カルドセプト 北海道版宇宙一リーグ

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第1回北海道版宇宙一リーグ 第7節

19a(2004/07/11)

(1)設定

マップ：雪原の炭坑 ラビド(勝利条件8000G)
参加者：邪夢、AK.Run、はやし、しちみ

(2)展開

邪夢さんのレポート
-神は踊る、されど護符買い止まらず-
開幕2ラウンド目、邪夢がいきなりボージェスピースして始まったラビドです。属性は邪夢が博士やらギアやらの無(実は風)、しちみさんセージ、地？ はやしさんミゴールやラクサスなど、後にボージェスも入っており無地2色、AKさんはばりばりの風。ギアも見えないのでガルーダの予感です。全3色ですが護符としては地風の2択。コラプ、バーブルが見えてるのですが全員で護符を買いだします。アシッドレインでバサルトが流れたり早くも2人目のボージェスが現れたりと、それぞれ勝手にクリを配置&排除していきます。AKさん南土地1つも取れずに悔しがってます。

9R、北エリアのセージ隣にダンピールが投下されました。地の2人にとってかなりイヤです。移動でセージ死亡、このあと終盤までダンピールは地土地を威圧していました。リバイバルの副作用でクリーチャーがほとんど引けないしちみさん、ダンピールに翻弄されるはやしさんを横目にAKさんが南に連鎖を作り伸びていきます。厄介なラクサスをダンピールで倒し、コラプ、ドレインを受けながらも止まりません。タフだ、この人。邪夢もシーフを上げ、トランプルを配置してシェイカー準備を着々と。

20R、邪夢の手によりダンシングドール(以下、神)が降臨します。直後邪夢が護符を全売りし踊る気満々。AKさんがあわててコーンを横に置くもの、ボージェスのおかげで一撃では倒れません。なので特に動く気配なしのコーン。さすが神。それでもそう長くは生きられないだろうからと城や砦に止まるたびに神を踊らせます。最初こそ珍しいエフェクトもあって笑って見てた一同ですが、3度4度と踊るとあまりのウザさ美しさに嫉妬され、後にバインドミストくらうも直後邪夢ピース鬼引き。神はマヒなどもろともしません。終盤にもマヒしますがやっぱりピース鬼引き。しちみさんが切れそうです。

そんな神の踊りで激安の護符が買いまくられます。コラプもらった瞬間4ケタダメージですが 一同気にしてませんか。グラニット投げ捨てられてませんか？ しかしAKさん神の踊りにも耐え4連鎖ケンタウロスを上げ達成に迫ります。そこに邪夢シェイカー。そして神踊り。伸び悩み、地変ももらい護符を買いなおします。もう風護符も1G(価値)です。妨害されまくりのAKさんに隠れて何も飛んでこない邪夢ですが、まわるだけで何もできません。もう1枚あるコラプ引きたいのですがなかなか引けない！ つーかグレアム1枚も来ない！ はやしさんのヘルブレイズがすっごい怖いです。トランプルブーメラン使えないしなあ。けっきょくはやしさんトランプルを素通り、直後グレアム2枚一気引き。ふうぅ。一瞬そちらに目がいってる間、ウェザ＋パーミッションでAKさん7000突破。ここで迷ってたら手遅れになる！ 断腸の思いでリンカネーション。グレアム2枚流しコラプ探すもなし、残りブック2枚、どっちかだ。

そこで、予想外の出来事。

しちみさんがAKさんの手に持ってたコラプをサプレ！！ ああああぁ。「ヤメレー」という言葉が喉まできました。次のターン、邪夢ブック1周…。まあ、これでも押さえられるので代わりに引いた第2の神、プレッシャー発動。レベル5を含む風すら護符価値1ケタです。もうすごい泥試合。ここにきてＡＫさんの奥の手ガルーダ登場！ 当然トランプルが狙われます。はやしさんもヘルブレ保持のままトランプルに肉薄！ そしてダイス直撃！！

…ところが前ターンあのダンピール倒すためにクリーチャー使ってました。ヘルブレ唱えられず。その通行料を使い邪夢最後のシェイカー&コラプ。そしてティラノ上げ。ラントラもして魔力十分、さらにはやしさんがレベル4ティラノに勘違い特攻。予想外の収入を手に驚きつつ最後は護符買ってニンジャ上げ。達成2マス前で終了しました。

(3)コメント

邪夢
　ダンシングドールが神です。

しちみ
　納得いかねェ…全てにおいてｗ

AK.Run
　ラスト、コラプ全部引き受け状態。神(ガルーダ)重くブックの底でどうしようもなし。

はやし
　最初のミスでもうぼろぼろ。

(4)結果

(5)勝利ブック

邪夢さんのコメント
変則のトランプルシェイカーです。風です。トランプルが応援を受けられないもののガルーダがいたので結果オーライでした。コラプはディスビリーフでもいい感じです。でもアシッドレインないとジェイドアイドル怖いですし。微妙かな？ バジやドルールよけにバックラー。アイテムはぎりぎりです。土地上げからトランプルにつなぐトス役がいてもいいかも。カメレオン、スペクターあたりでしょうか。

19b(2004/07/17)

(1)設定

マップ：雪原の炭坑 ラビド(勝利条件8000G)
参加者：メル、zephyr、しちみ、邪夢

(2)展開

しちみさんのレポート
さて、ラビですか…

前回ラクサスでうひひ〜♪な予定が邪夢氏の踊る人形にしてやられた嫌な思ひ出が…

いやいや気をとりなおして、と。なんでも遠征ゲストのメルさんは対人戦経験あまりないとか…ま、元々、誰かさんと違って私ゃあまりえげつない本使いませんけどね。せっかく北海道に来たんですから楽しんで帰って頂きたいトコロ。

さて、試合開始してまもなく波乱の予感…邪夢氏バルダンにカモフラ…本番でトランプルシェイカー決めた彼は余裕ありまくりの模様…

ど〜せ各種アイドルやらバードやらレイスなんぞに化けて痛い目に逢うんだ…多分、いや今俺様が決定(笑 つ〜か、そんな小粋な真似、自分がやりたい…あと気になるのが夜勤明けの自分の超強力な睡魔と、妙に落ち着きのないメル氏の無意味なボタン連打。ふむ、だいぶ浮ついているようだ、ふふふ…

って、いきなりやりやがりましたね、8R。メル→サプレ→邪夢→さて、インフルかメズマか？と思いきゃ、何も選ばず終了。何やっとんねん！

んで、10R、邪夢→ゼファー→サプレ→メズマ…自分だってメズマ入れてるくせして…(笑

ん？いや、そうか、邪夢クン、君もあの汚いカード、メズマライズをサプレするがために己が本に一枚忍ばせておいたのだな？ いやいや流石、絵師は美的感覚がそこらへんのカード使いとは違うのやね♪ 暫定的ながら協力して頑張りませう(^^)

あと、波乱を予感させるのがメル氏の大量破壊兵器…放っておくわけにはいかないので、とりあえずカタスをサプレさしてもらいま♪(21R) あとテンペと虫(スウォーム)があるが、25Rに邪夢氏がサプレ発射！ 盟友(？)邪夢の攻撃でテンペを除去！！…っと思いきゃ、何故か虫をサプる…

…なんでやね〜ん！！

本人いわく、「全体よりエリアを限定できる虫の方が驚異」だそうだが、カタス無き今、ありえねぇ！ テンペのが融通効くってば！

案の定、ブック残り減ってない…(これが邪夢自身の首を締めた)

なんかムカついたので(？)そのRにグース持ってウチのダゴンに遊びにきたSギアにグレアム使ってやりました(^^;

で、その邪夢氏が誇るカモフラバルダンにゼファー氏がターンウォールでスタチュー化… よしチャーンス！ いやいや待て待て、今おいらと邪夢がコラプ連発すりゃメル氏が現金不足に、うひひ♪

と、思ったんだけどぉ

フレアー(しちみ)とゼファー、メルとシェリル(邪夢)って、何気に間違いやすいのよ…

すみません、誤爆しちゃいましたm(__)m

そのおかげで邪夢氏はスタチューをラントラ出来…ある意味、アリか？(笑

邪夢氏は予定とおりメル氏にコラプ撃ちますが…聖堂通過しつつ護符を適量売り、水連鎖を上げ、魔力点滅。

あ〜あ、終わっちゃったよ。な〜にが対人経験無いだ！ ボタン連打して落ち着きなく見せたのも、メズマ選択せず終了したのも、全部油断を誘うための心理作戦ってワケかい…心理学専攻の真骨頂ってワケやな…

あ〜くやしー！

と、思ったんやけど、邪夢氏がアヌビに宇宙人で特攻！しっかりグレアム使って、見事誘拐成功！ もう9回裏同点3ランHRですわ。

(ああ、まだまだ睡魔との戦いは終わらないのか…)

直後、サプっときゃ良かったのにテンペで宇宙人即死…

でも、これ、美味しい…隣の我がシェルクリーパを移動させりゃLv5の水土地ゲーッツ！！ の予定が、HP20のコーンを我が蜥蜴人(リザードマン)に突撃させ、カタスの魔力を確保…間に合いませんって(泣

カタスで大半の領地が無人くんになった後は鬼ダイスが頼り…

何故か逃げ切れましたが、この試合の見せ場は宇宙人に尽きます。

テンペ壊しときゃ勝ってたかも知れないのにね、ごちそさん(笑

当たり前だけど勝った気してませんがね(^^;

ただ、なんつ〜か、3人とも下品なスペル(メズマ)使ってたのが私的ものすごくがっかりですね。何故恥を感じず平気な顔であんなカード使えるのか不思議です。今後は場合によっちゃ勝ち負け度外視して潰しに行きますよ、あい(*_*)b

…んで、ひっそり目立たないよ〜に勝ち狙っちゃる(笑

(3)コメント

しちみ
　誤爆してホントすみません…。

メル
　ミス多し。ステキリーチが…。

邪夢
　ブック名「本日の主役」はリトルグレイでした！ 最高！！

zephyr
　惨敗しなかったのが唯一の救い。ミスが多すぎました。メルさんつええ。

(4)結果

(5)勝利ブック

19c(2004/07/25)

(1)設定

マップ：雪原の炭坑 ラビド(勝利条件8000G)
参加者：はるな、甲野、機械科ボイラーズ、GAS

(2)展開

機械科ボイラーズさんのレポート
　試合前、私は今月号のアフタヌーンを読んでいたのですが、私が「ラブやん」を読もうとしたところでGASさんが「もう始めるぞ」と言い出しやがったので、ラブやんのトビラページを開いたままアフタヌーンを放りだし、仕方なく試合開始。
　視線を落とす度に「ダメなのは社会じゃなくてオマエです。」というトビラのアオリが目に入り、心に刺さります。

　今回私はシンリュウメインの水の走りブック。防御アイテム一切なし。GASさんは地、はるなさんは風、甲野さんは火。色がキレイに4色に分かれました。いかにも簡単には達成しにくそうな環境で、先行き不安です。

　開幕、私はフェイトで北エリア左上の水土地を確保するものの、その後置けるクリをなかなか引けず、手札のシンリュウを持て余し気味。出せるようになってしまえば、お手軽にグースが決められるのですが。ようやくデコイを引いた途端に占い館に止まり、アンダインをドロー。この間私は手札を捨てまくり。
　次ターンダイスを振ると止まったのは甲野さんのＦ・ジャイアント、いい加減手札を処理したかったのでアンダイン＋グースで特攻。300G入手。この資金で護符を41枚購入し、デコイにシンクを打ち込んでシンリュウを城右下の水土地にに召喚。なかなか良い態勢を作れたと思います。

　GASさんは得意のバロメッツグラニピースタイプでしたが、甲野さんとはるなさんのアシッドレインに苦しめられ、思うように手が進まないようです。
　甲野さんは城右上の火土地におもむろにオールドウィロウを配置。手札に防御アイテムはなかったので、すぐにピースをかけるんだろうなと思っていたのですが、なぜかピースを保留し、むざむざはるなさんのマスターモンクに倒されてしまいます。うーむ謎です。あと、ウィロウなのにアシッド入れてるのも謎です。

　私は怒涛のパーミッション3連打で一気に魔力を稼ぎ、護符の枚数を141枚まで伸ばします。シンリュウ最強。あとは適当にシンリュウ上げてりゃ達成だなー、楽勝だなー、早くラブやん読みてぇなーとか脳天気に考えていたのですが、ここで甲野さんがあろうことかサルファバルーンを引いてきます。やってられません。
　しかし他に上げるクリもいなかったので、やむなくシンリュウをレベル4に。あとは周回ボーナスもらってもう1箇所上げれば達成なのですが、防御アイテムなしのシンリュウ頼みなブックのため、どこを上げたらいいのかさっぱりわかりません。
　私は一所懸命考えた結果、ビジョンなら風のはるなさんには落とされないし、地のGASさんは攻撃力低いから大丈夫そうだし、HP50だから甲野さんのサルファにも落とされないだろう、ビジョン上げだな、という誤った決定を下します。

　こうしてビジョンを4に上げて私の総魔力は目標を越えました。手札にはシンクが2枚あるし、シンリュウをサルファに踏まれない限りは大丈夫です。(実際にはビジョンを踏まれてもアウトです。)
　幸い甲野さんは私の土地に止まることはなく、最後は何気に達成間近に迫っていたGASさんのレベル5ストーンウォールに念入りにシンクを打ち込み、このターンは牛歩したものの次ターン無事に城に到着、目標達成。
　アイテムがなかったせいで最後に思わぬ冷や汗をかきました。やはりシンリュウ頼みのブックでは安心感がなくていけませんね。

　そして試合が終わったのでラブやんを読もうとアフタヌーンを手に取ったとき、気のせいか、トビラのアオリが私にはこのように読めました。

「ダメなのはブックじゃなくてオマエです。」

(3)コメント

機械科ボイラーズ
　サルファに踏まれなくて良かった。

GAS
　私の惜敗P返して下さい。かえしてー。かえしてー。

はるな
　武器とパーミがブックの下の方に(泣)

甲野
　踏まない。オールドウィロウが(泣)

(4)結果

(5)勝利ブック

機械科ボイラーズさんのコメント
　ブック名は、フォーサイトでパーミッションを引くタイミングを見ながら進路を決めるというコンセプトから。
　防御アイテムを入れるスロット自体はあるんですが、ラビドだとパーミを引くタイミングが悪いと手札の圧迫がきつくなるので、あまりアイテムを持ち歩きたくないという考えがありました。
　アンチマは、パーミで北エリアを回っていると護符を買いに行きにくく、ドレインで狙われやすくなるので。もちろんコラプ対策というのもあります。
　今にして思うと、ネタ抜きでシンリュウメインのブックというのはかなり珍しいんじゃないかと。

20a(2004/07/11)

(1)設定

マップ：燃える町 クアンゼ(勝利条件9000G)
参加者：邪夢、AK.Run、zephyr、はやし

(2)展開

zephyrのレポート
試合開始直後、互いの手札を見比べて、全員ゲンナリ。なぜなら。AKさんを除く3名が焼きだったからである。今回見学のしちみさん曰く「この卓だけは入りたくない」。私も。自分で焼きやっといて言うのもなんだけど。いや私が悪いんじゃない！ マップが悪いんだ！ あと社会が悪いんだ！(意味不明)

書き忘れていたが、はやしさんが火、残り3名は水である。はやしさんは一人火なので、スウォームで全滅させればよろしい。AKさんはどうやらラントラらしいが、焼き3名なのでよっぽどのことがない限り速攻を決められてしまうことはあるまい。ぎりぎりまで放置の方針。ドレインもがっつり入ってるし。ブックコンセプトから丸被りしている邪夢さんは、途中までは共闘作戦、そしていつ裏切るかがポイント。

この思考を台無しにしたのは私のダイス目であった。13R、早々に5連鎖を作ったAKさんがリコールを引いて城に帰り「ラントラすべく」フェイトをLv5に。…マテ。私、4マス手前に居たりして。賢明なる読者のみなさまはもうどうなったかお分かりかと思う。ダイスはもちろん4。通行料2252Gで、ごくあっさりと枯渇。AKさんは一気に魔力6000G近くまでいき、曲が変わる。なんてことだ。やっぱり社会が悪いんだ！

終わったかと一瞬思ったが、アレさえ引けば。もう祈るしかない。本気で手を合わせ祈る私に苦笑する邪夢さん。カルドラ様、私に光を！ 具体的に言えばドレインマジックを！ この祈りがなんと通じドレマジ鬼引き！ (放っておくと焼かれるため)予定通りラントラを発動していたAKさんから1519G吸って戦線復帰を果たした。土地ゼロだがAKさんも焼かれて土地が無くなっており似たようなものだ。仕切り直して、勝負はここからである。

やはり誰も上げどころがないようで、少し配置数が増えてくるとほとんど土地が無い私と邪夢さんが焼く展開が続く。かろうじてAKさんがLv上げを敢行するものの、死にそうになりラントラするとドレインを喰らい伸びる事ができない。

34R、はやしさんが仕掛けた。カタストロフィを2枚引いたタイミングでマスファンタズムを東エリアへ。この人自分だけ生き残る気だ。それならしゃーない。序盤からずっと持ちっぱなしだったデザートストームを東エリアに発動し牽制する。しかし焼き切れない内に再度マスファンタをドローし土地を安定させたはやしさんは、イフリートをLv5にアップ。ついでピラリスをLv5にアップ。トップに躍り出る。さらに私のデザスト使用を見て、やはり序盤からずっとマスファンタズムを保持していたAKさんも動く。連鎖を整えたところで今度は西エリアにマスファンタズム。メガロドンをLv5にアップ。そしてボジャノーイをLv5にアップ。一転して上げ場の様相を呈してきた。

このときはヤバいと思ったのだが、私のブラスアイドルにまでファンタズム効果が付き、いくら破壊スペルを撃ってもカード引き放題となってしまったのは試合に大きな影響を与えた。ブラスを除去する何かがあれば、このままAKさんかはやしさんが勝つ展開だったろう。AKさんは南エリアにまで手を広げていたので、カタス連発でストップ。常時ブラス配置、3人カタス入りならさすがに止まるわけで。はやしさんはその空地へコンジャラーを飛ばしたが、このコンジャラーは東エリアの火連鎖の一員で、かつファンタズム効果がついていたので微妙な一手だったと思う。

とか思っていたら、再び引いてきましたデザートストーム。東エリアへ。これではやしさんはなんとか止まりそう。そして50Rも迫ったころ、邪夢さんがプレイグドロー。当然西エリアへ。私の連鎖も危ないが、AKさんの連鎖の方がもっと危ない。実際AKさんは一瞬だけシンク引きリーチの形を作りだしており相当危険な状態だったから、ありがたいプレイグだった。ありがとう邪夢さん。邪夢さん最下位なのに散々ドレインで吸ってスイマセン。いつ裏切るかがポイントとか言って、ずっと裏切りっ放しな私。ヒドイ男である。

数え切れないほどのカタストロフィが撃ち込まれ、最終的にAKさん、はやしさん共に連鎖は激減、Lv5土地はそれぞれ1つ残すのみとなった。私はと言うと、なんつうか運が良すぎた。47Rからの行動は「歩いてビジョン配置→リコール使ってビジョンを移動しLv5空地奪取→歩いてコンジャラー配置→リコール使ってコンジャラーを飛ばしLv5空地奪取」と言うものであった。そりゃ勝つわな。自分でも呆れるほどの運の良さであった。棚ボタ最高。

(3)コメント

zephyr
　Lv5踏んだときはどうしようかと思いました。あって良かったドレインマジック。

AK.Run
　カタス7枚、テンペ5枚、最低〜〜。

邪夢
　こんな場やだ(笑) 3位で満足です。

はやし
　焼きばっか、にゃにゃにゃにゃーい(zephyr訳：わからなーい)

(4)結果

(5)勝利ブック

zephyrのコメント
焼きブックとしてはごく標準だと思います。初めて焼きを使うので工夫する余裕はありませんでした。普段から大して工夫してないだろとか突っ込まないそこ！ 兎にも角にも、入れてて良かったデザートストーム。

20b(2004/07/17)

(1)設定

マップ：燃える町 クアンゼ(勝利条件9000G)
参加者：邪夢、しちみ、zephyr、メル

(2)展開

メルさんのレポート
◆マップとブックの形
　研究の結果、クアンゼにおいて有効なブックの形は、火・水のラントラ、ガルーダ、水のテンペ(ダメージスペル枚数は7枚)の3種類であり、ガルーダとテンペは同系統のブックが被れば強いが、そうでない場合はラントラが強い。また、ラントラが被った場合は、ガルーダ被りやテンペ被りと互角である。ガルーダは、テンペに弱い。従って、基本的には、ラントラ本が優秀であると考えました。水と火の比較をすると、水はガルーダに強いがテンペに弱く、火はテンペに強いがガルーダに弱い。
　今回は、テンペ耐性を重視して、火のラントラを採用しました。テンペ対策としてはイフリート、コンジャラー、マスファンタ、ガルーダ対策としてジェイド(遅延防止＋ガルーダの機能時間を遅くする)、デコイ、火被り対策としてデコイ、サラマンダー、クイサンを採用しました。

◆採用された戦略(プレイ順)
　邪夢：無・風・土を焼くスペル(エレメンタルレイジ＋スウォーム)を少量入れた火ブック
　しちみ：土を少量入れた風ブック。ウィッチやウィンドインプを採用。ガルーダは、1枚。
　ゼファー：ガルーダ(被り対策として、スプライト、ナイキー、焼き対策としてクレイ)
　メル：火ラントラ(ジェイド入り)

◆試合の内容
　序盤は、邪夢さんと私が東エリアに火の連鎖を作り、順調に資産を伸ばします。しちみさんは、配置は順調ですが、マナブーストが十分でなく、伸びは今一つ。ゼファーさんは、クリーチャーが引けず、出遅れます。邪夢さんと私の比較ですが、私は連鎖数(5連鎖)と現魔力において優勢であり、邪夢さんはランプロ付きの土地数を所有する点において優勢でした。ただし、ジェイドが設置されていたため、ランプロによるアドバンテージはそれほど大きくありません。
　私は周回によって得た魔力を東エリアのサラマンダーにつぎ込み、Lv4にします。その直後、しちみさんがその土地を踏みます。これで楽になったと思った矢先に、しちみさんがアシッドレイン＋メテオでサラマンダーをLv1にします。そして、ゼファーさんからはドレインを食らいます。これらの妨害により、減速を余儀なくされます。ガルーダが強くなる前に上がれるか心配です。

　そうこうしている間に、東エリアは邪夢さんと私のLv4が乱立し、南・西エリアはゼファーさんとしちみさんが風クリーチャーを配置していきます。中盤の焦点は、東エリアの覇権争いと、ゼファーさんのガルーダの動向にあったと思います。まず、ゼファーさんのガルーダが邪夢さんのLv4のバアルを落とし、邪夢さんが不利になります。邪夢さんは、逆転を狙い、Lv4のロードをウィロウに交換し、ゼファーさんと私を嵌めにきます。しかし、私の手札にはピラリス、グレアム、ＨＷＸがあり、ウィロウは次のラウンドで確実に落ちます。従って、この交換は、明らかにミスだと思います。案の定、このウィロウはゼファーさんを1回嵌めただけで落とされます。これにより、東エリアは私が有利になります。

　終盤の焦点は、ゼファーさんのガルーダが攻めてくる前に上がれるかにありました。私は、落とされそうな土地のトランスを繰り返し、ゼファーさんが通り過ぎた土地やガルーダが倒せないデコイを増資します。トランス直後に、しちみさんがウィンドインプを配置し、テレグノーシスを使用してきた時には悶絶しましたが(-1400)、趨勢にはそれほど影響がなかったように思います。残り数ラウンドの時点で、上がりの形を作ることができ、達成することができました。

　勝因は、ダイス運に恵まれたことと、邪夢さんのウィロウ交換、そしてゼファーさんが中盤でチャリオットを捨てたことにあると思います。特に、チャリオットが温存されていれば、東エリアは壊滅していた可能性が高かったと思います。また、ゼファーさんのブックにリコールやクイサンが採用されていたら、高額地の奪取可能性が高くなっていたと思います。 最後に、ブックの感想を少し。今回の対戦において素晴らしいと感じた発想は、ゼファーさんのガルーダ＋クレイ、面白いなと思った発想は邪夢さんのエレメンタルレイジ＋スウォームでした。

(3)コメント

メル
　勝てて良かったです。ジェイドは役に立ちませんでした。

zephyr
　終盤は引けば！はイロイロありましたが、引けず。

しちみ
　某セプターへ…君の代わりにレイオブロウ撃ったよｗ
　ウィンドインプ1402はまあまあ気持ちよかったね…。

邪夢
　強制的に同盟にされた感アリです。

(4)結果

(5)勝利ブック

20c(2004/07/25)

(1)設定

マップ：燃える町 クアンゼ(勝利条件9000G)
参加者：機械科ボイラーズ、はるな、甲野、GAS

(2)展開

GASさんのレポート
7月1日
　　　　　スズメの雛を拾ってきた。四羽。卵から孵ったばかりなのか
　　　　　目も開いていないのに鳴いて餌を欲しがっている。
　　　　　小学生の頃、巣立ちに失敗したスズメを拾ってきたが
　　　　　死なせてしまったことがある。
　　　　　今度は無事育ててあげたい。
7月10日
　　　　　とうとう一羽だけになってしまった。
　　　　　名前をつけてあげたかったがやめることにする。
　　　　　別れのときつらいから。
　　　　　怖い。とても。その時がくるのが。
―――――――――では語ろうか。

　燃える町クアンゼ。ここで戦いに敗れ、愛に生きることにしたセプターを一組我々は知っている。
　広いマップに速い周回、高い目標魔力とくればラントラ現金(水)しかねぇと臨んでみたら、アレ！？ 私だけでしたか。ボイラーズ師(こう書くとホメイニ師みたいでおかしいな)はブック名『PTSD』いわゆるトラウマって事は風ガルーダで例の「クソゲー事件」再現ということですか。(下記注参照) 甲野君は水。はるちゃんは火。この二人は本戦前に対戦して調整しているみたいなので最終的にはお互い右と左で走るブックになった模様。なるほど甲野君は育てたドルールで侵略。はるちゃんは先制クリーチャーでそれを潰すってシナリオみたいだ。結果走る三人。置いてけぼりボイラーズという形になった。
　序盤。風クリーチャーを思うように配置できないボイラーズ師(もう固定)に追打ちをかけるようにはるちゃんのピラリスが襲いかかる。はやくもST+50を得たピラリスの前ではベールゼブブも血肉の詰まった革袋同然だ。
「水相手なんだからピラリス入れんなよぉ〜」
とボイラーズ師が嘆いていたが、前節の帰り道に自分で
「クアンゼはガルーダとリコールが強いんだ。間違いない」
と言っていたのをお忘れか。ピラリスはこれを聞いていたはるちゃんの風対策だったんだと思う。多分。ともかくこれでボイラーズ師は最下位をひた走ることになる。
　北と西エリアで小競り合いを続ける私と甲野君を尻目にはるちゃんは東エリアに7連鎖を完成させ独走態勢に入る。が魔力の収入源がマナと周回しか無い為全体的にはスローペース。さらにボイラーズ師のアースシェイカーがそれに拍車をかける。
　私は甲野君と西エリアの土地を分けあい、なんとかアンダイン達が安定してきたが
「リコール強いマップならグラニット入るよなぁ。でも自分のブックに入る所ないから他の人に任せちゃえ」
とドレイン対策をまったくしていない為グースやラントラで作った魔力を『チューチュー』吸い取られ放題。
　16R　ボイラーズ　151G　私、2位なんですけど
　19R　甲野　　　　169G　私、2位なんですけど
　21R　ボイラーズ　378G　まぁ1位になっちゃったからね

　24R、甲野君が乱心。することがなかった為か、私のアンダインにアマゾンで移動侵略。完全に能力を忘れている様子。
「いいのかなぁ」
と思いつつも、相手のグース対策に入れておいたパイエティコインを使用し支援効果もあり、易々と水護符を手に入れることができた。他の2名から大ブーイング。落ち込む甲野君。
　後の歴史家はこの事件を『20-C 甲野クアンゼで変』と名付けた。この後さらに『21-C 甲野北へでも変』に至る訳だがこの話はまたの機会にしよう。さらにドレインで取られ続ける私。
　27R　はるな　　　197G　1位の人からだから仕方ないよね
　34R　ボイラーズ　533G　ふざけんな
　46R　ボイラーズ　309G　イイ加減にしろ
といった感じで残り5R。ヨセに入り1位のはるちゃん、2位の私との勝負になりそうだ。8500G程で競り合っていたところ、ついにST90まで伸ばしたガルーダがはるちゃんのLv4拠点をひとつ落とす。これで大敗を免れた最下位のボイラーズ師。私は最後に所持魔力を投入し10000Gオーバーで試合終了。
　勝つには勝ったがドレインで取られすぎ。マジで拠点二つ造れるっつーの。中には相手の手札が見えておらずメズマライズで自分のドレインを使われたのも有り泣くに泣けない状況でした。
　反省。
『謳え諸人よ！饗宴の刻は来れり!』
―――――――――わーい勝った、勝ったぁ！！

7月26日
　　　　　すっかり目があき、羽毛もはえ揃ってきた。
　　　　　手の平に乗り餌を食べる姿を見るとつい顔がほころんでしまう。
　　　　　そろそろ名前をつけてあげようか。
　　　　　んー。そうだなぁ――――――――――――――――――――――――

(注) この第1回北海道版宇宙一リーグのルール決定にあたり試験的に行われた、65R制限で行われたクアンゼでの試合のこと。機械科ボイラーズさんがゴールドアイドル入りの風ガルーダブック、ハーミットさんがパーミッションで南エリア制圧狙いの風ガルーダブック、私がパウダーイーターブックで、ガルーダ最強。風クリーチャーの数を数えるまでもなく、無効化さえなければ何でも倒せると言うヤなゲームに。一人水ブックのしちみさんは途方に暮れていた。

(3)コメント

GAS
　私ひとりがはるなさんを止められない状態で自分のことで精一杯でした。でも本当は甲野……ゲフンゲフン。

はるな
　炎の錬金術士は雨の日は無能だね！

甲野
　俺のミスです。生まれてきてごめんなさい！

機械科ボイラーズ
　風がピラリス相手だときついのは計算外。最後にLv4落としてなんとか惨敗回避。

(4)結果

(5)勝利ブック

21a(2004/07/11)

(1)設定

マップ：北へ(勝利条件6000G)
参加者：zephyr、AK.Run、はやし、しちみ

(2)展開

zephyrのレポート
誰もしゃべらない。奇妙な沈黙である。この試合はギャラリーの邪夢さんは、何やら必死に堪えている様子。対戦者のAK.Runさん、しちみさん、はやしさんも、ウンともスンとも言わない。いや「スン」って言われても困るけど。今書いて気付いたがこのメンバー、北海道版宇宙一リーグで最も試合中にしゃべる3人である。勝手にAKさんを北海道版レギュラーに組み込んでしまったが。話を戻そう。そう、この3名が揃って口をつぐむ、そんな出来事が起こったのであった。

それは28R、総魔力4000Gを超えたAKさんにそろそろ上がりが見えてきたところだった。しかし、半現金輸送ブックのはやしさんと完全現金輸送の私はアースシェイカー持ち。どっちが止める？と言う微妙な駆け引きが行われる…はずだったのだが。突然の出来事だった。はやしさんが、シェイカー発動。一瞬叫びそうになるのをなんとか堪えた。なぜなら。しちみさんによってジェイドアイドルが配置されていたから。さらに驚いたことに。はやしさんはターンウォールを持っていたのだ。

当然、土地レベルは1つも下がらない。はやしさんは、○ボタンを連打している。「効果がなかった」「効果がなかった」「効果がなかった」…。土地レベルが下がっていないことをちゃんと確認しているのだろうか。いや、気付いてるよな…。場の雰囲気おかしいし。しちみさんとAKさんはしゃべるどころか体もピクリとも動かしていない。こんな大事件が起きれば、いつもは何か言うはずなのだ。しゃべると自分に都合が悪いときは何も言わないのですな君たち。まったくもう。私ははやしさんの表情を窺ってみた。ポーカーフェイスだ。はやしさんがターンウォールをジェイドに撃ってくれないと、AKさんが止まらない恐れがあるのだ。私の手札にはメズマライズ。迷う。猛烈に迷う。はやしさん、いくらなんでも気付いてるよな？ よな？ よね？ ……うーんポーカーフェイス！ 分からなーい！

散々迷った末、私は安全策を取った。はやしさんのターンウォールを奪い、ジェイドをスタチュー化、さらにシェイカーを撃ってAKさんを止める。手札も魔力も消耗しまくり。ぶっちゃけありえない。なんだこの大仕事。最終的にはなんとか押し切れたのでこれで良かった…のかしらん。

試合が終わってしばらくして。私の結論はこうだ。
「はやしさんの空シェイカーは作戦である」
自らシェイカーを失い、私が撃たざるを得ない状況を作る。さらにジェイドに気付かない振りをして、私にメズマ、シェイカー、生贄2枚、400Gを消費させようと言うのであろう。はやしさん、恐ろしい男である。最後まで生き残って私に魔力を提供し続けた2体目のバロメッツが早めに無力化されていたら。しちみさんが設置した城マイン(-1381G)を踏むのがもう少し遅かったら(なんとなく、自分が踏むのは確定と言う気がする。何故だろ？)。はやしさんがもう少し我慢して現金輸送に徹していたら。AKさんがうさぎコンボを見落とさず、はやしさんの高額地を落としていたら。しちみさんのウィッチ、ラマが私に来て、早めにアンチマジックを消されていたら。勝負の行方は分からなかったと思う。もしかしたら、はやしさんの空シェイカーが神の一手となっていたかもしれない。

(3)コメント

zephyr
　マイン喰らったときはどうなることかと思いました。

しちみ
　グラビをサプレされたのが痛かった。とりあえずマイン少〜し決まったのが唯一良かった。現金強いMAPですか、現金本使いは反省しやがれ！ 少しは違うことしなさい。

はやし
　どっちつかずになって失敗。

AK.Run
　知らん〜知らん、バロメッツ知らん。アマゾン×4のつもりだったけど…。

(4)結果

(5)勝利ブック

zephyrのコメント
けっこうリスクが高そうで迷ったんですが、現金輸送で行ってみました。アシッドレイン対策のグロースボディがおしゃれポイント。

21b(2004/07/17)

(1)設定

マップ：北へ(勝利条件6000G)
参加者：しちみ、zephyr、メル、邪夢

(2)展開

メルさんのレポート
◆マップとブックの形
　私は、北へのマップデータを以前に誤って消去してしまっており、このマップについて十分に研究することができませんでした。そこで、ライズドさんの「北へ論」などを参考にしつつ、思考実験を行い、有効なブックの形を模索しました。
　その結果、現金輸送ブック、現金輸送対策をした普通のブック、半滅型(ダメージスペル5枚)の水ブックが有効であるように思えました。現金輸送対策には、シャラザード、グラビティ、ドレイン、ジャッジなどが考えられますが、シャラザード＋ドレインが特に優秀なようです。増幅の手段ですが、他の標準的なマップと異なり、どのブックにもマナとドレインは4枚、現金輸送以外のブックにはスパルトイが3、4枚入りそうです。移動系は、グラビティ対策と高額地避けに、合計で4〜6枚程度あれば十分だと結論付けました。
　戦略間の比較ですが、現金輸送は対策されなければ強いが、されると機能しない。現金輸送対策をした普通のブックは特に弱点はなく、現金輸送に強い。半滅型は現金輸送にやや弱く、普通のブックに強い。このマップにおいて現金輸送が強いことは周知のようなので、対策ブックがいる可能性は高いと考え、現金輸送ブックの採用を棄却しました。普通のブックと半滅型の比較ですが、基本的には、半滅型が優秀ですが、ダメージスペルがサプレされやすい環境では半滅型は機能しません。本日の1戦目のラビドにおいて、ダメージスペルがサプレされる場面が多いように思えました。このことから、半滅型は機能しないことが予測されます。今回は普通の火ブック(シャラザード入り)を採用しました。

◆採用された戦略(プレイ順)
　しちみ：アマゾン入りの水ブック。グラビティ、スカージ、マインなどの妨害を多用。
　ゼファー：シャラザード入りの無属性ブック。ウサギコンボを採用。
　メル：シャラザード入りの普通の火ブック。
　邪夢：アマゾンを入れた火ブック。グラビティ、マインなどの妨害要素あり。

◆レポート
　序盤は、サプレのオンパレードでした。まず、しちみさんが邪夢さんに対してサプレをかけます。邪夢さんの手札にはヒーバルとメズマがあったのですが、しちみさんはメズマを消します。この手は、個人的に疑問。しちみさん以外は火被りであることから、ここはヒーバル消しの一手だと思うのですが。
　次に、邪夢さんがフォーサイトを使用し、スパルトイを引きます。そして、私の番が回ってきます。手札は、クリーチャー3枚、ドレイン1枚、サプレ1枚。場には、一見、シンク等の消したいカードはないように思えます。素直にダイスを振ろうかと思った矢先に、ある考えが浮かびました。それは、スパルトイを消すという一手です。「北へ」では、スパルトイを使用しない限り、周回とクリーチャー配置を両立することは困難です。スパルトイを消した場合、周回が優先され、配置は余力があった時に行われます。従って、配置で有利に立ちやすいのは、マナブーストに優れるブックであるといえます。
　邪夢さんとしちみさんは、妨害が多めであり、マナブーストは強くなさそう。ゼファーさんは、2周しない内にマナを3枚引いており、今後の加速は期待できません。更に、ボージェスを採用していることから、土地を安定させるためにピースを採用している可能性が高い、即ち、ピースの使用に余分なマナを消費しそうです。その点、私は妨害が最小で、マナを1枚も引いておらず、Lv1の攻防に強いクリーチャーを採用しています。以上より、いち早く現魔力を伸ばし、配置に専念できるのは、私であると考えられます。不安を覚えつつも、スパルトイを消すことにしました。
　その後、邪夢さんが私のドレインをサプレします。これにより、現魔力のリードが覆しづらくなります。

　サプレ合戦が終わり、クリーチャー戦に移行します。南エリアはしちみさんとゼファーさんがやや有利で、北エリアはガラガラ。現魔力の伸びは、私がリード。この魔力のリードを生かして、北エリアの配置数を徐々に増やします。この後、しちみさんが南エリアのリザードマンをLv4に上げ、私を当てにきます。しかし、手札にはパイロとヒーバルがあり、リザードマンを踏んでも倒すことができます。地変を打ち込み、ダイスを振ると、その土地に止まることができました。これにより、私は南エリアにLv4とLv4の2連鎖、北エリアに3連鎖を保有することになり、現金と土地の両方で優位に立ちます。現在の総魔力は、3000。その直後に周回をして、3000オーバー。そろそろ、上がりが見えてきます。
　上がりのプランは、2通り。1つは、南エリアのガスクラウドをLv5にした後、トランスし、北エリアで火の土地を1つ以上ゲットし、レベルを上げる(少なくともLv5とLv4は必要)という最速型。最短5ターンで上がれそうですが、リスキィです。何故なら、このガスクラウドはゼファーさんのウサギ＋リングで落ちるからです。もう1つのプランは、Lv4のガスクラウドをシャラザードに変えるとともにギアを手札に保持することによって、安全性を上げてから、トランスするという安定型。迷いましたが、速攻型を選択しました。
根拠は、以下の5つ。
1.ウサギ侵略は、グレアムか聖杯を引けば防ぐことができたが、これらを引く確率は2/12くらいだった。
2.ウサギ侵略前に、他セプターの領地を踏み、トランスできる可能性があった。
3.他のセプターの手札や場にアマゾンが複数あり、アマゾン侵略を受けるか、アマゾンに侵略して負ければ、トランスできる可能性があった。
4.ゼファーさんがブック一周を目前に控えており、一周後にドレイン、マナを引かれたら厄介だった。
5.安定型は、手間がかかる。
これらを総合的に判断すると、最速型も安定型も大差がないように思えました。それなら、速く上がれる方が良いのではと考えました。今から考えると、微妙ですが。
さて、その後の展開ですが、ゼファーさんは周回を後回しにして、Lv5のガスクラウドを踏もうとします。怖すぎです。ただダイス運に恵まれず、中々踏むことができません。少ししてから、私はグレアムを引くことができ、ウサギ侵略を未然に防ぐことができました。

　この後、私は北エリアの連鎖を4、5と順調に増やします(最終的には、6連鎖)。そして、邪夢さんが私のギアにアマゾン侵略を行い、Lv5ガスクラウドのトランスをアシスト。トランスにより得た魔力で、北エリアにLv5とLv4を作り、リーチとします。この少し前から、ゼファーさんはファインドを駆使し、ブックを一周させ、キーカードを引こうとしますが、クリーチャーしか引くことができません。引き悪し。この後、特に妨害もないまま、ゴールすることができました。

　勝負の決め手になったのは、しちみさんのサプレでしょう。もしヒーバルが消されていたら、しちみさんのLv4リザードマンは落とされなかっただけでなく、私が北エリアで6連鎖を作ることもなかったと思います。もう1つは、邪夢さんのアマゾン侵略だと思います。これにより、達成が1〜数ラウンド早くなりました。
　私の打った手についてですが、今から考えると、最速型を選ばずに、安定型を選んだ方が良かったような気がしています。何故なら、ゼファーさんに踏まれる可能性は低くなく、もし踏まれていたら、ゼファーさんが勝っていたからです。そもそも、ゼファーさんの手札にサキュバスリングが見えた時点(ちなみに序盤)で、シャラザードを優先的に配置し、増資する場所もシャラザードにしておけば、ウサギ侵略は怖くなかったはずです。先読みする力が全然足りていないなと反省。

(3)コメント

メル
　かなり運に助けられました。

しちみ
　序盤に上げる土地ミスったのがデカイわ…。もっとマインを！！！

zephyr
　はやしさんのようには踏めず。

邪夢
　ヒーバルとグレアムでミス。巻物引けず、落とせませんでした。

(4)結果

(5)勝利ブック

21c(2004/07/25)

(1)設定

マップ：北へ(勝利条件6000G)
参加者：はるな、甲野、機械科ボイラーズ、GAS

(2)展開

機械科ボイラーズさんのレポート
試合開始前に行われた会話
「やりたくねー」
「なんていうか、カルドを壊してるよね」
「誰だよこんなマップ考えたの」

　とまあこんな感じで、マップ制作者に対する支持率0%という逆風の中、試合開始。
　私は、ドレイン、スカージ、グラビティ、アシッドレイン、シャラザード、そしてマインと、徹底的に現金輸送対策を施した火単ブック。
　周りのブックを見渡すと、GASさんとはるなさんも火、甲野さんはシーボンズ主体(つーか、クリボンズだけ？)の水でしたが、私以外の人の手札にも、なんだかやたらとグラビティやスカージが見られます。現金輸送車1人もいないのに。全員激しく空回ってます。

　序盤、甲野さんが南エリアに水2連鎖を作ってボンズをレベル4に上げますが、私はすかさずアシッドレイン。コンジャラーでバ＝アルを横付けし、次ターンリコール鬼引き移動侵略でまんまとレベル4を奪取。
　転送円外側の土地にマイン付きドモビーも設置済みで、快調にトップを走ります。
　失意の余りか、甲野さんはグラビティ＋スカージをやりたいがためだけにグラビティを使用。しかし、このときGASさんがはるなさんのレベル4キメラの1歩手前にいたのは見えていなかったようです。
　動転したGASさんは救いを求めて私にメズマを撃ちますが、私が所持していたスペルはグラビティとマインのみ。仕方なくマインをメズマし、キメラに振り込むGASさん。面白過ぎます。

　試合は私優勢で中盤へ。はるなさんはレベル1シャラザードをオールドウィロウに交換。ホリグレ持ち。GASさんはこのウィロウをすぐさまギアで殴りに行きます。はるなさんはホリグレ使用。GASさんお仕事ご苦労様です。
　しかしはるなさんはノーアイテムのままそのウィロウをレベル4に。GASさんにはウィロウを倒せるアイテムはなく、ここで転送円を踏めなければ折り返しでウィロウにハマってしまいます。やはりあのギア殴りは頑張り過ぎでしたな。
　というわけでGASさんは危機的状況でしたが、今度は冷静にピースをメズマし、踏みを回避。
　この後、はるなさんはウィロウをケットシーに交換しますが、2回引いてきたグレアムを2回ともGASさんの移動侵略で浪費してしまい、その間フュージョンを手札に抱えて傍観していた私が、たまたま直踏みダイスを出してケットシーを落とします。いやあ、GASさんお仕事ご苦労様です。

　これで私が目標魔力を越えたので甲野さんのシンクが飛んできますが、ケットシーを落とす前から達成寸前だった私の魔力は目標を下回ることはなく、そのまま目標達成。
　まあ、展開的に楽な試合でした。自分の考えたマップで勝てて一安心です。

(3)コメント

機械科ボイラーズ
　まあホームゲームですから。

GAS
　またしても甲…ゲフンゲフン。

はるな
　グレアムなくなった。アイテム引かね〜。

甲野
　山にこもります。3日3晩神に祈り技術の向上を。

(4)結果

(5)勝利ブック

機械科ボイラーズさんのコメント
現金輸送車対策に力を入れたブックです。転送円の両脇をコンジャラーで確保してグラビティでハメるのが基本戦略です。マインは、転送円の外側にドモビーやケットシーを置いた直後に 使ってピース代わりにします。現金対策は十分だと思いますが、ドレインサプレされたときなんかは転送円や城の上にマインでもいいですね。

順位表(第7節終了時点)

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