでプレイグを保持。そんなに場を荒らしたいのでしょうか。このプレイングが影響したのか、校長のバルダンやスペクターに土地を落とされ、GASさんの連鎖はレベル4ケットシーを残して1連鎖になり、一気にトップから脱落します。しかし校長もはるなさんのレベル4ミルメコを踏んで後退したかと思えば、はるなさんもそのレベル4ミルメコをGASさんのバロウワイトで眠らされ、GASさんのエグザイルを恐れたのかラントラで売却。こうして私には都合よく他の3人が潰し合い、試合は乱戦模様に。

　そんな展開の中、私がドレインを抱えて機を窺っていると、はるなさんが周回と同時にビジョングースを決めて大量の現金を手にします。当然ドレインを打つべきタイミングでしたが、私の2歩手前にはGASさんのレベル4。同じ状況でゴザ改でB.A.Sが発動したのは記憶に新しいところです。
　正直ドレインを打ったら踏むのはわかっていたのですが、私はこう見えてもオカルトシステムは信じない、少なくともプレイングには反映させないのを信条としてますので、とりあえずドレインを打ちます。そして振ったダイスは2。私の冷めきった心境とは裏腹に周囲が爆笑しているのが、遠い世界のことのように感じられます。
　むしろ残念だったのは、この状況で私の手札にベルオブカオスがなかったことでしょう。せっかくGASさんが手札にグレアム2枚持ちという絶好のシチュエーションだったのですが。やはり2枚目のベルオブカオスを切ったのは失敗でした。
　まあ後悔していてもしかたがないので、ここはひとまずフュージョンで侵略してグレアムを1枚使わせることにします。そして次のターンにガスクラ移動空侵略で、2枚目のグレアムも使わせることに成功。1歩ずつGASさんを追い詰めます。

　しかしそんなことをしている間にも校長が動きます。なんとプレイグの毒付きバルダンをレベル4に。しかも、クリーチャーが手札になかったはるなさんがバルダンを踏んでしまい、校長の総魔力が一気に5800台に。

「あ、やばい、負ける」

　さすがにあんな恥ずかしいブックに負けるわけにはいきません。激しく危機感を感じた私はガスクラ移動侵略で校長のスペクターと毒ダメージで相討ちに持ち込み、連鎖を切ります。さらにGASさんのドレインに加え、エグザイルでレベル4バルダンを除去して達成を阻止。しかし、本人も言っていましたがエグザイルはさすがにやり過ぎかと思いました。 　その証拠に、私はニンジャフュージョンでGASさんのレベル4を(やっと)落とした上、レベル4バルダン跡地の隣にスチームギアを控えさせていたのです。当然ギア移動でレベル4の空き地を確保し、漁夫の利で目標魔力を達成。校長のウェザリングで連鎖を切られるものの7000台の総魔力が6000台に落ちただけで、最後ははるなさんが私の目の前のグラディエーターをレベル4に上げるものの、ブラックアウトで安全を確保した上でダイスが走って無事にゴール。

　まあ勝つには勝ちましたが、それよりも何よりもこの試合の印象は、あのベルオブカオスの2択が非常に残念な結果に終わったという無念さの方が圧倒的に強かったです。

(注1) 確か、これを少し改良したブックを使っていたと思います。改良以前に根本的なところで間違っている気が猛烈にします。
(注2) このときなぜか防御側のGASさんもコントローラを隠していました。何て頭の悪い行動をする人なｎ…もとい、何てノリのいい人なんでしょうか。
(注3) 一応フォローしておきます。これは機械科ボイラーズさんとGASさんの長い付き合いがあってこその発言ですので。そこはご諒解下さいますよう。ゲストでいらっしゃった方にこんなことは言いませんよ。簡単に言えば愛情の裏返しです。簡単に言い過ぎて誤解を招きそうですがこのまま押して行きたいと思います。愛です、愛。多分。

(3)コメント

機械科ボイラーズ
　GASさんのせいで本日の一大イベントが台無しです。

はるな
　すべりこみ、ごっちゃんゴール。なぜか2位です。

高橋UFY
　このブック、だめですわ。

GAS
　ざまぁみろ！！

(4)結果

(5)勝利ブック

機械科ボイラーズさんのコメント
　アレス場とベルオブカオスで戦闘多発状態を作り上げ、その状況で生存率の高いガスクラ・デコイをスモークトーチで守り切るというのが想定していた勝ちパターンです。
　あと最近、アレスブックには意外とランプロが良いんじゃないかと思っています。アレス場だと地変打ち込みで何でも落ちる状況になってしまいますが、これは地変を防げるランプロが強い状況とも言えるんじゃないでしょうか。ピースだと上書きされますしね。

29c(2004/10/31)

(1)設定

マップ：対戦用マップ1(勝利条件6000G)
参加者：しちみ、はやし、AK.Run、邪夢

(2)展開

AK.Runさんのレポート
リプレイが手元に無い！ つ〜ことで簡単なレポです。
マップは対戦用マップ1です。狭いです、更に護符まであって到達魔力は6000Gと非常にムズイです。お相手は邪夢さん、しちみさん、はやしさん、AKの4人です。
邪夢さん、開始早々から護符買い捲ります、その分クリ事故で配置できません。(最後まで置いては直後に踏まれてを繰り返し、最終的にも1匹も配置できなかったんですけど…南無)　AKは地属性でラクサスで護符削りの予定でしたが、クリを置かないのにはどうしようもないので困りました…置かないのも有りなんですね…対してラクサスの被害に遭ったのがはやしさんです。はやしさんは水のうなぎ(リヴァイアサン)ブック、序盤からうなぎ出せる状態だったので怖かったです。ラクサスの被害で護符を2回にわたって削られました。20枚くらいも削られたのは痛かったはずです…。しちみさんとは土被りです。(被るんだったらマッドマン入れとくんだった〜被る可能性は高かったんだけど北海道では中々予想があたらないこと多いもんで自重しちゃったもんな…)　しかし護符を買えなかったのは痛かったかも…ラクサス警戒しすぎだったのかもしれません。試合は淡々と進みます。ちなみにスピットコブラにピースかけたのは羊対策でした。ピースかけたら毒で上書き予定…邪夢さん羊入れてましたが…ピースかけても羊は長生きさせませんよ…。

さて、終盤です。29Rそろそろ地かぶりの護符価値も上がり、水護符まで持っている邪夢さんがリーチ気配…う〜ん細かい計算になりそうで…という訳でここで仕掛けます。5連鎖してい るんで(内訳はLV3が1個、LV1が4個)手持ちの護符を手放しLV1セージ(城手前2歩元火属性土地を地変済み)を一気にLV5へしかも城手前1歩の位置です、リーチ〜♪ その後も止めが入らず30R達成勝利です。

(3)コメント

AK.Run
　え〜5連鎖ですか…予想がはずれた。

邪夢
　ひつじ弱いんですね。

しちみ
　なーんにもなかったよ〜な…あったよ〜な…気付いたら終わってたよ(汗

はやし
　スタートが良かっただけに残念。

(4)結果

(5)勝利ブック

AK.Runさんのコメント
ブック名の由来はドレマジ2枚です。狭いマップでちょっと戦闘を意識しました。ラクサスとバジを脅威に感じてくれればOKなんですが、緑の土地をどうやって確保できるかが鍵のブックです。実戦では、一名が護符ブック(？)だったため序盤からラクサス&バジ出し放題の状況で全然問題ありませんでした。

30a(2004/10/17)

(1)設定

マップ：ベストコンビ(勝利条件8000G)
参加者：甲野、GAS、クニヲ、J

(2)展開

GASさんのレポート
(今回、2位のGASさんにレポートをお願いしました)

　ぶっちゃけ(copyright 4号さん)私GASはピンチに陥っていた
―――――――――――では語ろうか

　何故こんなことになってしまったんだろう。今回はベストコンビで
「風ラントラブックを使用して20〜25Rで決着つけたるわー！」
とめずらしくテンション高めで挑んだハズだったのに。
　後ろで見ているゼファー、ボイラーズ師の視線が恐ろしく思い切ったプレイングができなかったからか。
　J氏、クニヲのブックが風でカブッてしまって甲野君の火ブックがなにもできず実質三人対戦になってしまったからか。
　序盤、城横に造ったデコイLV3をJ氏に領地コマンドで地変してランプロ掛けたラマをグレムリンに変えてブラックオーブ持って
「んなコストあるなら自分の土地LVあげんかーい！！(100+70+70+30)」
というミエミエの移動侵略をラントラで回避できたにもかかわらず見逃してくらってしまいモチベーションを下げてしまったからか。
　使えないインフルエンスをいつまでも後生大事に持ち歩いていたからか。
「よっしゃー風土地二つ！ 次ターンインフルエンスだ！！」
と思っていた矢先に直踏みでJ氏にまたもグレムリン＋ブラックオーブでデコイを殺されたとき
「チッ、しつこいなぁ」
と思わず不満をこぼしてしまったからか。
　相手の手札にガルーダいるのにナイトフィーンドをLV5まで上げてしまったからか。
　ナイトフィーンドやばいからラントラで売ろうと思ってたのにランプロ掛けてしまったからか。
　北エリアの十字路にガルーダ配置できたのに相手のグレムリンLV5を落とす為にアイボリーに交換してしまったからか。
　J氏がアイボリーのおかげで地変撃てないのを横でほくそ笑んでいたら、クニヲに直踏みされスペクターで落とされたあげく次ターンJ氏にウェザリング撃たれたからか。
　後悔の念は尽きない。
　とにもかくにも残り数R、まだ勝機はある。慎重にやるんだGAS。白いＴシャツを着たままナポリタンを啜るように。そうだ。その豊富な北エリアの土地を使ってラントラでまわしてガルーダにつぎ込めば、2位J氏の4700Gをかわして勝利！！
　ってJのLV5ガルーダ踏むなクニヲー！！
　かくして私の最終戦は惨敗に等しい惜敗で幕を閉じたのです。
　ちなみにラントラでまわしてガルーダLV5にしたんですが総魔力7981Gでした。なんだコレ？

『驕れる者もひさしからず』
―――――――――――もうカルド怖い！！

(3)コメント

J
　クニヲさんの踏みで、気がついたら8000こえてました。

GAS
　ギャース！！

甲野
　何かな〜？

クニヲ
　ねむたかたです。

(4)結果

(5)勝利ブック

30b(2004/10/31)

(1)設定

マップ：ベストコンビ(勝利条件8000G)
参加者：高橋UFY、邪夢、はやし、はるな

(2)展開

高橋UFYのレポート
(前号までのあらすじ) 1戦目で奇跡の勝利をものにし、2戦目では「狭いマップでクリーチャーの少ないブックはダメだ」ということを学んだ高橋UFYであったが…

3戦目は「分岐のあるマップ」です。マップの形は前日に全力で暗記したため、頭に入っています。北側の3つの環の2つの交点が取れれば、すごく有利になりそうな気がします。実はこの土地は他の土地よりも、みんなが通る回数が多いのです。

というわけで、私は風で、「3つの環の交点を取り、そこをしっかり維持しつつ、そこを踏んでもらって勝つ」という、いわゆる「クラシックカルド」で戦う決意をしました。午後3時半の出来事です。俺のガルーダが火を吹くぜ！　実際は槍を投げます。

邪夢さんは地と無、はやしさんは風(！)とウサギ、はるなさんは水。はやしさんと風がかぶりました！　これは私のガルーダがより強い火を吹く事になるでしょう！　実際は槍を投げます。でもよく考えるとはやしさんのガルーダも強くなるはず。これはまずい。より強い火を吹かれてしまいます。

ところが、はやしさんは見事な事故っぷりで、引いてくるクリーチャーも配置制限のキツいものばかり。意を決して放ったメズマリバイバル後に引いてきたのもメズマ、次ラウンドスティンクボトル。結局、序盤にウサギを置いた次にクリーチャーを置いたのが15ラウンドでした。ご愁傷様でした…。

私はというと、当初の目標どおり環の交点を占拠することに大・成・功。ところがみんなここを目の敵にして攻めてくる攻めてくる。そうか…「みんなが通る土地だということは、みんなが攻められる土地だ」ということなのか…。いくらガルーダやらベールゼブブやらを置いても、すぐに虫の息になってしまいます。これでは火を吹く暇などありません。何回か槍は投げました。100近くのダメージは出ています。

やがて両方の土地は他の方のものとなり、私は城周辺を勘当されてしまいました。いいもん、西側の土地(風)結構持ってるもん。ここで連鎖を作って挽回するチャンスをうかがうことにしました。この時点で、みんなほぼ横一線。順位もめまぐるしく入れ替わりました。高額な土地があちこちにできてきて、みんな踏みまくっています。ところが、私はあんまり高額地を踏みませんでした。珍しいこともあるもんです。これはきっと、前日に腕立て伏せを5回ほどやったご利益です。

さて、いろいろあって49ラウンドまで来ました。この時点でトップははるなさん(4720G)。北にレベル5ダゴン、レベル4アンダイン、レベル1ゾンビの3連鎖があります。グースで相当ビジョンが死んでいました。2位は私(4171G)。北に風の5連鎖を作りました。そのうち2つがレベル1ドラゴンフライだというのはご愛嬌。レベル4グレムリンとかがいます。3位は邪夢さん(2696G)。南にレベル3の土地が2つありますが、一方は風の土地にダークマスターが座っています。4位ははやしさん(1476G)。やはり序盤の事故がやばかったんでしょうか。

さて、私はマナをドロー。ＨＷＸを使い、スペクターを配置しました。これで南に2連鎖完成(だいぶ前に気まぐれで置いたハリケーンがいました)。
次に邪夢さんはＨＷＸを引き打ち。邪夢さんはちょうど私の後ろにいましたので、10マス進んでまた私の後ろに来ました。
次にはやしさんはレベル3ケルベロスを素ダイスで見事回避。
次にはるなさんはＨＷＸ。周回ボーナスをもらって総魔力は5040Gに。占い館に泊まり、グースを引きます。さらにフェイトの領地能力で、ホープも引きます。

そして50ラウンド。私はマナを使い、たった今通り過ぎた「気まぐれで置いたハリケーン」をレベル4まで上げます。スペクター置いといてよかった。
びっくりしたのは邪夢さんです。目の前のハリケーンが突然暴風雨に！　ここで邪夢さんはメズマを敢行。はるなさんのＨＷＸを奪う計画だったらしいのですが、前ラウンドに使われていました！　結局ホープをメズマ。引いたカードはラスト、ブーメラン。そして出たダイスは…2。私がさっき上げたハリケーンです。手札にいたクリーチャーはケルベロス…だが風の土地のため入れず！　720G。これで私は一気にトップとなりました。
はやしさんは環の交点にいるナイトフィーンドをレベル4にしますが、連鎖がないため、邪夢さんはまくれず。
最後にはるなさんは、うさぎをドロー。えっ！　ウサギ！！！　はるなさんの目の前には、私のレベル4スペクターが！　頼む、来ないで！　心の中で腕立て伏せをしながら念じた結果、スペクターの次のコーンフォークのところにいらっしゃいました。私はウィンドシールドを使用し、ドルールの攻撃を防衛、勝利を収めることができました。

もう、ガルーダは火を吹きません。これからはハリケーンが火を吹く時代です。でも実際は体当たりです。

(3)コメント

高橋UFY
　苦しまぎれハリケーン上げ最高！

はるな
　リバイバルをメズマされたのが敗因か？
　イタイよ、君たち！！ 優しくしてって言ったのに！

邪夢
　んー。殴って終わってしまったです。UFYさんの土地を邪魔できなかったのが反省点。

はやし
　スタートでこけたのが痛かった。またやらかしてしまった。アイテム忘れるくせが出た。

(4)結果

(5)勝利ブック

30c(2004/10/31)

(1)設定

マップ：ベストコンビ(勝利条件8000G)
参加者：しちみ、AK.Run、zephyr、機械科ボイラーズ

(2)展開

zephyrのレポート
しちみさんは無＋火のアレスブック、他3名水。序盤、しちみさんは順調にアレス、ボージェスを配置した。水ブック勢はAK.Runさん(以下AKさん)がまあまあの配置、一方機械科ボイラーズさん(以下機ィさん)、私はやや苦しげ。アレス場なのでグースは決まるものの、投資場所が無い。踏まれれば落ちるところを仕方なく上げてみたり。

機ィさんのLv3ドルールを落としやや抜け出した感じのAKさんは左側の交差点にダゴンを配置し、段階的にレベルを引き上げる。こちらの態勢が整わない内にレベル5。危険だ。私と機ィさんは気合の素ダイスでひとまずこれを抜ける。私は通り抜けたとき思わずガッツポーズを見せてしまい周囲の失笑を買ったわけだが、ある意味あれが勝因だからそれで良いのだ。良いんだってば。

しちみさんもダイス勝負、と思ったのだがタイミング良くラストをドロー、そして即撃ち込み即直踏み！！ で、ニンジャ＋ボーパルソード＋アレス応援はダメージ135。結果、Lv5ダゴン、あえなく陥落。アンタ鬼だ。さらにそこにAKさんが飛び込んでしまい、グレンデルで殴るもスパイクシールドで返り討ちにされあっと言う間の枯渇。あなおそろしや。

そこで私、zephyrこと漁夫は気付く。ニンジャ(HP25/40)の隣にワタクシめのリザードマンがいるではないか。先ほどの戦闘でしちみさんのアイテムは切れたため、アレスの応援で落ちる…と思ったら、ちょうどしちみさんが周回したためニンジャのHPは33/40に回復してしまう。ボージェスの応援できわどく落ちない。くぅぅぅぅダメか〜と一瞬思ったのだが、なんとまぁ都合良く、手札に最強カード「ターンウォール」があるではないかッ！ なんと素晴らしい。

つうわけでボージェスをスタチュー化し、リザードマン横移動でLv5を奪取。結果的にはここが最後の勝負どころだったらしく、この土地をまたもやAKさんが踏んでしまい私こと漁夫はすんなり達成。アレスは生き延びていたため、再度の踏みがなければ勝負の行方はまだまだ分からなかったと思う。私らしい、皆に侮られる勝ち方でした。第1節から勝ち筋変わってませんよ、この人。

あ、書き忘れ。機ィさんはデスクラウド(該当クリーチャー無し)、サンダーストーム(該当クリーチャー無し)、アシッドレイン(該当クリーチャーは先ほどのスタチューと私が最後の最後に引いた(だけの)アイスウォール1体)を引いては捨て、引いては捨てていました。あそこまではっきりと色読みが外れていると、かえって清々しいですね。

(3)コメント

zephyr
　「漁夫の利」の意味を知りました。

しちみ
　一応、見せ場は作ったさ。ただ、ピース引けなかったのがなぁ…。

機械科ボイラーズ
　サンダー・デスクラ入りでしたが、やはりスカりました。

AK.Run
　(コメントなし)

(4)結果

(5)勝利ブック

zephyrのコメント
ガルーダ4の風ブックとコアティ、マッドマン共に4の地ブックも作ったのですが、使わなくて良かった良かった。切り捨てようか迷って結局1枚だけ入れたターンウォール、入れといて良かった良かった。ターンウォールは(穴埋含め)全40戦中、計32枚投入。お世話になりました。

順位表(最終結果)

[ TOP | リーグ説明 | 順位表 | 第1節 | 第2節 | 第3節 | 第4節 | 第5節 | 第6節 | 第7節 | 第8節 | 第9節 | 第10節 ] [ 28a | 28b | 28c | 29a | 29b | 29c | 30a | 30b | 30c ]