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関東版宇宙一リーグ 第1節


01a(2001/04/21)
松岡氏のレポート

(1)設定
マップ:城塞都市ロカ(勝利条件6000G)
参加者:松岡、マサ・オサダ、ケム、とちろー

関東版宇宙一リーグ開幕戦a卓。風来人3名とカルドチャンピオン。おおなんと開幕戦にふさわしいフレッシュでナイスヤングな顔ぶれに悶絶死。松岡、自分で作ったアミダの罠に嵌ってます。

こんな時、福岡の たにだ氏なら「えっマサさんって日本一のセプターなんですか知りませんでした初心者ですがよろしくお願いします」 とか言って催眠モードに入るでしょう。世代交TAI氏ならおもむろに梅ヶ枝餅を取り出し「どうぞお食べください。捨てたらホームルームで説教」 と無理やり相手に取り入っておくでしょうし、NO.001氏ならカードダスを披露して相手の心に間隙をつくるに違いありません。

が、これといって技の無い村人レベル2。こんな相手に素で戦って勝つわけないので、とりあえずケム氏を4位に封じ込めて3位確定0ポイントゲット計画を決意。 全国大会の折、トトカルドのマサ氏宛てに「いかにケム氏が優勝候補として有力か」長々とメールした私であるゆえ、1回戦で惨敗しやがったケム氏には言いたいことがたくさんあります。とりあえず「あなたが最下位で、私が3位です」とケム氏を指差しておきました。ビシっと。

語句解説
村人
(むらびと)
 カルドセプト界における職業クラスのひとつで、ここでは松岡を指す。福岡の魔王「会社員M」を倒してレベル2になったが、村人の分際で魔王を倒してしまったため、呪いでこれ以上レベルが上がらなくなった。ちなみに大魔王「ルマー」は未だ健在。勇者求ム。

(以下敬称略)

(2)展開
松岡 風火無属性クリーチャー 「アップヒーバル」入り
マサ 水無属性クリーチャー 「シンク」入り
ケム 無属性クリーチャー
とちろー 風地属性クリーチャー 「ウェザリング」入り

主な重クリーチャーは、マサ「ダゴン」、とちろー「ジーニー」、松岡「ビステア」。攻撃要員はマサ「リリス」「カリブディス」、とちろー「ナイト」「サンダービーク」、松岡「ニンジャ」「デコイ」。 ケムは「リトルグレイ」「バルダンダース」「アンバーモス」など不確定要素満載のクリーチャー陣を「ファルコンソード」「カムフラージュ」で攻守にバックアップする構え。

水地形が欲しいマサと火地形が欲しい松岡に対し、とちろーとケムは序盤から早めの妨害戦闘を仕掛けます。マサは早めにリリスをレベル3とし、松岡は風へシフトして「ミルメコレオ」をレベル3に。 とちろーは風地形に「マミー」仮置き、同じく風地形の「グレムリン」をレベル4に上げる積極策。ケムのリトルグレイ横付けに対し、返り討ち狙いでグレムリンをジーニーに交換しました。 一発勝負ですが、果たしてケムは誘拐成功。その後マサの土地に止まり、無駄戦闘で手持ち魔力をマイナスにすると、レベル4リトルグレイを魔力還元して片付けます。

手持ち魔力が潤ったところで、ケムは周回回復タイミングを計りつつテンペスト発動。とちろー「サンダービーク」、松岡「デコイ」「ドラゴンフライ」は消滅。軒並み消えた火地形にかろうじて残った松岡のレベル3「ソン=ギョウジャ」の隣では、ケムの「ミスティエッグ」が舌なめずりをして待ってます。 ケムが「グレムリンアムル」をドローすると、松岡は「テレキネシス」でミスティエッグを遠ざけ、その後ソン=ギョウジャをミルメコレオに交換して事なきを得ました。

地地形は とちろーの狙い目でしたが、土地はレベル1のまま とちろー・ケム・マサ三つ巴の小競り合いが続いて形勢定まらず。最終的にはマサがダゴンを配置してシンクしましたが、そのダゴンに突っ込んで行ったケム「バルダンダース」は、いったい何に変身して勝つつもりだったのでしょうか? 報酬を支払わせる狙いかもしれませんが、マサの手札に「パイエティコイン」があることは覚えておいて欲しかったです。もちろんバル君は死にました。

とまぁいろいろあって、20ラウンド終了時の魔力は以下のとおり。

松岡 マサ ケム とちろー
3101 2736 1214 1329
松岡は目標魔力まで3000Gのところから早めの勝負に出ました。城へあと3マス残し、2連鎖風レベル4ミルメコレオを5にアップ。通りかかったケムから1920Gを奪い、次ラウンドで「オムニポーテント」を引けばボーナス込みで終了というサドンデス構想であります。 レベルアップで手持ち魔力は31Gしか残らないため、ここまで牽制に持ち続けた「ホーリーグレイル」「グレムリンアムル」は使えませんが、ケムの手札を見てほぼ大丈夫と踏み切ったのです。 達成額まで遠い間合い、しかも確率的に細い線。目の前にいきなり高額地が出現したケムの立場からはともかくとしても、クリティカルな警戒はされないだろう、と期待感を募らせる松岡。

しかし、マサは通してくれませんでした。マップをしばらく見渡すと、松岡の2連鎖の片割れであるレベル3「ナイトメア」にシンク。すると次のケムのターン、ダイス5は水レベル3ナイトメアにピタリ。素のニンジャがこれを陥落させました。 「ナイスコンビ打ち(笑)」とほくそえむマサ。先の先を読む危険察知能力。このチャンピオンセプターに「どうせ」とか「まさか」という言葉は無いのでしょう。きっと風来人としても一流の腕を発揮できる人に違いありません。

カルドラ様はこのプレーがお気に召されたようです。マサが24ラウンドにリリスレベル4>5、25ラウンドにダゴンレベル1>4と一気に仕掛けるや否や、とちろーが2連鎖水レベル5リリスに止まってしまい、マサが目標魔力に到達します。

この場面、とちろーの手札には「カオスパニック」がありましたが、あと一歩のところで砦を通過しておらず、勝負を賭けたダイスは1〜4のどれでも良い局面で最悪の5。拠点が定まらないながらも手持ち魔力を蓄え、反撃へ転じる姿勢を見せていた とちろーにとって、これが致命的なダメージとなりました。 ただ、総魔力1919Gで1920Gの支払いは枯渇ですけど、すぐさま領地コマンドで手前の2連鎖水レベル1ナイトをレベル4まで上げ、ナチュラルトランスで枯渇回避するあたりは、さすが手馴れたベテランの捌きでした。

マサ レベル4ダゴンへの松岡のアップヒーバルで一旦スコア点滅が消えると、城上のマサは「レイクリープ+カリブディス」でケムの水レベル3ニンジャを落とし、再達成しつつ城へ2マスという手を考えます。 が、カリブディスがHP20となった後のケムのテンペスト系ドローを警戒したのでしょうか、「ホーリーワードX」使用で確実にボーナスも入る周回コースを取り、空いた水地形にカリブディスを配置します。6193Gで再び魔力到達。

さらに駄目押しで、今回マサのオプションと化しているケムがマサの火レベル4ダゴンに止まり、480G支払い。マサの首位はより強固になり、ケムは最下位が見えてきました。とちろーはダイス5で城まであと2マスとし、次ラウンドでボーナスが入れば3位浮上です。松岡は最終局面に備えて「リンカネーション」して砦上へ。

27ラウンド、マサはホーリーワードXをナイスドロー。これで手札は再びホーリーワードX、レイクリープ、ハウント。「いい引きだ。城に帰れば勝ちだが、とちろーの手にカオスパニックがある。どうやったら確実に城へ辿り着けるだろうか?」多くのセプターがそう考える局面ですね。

ホーリーワードX使用なら砦を通過した上であと2マスのリーチ状態を作れるし、とちろーがカオスパニックを使ってもレイクリープでケム水レベル3ニンジャに飛んで城まであと2マスです。 レイクリープ使用なら砦は通過できないけれど、とちろーのカオスパニックを無効化しつつ次ラウンドのホーリーワードXで城に帰れます。トチローにハウントすれば、ホーリーワードXとレイクリープの両方を残したままカオスパニックを無効化でき、砦も通過できます。

しかし、マサ・オサダの一手は「松岡にハウント」。ダイス目は砦を通過し、城まで10マス。とちろーのカオスパニックがなければホーリーワードXで城に届く位置です。

そしてケム。ダイス目が6ならばマサの高額地1920Gに突っ込み、枯渇。宇宙一リーグでは、ただの4位なら-1ポイントですが、枯渇4位は-2ポイントになります。ホーリーワード1を自分にかければ枯渇は逃れられる。以前より福岡のリーグ戦に参加し、リーグルールと勝ち点の重みを熟知するケムは悩みに悩みました。そして、

「とちろーにホーリーワード1」。

とちろーのボーナスを阻止し、3位確保に出たのです。一瞬何が起こったのか分からないでいる とちろー。そしてケムは5/6の勝負に勝ち、とちろーは「テレポート」「リコール」「マジックダイス」等を引けず、城一歩手前でストップ。

28ラウンド、開かれた松岡の手札とドローは、「デコイ」「ニンジャ」「フュージョン」「ヘイスト」「リバイバル」「リンカネーション」「オムニポーテント」。 走る衝撃。ダイス4の「ニンジャ+フュージョン」でマサの水レベル5リリスが落ちる!後の手札も素晴らしく、絶好の勝ち抜け態勢。 ハウント中の松岡が7枚の手札から「ニンジャ」を捨てます。!?........まだまだ!「デコイ+フュージョン」でOKです。出ろダイス4!



ハウント野郎は「ヘイスト」を使いやがりました。




マサ・オサダの つよさお みせつけられた きが しました




(3)コメント
マサ・オサダ
 最終ラウンドまでリリス安泰。ダゴン&コイン最高!ハウント最高!

ケム
 バルダン最弱!

松岡
 終了直前27ラウンド、ボーナス直前の4位とちろーさんにホーリーワード1。宇宙一リーグの戦いを知り尽くした「イヤなベテランの味」をKENJIさんに見せ付けられた思いです(笑)

とちろー
 このメンツかい!竜はどこ? なぜホーリーワード1を私に? 不思議ですねェ。

(4)結果

城塞都市ロカ 28ラウンド
順位 セプター 魔力 枯渇
1 マサ・オサダ 7087  
2 松岡 3491  
3 ケム 750  
4 とちろー 209  


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01b(2001/04/21)

(1)設定
マップ:城塞都市ロカ(勝利条件6000G)
参加者:ゆう、N.フライト、きゃらか、TARE

(2)展開
近日掲載予定

(3)コメント
TARE
 N.フライトさんをいぢめたのが勝因だと思います。こっからです・・・

きゃらか
 とりあえずミスは減った。アンシーン取れてたのが気がつかなかった。だめじゃん。

ゆう
 いつものごとく使ってはいけない場面でアイテムを使ってしまい、こういったミスをなくさないと勝利はむずかしいです。ですがいろいろなカードの使い方がわかって良かったです。

N.フライト
 前半走りすぎてライフフォース撃たれて終わりやん !

(4)結果

城塞都市ロカ 32ラウンド
順位 セプター 魔力 枯渇
1 TARE 6835   
2 きゃらか 6966   
3 ゆう 4726   
4 N.フライト 1957   


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01c(2001/04/21)


(1)設定
マップ:城塞都市ロカ(勝利条件6000G)
参加者:フィラ、けんた、でんちう、FOX'

(2)展開(参加メンバーの敬省略)
今回の注目はなんといっても九州の若きホープ、FOX'。本家主催者のあの松岡氏も「FOX'さんは強い。」と太鼓判を押しているだけに、そのプレイングが気になるところ。第2回公式大会のセミファイナリストは今回関東勢を相手にどんな戦いを見せてくれるのか、否応にも期待が高まります。あらら、初手からいきなりリンカネーションが2枚かぶっています。ついてませんねぇ。リンカネーション後にはジャッジメントが!うわーぉ。危険がいっぱいです。

火属性においたケットシーのレベルを積極的にあげてしかけていく けんた。同じく火属性に置いたウーズをその後を追うようにあげるフィラ。序盤から飛ばす2人に対しFOX'は、けんたの魔力をドレインマジックで吸い、シャッターでフィラのリンカネーションを壊す。そしてでんちうの風属性に配置したミルメコレオをスチームギアの横移動でドラゴンフライに変える。

着実に連鎖を築くけんた。リープ系を駆使し、なんと開始から6ラウンドで火属性の3連鎖をつくる。フィラは火属性のレベル2ウーズをミューテーションで強化。拠点候補のできあがり。毒消しの為にレベルをあげた土地から横移動するも、次のターンでその空き地に止まるという幸運で、2連鎖に。でんちうは風属性の土地1つと水属性の2連鎖を所有。序盤に風の土地を上げるも、連鎖が思うように決まらず、レベル上げを風属性から水属性に乗りかえる。

10ターン、フィラのリンカネーション後の札にはオールドウィロウが。フィラはすでに火属性の土地を2つ所有しており召喚可能。場に緊張が走る。けんたがフィラのウーズを直踏みし、スペクター+マジックベルトでHPを削れば、FOX'は水属性に置いたクレリックを回収し、フィラのレベル3ウーズを狙う。

けんた、フィラの積極的なレベル上げにより、中盤、火属性は高レベルの危険地帯に。16ラウンド、魔力不足に悩むフィラはレベル3の2連鎖の土地の片方をランドトランスにて手放す。次のターンから、FOX'とフィラの攻防が展開される。その空き地にFOX'はクレリックを配置。一転し拠点を奪われる危機にたたされるフィラ。19ターン、20ターンのクレリックの連続移動攻撃でついに拠点は陥落するが、やられているばかりではなく、FOX'のボージェスはフィラのスチームギアに潰される。

2人の攻防の間に、でんちう、けんたは着実に魔力を伸ばし、1位、2位を争う。グレムリン+フュージョンのコンボを手札にしのばせるでんちうと、確実に連鎖をランドプロテクトで固めていく けんた。FOX'がフィラから奪った土地を素のグレムリンで奪うことによりでんちうがTOPに踊りでるも、でんちうはけんたのレベル3ミルメコレオに止まり振りこんでしまう。フライ、ホーリーワードX、マウンテンリープ等豊富な移動系スペルを巧みに駆使し、他人の高額地を避けていく けんた。でんちう、フィラの連続振りこみにより、けんたは急速に加速し、一気に勝利に近づく。29ラウンド、周回後けんたは、火属性のレベル上げにより目標魔力到達。勝負は最後の攻防へ。

30ラウンド、けんたの手札にはリンカネーション。移動系の豊富にいれている けんたならば、回せば必ず移動系スペルが来るであろう。勝負は後2〜3ターン。侵略アイテムを手札に蓄えていたでんちうであったが、残りのラウンドでミルメコレオは倒せないと判断、レベル3グレムリンを地形変化し着実に2位をキープ。

FOXの手札にはリトルグレイ。直踏みでレベル3ミルメコレオに侵略。けんたの手札にはバックラー。防御されるも、この戦闘でバックラーを使用したことにより、けんたの防御アイテムは0に。FOX'の魔力はまだ344G。まだ、その目は諦めていない。私の脳裏に、第2公式大会でのセミファイナルでの、FOX’の神懸りてきな、あの『裏切り』が蘇る。カルドラ様は今度こそ完全にFOX'に微笑むのか?

31ラウンド、けんたのリンカネーション。けんたはFOX'のレベル1スチームギアを踏む。・・・・ここで勝敗は決まった。けんたの手札にはホーリーワードX、そしてビステア。ここで けんたの侵略によりFOX'は土地と350Gを奪われ、残りGは14。リトルグレイを召喚できなくなった。前にはでんちうレベル4グレムリン、けんたレベル4ミルメコレオが並んでおり絶体絶命。

気合のダイスで城を通過するもFOX'が止まったのはフィラのレベル5ミルメコレオ。リトルグレイで果敢にアタックするも、フィラはホーリーグレイルでがっちり防御。ここで九州のホープ、リーグ初の枯渇となる。

32ラウンド、すでに目標魔力に到達しているけんたはホーリーワードXで城へ。堅いクリーチャーでの連鎖と豊富な移動系スペルが勝利へのキーとなった。

(3)コメント
けんた
 高額な土地を踏まないように頑張りました。色変えられたらヤバかった。。ポイント フライ&ホーリーワードX

でんちう
 高額な土地を素のグレムリンで取れてラッキーでした。トータル的に可もなく、不可もなく。

フィラ
 前半戦は、ウーズ3Lv拠点を作りつつ、手札にオールドウィロウ。しかしクレリックに即死させられたのが痛かった。終わりごろに、ミルメコレオ5Lvが作動したにもかかわらず、ボージェス無しのリトルグレイでペガサスにつっこんでしまい、撃沈。 

FOX'
 ミス多発。ボケ魔人でした。ボージェスがキーでした。もっと笑わせたかったけど、どうでしょう?

(4)結果

城塞都市ロカ 32ラウンド
順位 セプター 魔力 枯渇
1 けんた  7469   
2 でんちう 5992   
3 フィラ 4678   
4 FOX' 480  枯 

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01d(2001/04/22)


(1)設定
マップ:城塞都市ロカ(勝利条件6000G)
参加者:羽場愛理、ゼネス、きせ、きくぞう

(2)展開
近日掲載予定

(3)コメント
きくぞう
 ゼネスとのコンビ打ち炸裂!!この中にゼネスに負けた奴がいるぞー!!

きせ
 ランドプロテクト入れてなかったので、テレキネシスで落とされたのが痛かった。

羽場愛理
 きくぞうにお城でライフォ2回、カオスパニック4〜5回食らいました。お腹いっぱい。もう堪忍してください。(TдT) 

(4)結果

城塞都市ロカ 33ラウンド
順位 セプター 魔力 枯渇
1 きくぞう 6256   
2 ゼネス 2029   
3 きせ 1693   
4 羽場愛理 1494   


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01e(2001/04/22)
マネーダ氏のレポート


(1)設定
マップ:城塞都市ロカ(勝利条件6000G)
参加者:マネーダ、ぐれむりむ、外鴨なきく、ほむらみかど

(2)展開
各人のブック構成は以下の通り。(以下敬称略)

マネーダ
ガーゴイル・ミルメコ主力の地属性ブック。
攻撃手段はオルメク(ミルメコ)+ジェム、アンサモン、バジリスク。

ぐれむりむ
アンダイン・リリス・アイスウォール等の水ブック。
攻撃手段はグレムリン+ヘルブレイズ・マサムネ、アンダイン+チェンジソルブ等。

外鴨なきく
アンダイン・ミルメコ等の水ブック。攻撃手段はフュージョン、テレイア等。

ほむらみかど
リリス・シーモンク・ディープスポーン等の水ブック。ケルピー、そしてダゴン入り。

私は今回が対外戦初試合。当然全員初顔合わせ。しかも心の師匠と仰ぐ松岡さんが後ろでウロウロしている。そして初の録画試合。異様な緊張感の中、ゲームがスタートする。

この緊張は当然予想されたため、私は被りを恐れず得意の地属性ブック。使い慣れないブックで惨敗を喫しては先が思いやられる。ドリア−ド・ミルメコレオで地属性を押さえ、ガーゴイル・オルメクヘッドで守りきる。移動系を大量に仕込んであるため、これでも何とかなるか?

序盤からみんなの手札にアンダインがぞろぞろ。ふー、ホーリーブライトやテンペは無さそうだな。てゆーか3人水でもろ被り?これはラッキー!!

各人テレポートやヘイストで周回しつつクリーチャ−をばらまくが、やはり私以外は少ない水土地の確保に苦労している模様。特に外鴨なきくはクリーチャ−の引きが悪く大変そうだ。

6ラウンド目、ぐれむりむが最初の手札からずっと被っていたスワップスペルを私に使用。ミルメコ+ライフジェム×2を持っていかれる。数少ない侵略手段が−!!代わりに手に入ったのがリリス・ホーリーグレイル・スワップスペル。取り返そうにもミルメコレオは即置きされて、ライフジェム×2だけもらってもしょうがない。とりあえずガーゴイル移動攻撃でミルメコレオはトンボにする。

序盤から中盤にかけて、みんながなぜか私のレベル2マミー(2連鎖)に止まりまくる。ちょっとずつだけどけっこうおいしい。外鴨なきくにアンダイン+フュージョンで攻められるも、もらったホーリーグレイルで防御。

10ラウンド目、外鴨なきくのリンカネーション後の手札を目を皿のようにして見ていると・・・
ミルメコレオ・オムニポーテント・テレイア・リコール!!
お、おいしすぎる。当然、即スワップスペル。アンサモンが渡ったけど今のところ特に問題なさそうだ・・・と思ったら地味に稼いでいたレベル2マミーをアンサモンされる。さすがに楽はさせてくれんということか。隣地のリリスでリカバーしたが連鎖が減ってしまった。

中盤、レベル3の土地が林立し始め、周回がつらくなる今日この頃。
楽に連鎖が作れ、周回も若干早く、オムニポーテントの護符もある私がリード。2位は水土地で、少し優位なぐれむりむ。続いて外鴨なきく。シンク・地形変化と連鎖作成にコストの掛かったほむらみかどが出遅れている。

まずはほむらみかど。ぐれむりむのレベル1アイスウォールをシーモンク+マジックベルトで落とし、3連鎖。これでぐれむりむは連鎖なしに。ほむらみかどはまだシンクを持っている。これは伸びてきそうだ。要注意!

と思ったら次は私。外鴨なきくのレベル3アンダインをミルメコ+テレイアで奪う。即ワイルドグロース(3連鎖)。これでみんなの関心も減るだろう。一石二鳥じゃ。しかし逆テレイアはおっかない。テレイア入りのときに水・地属性はまずいのか?

この時点で私は2位に約1500G差つけたトップ。そのうえさらにオムニポーテントを引く。好調すぎるな、おい。さらにこの時点で2位に浮上していたほむらみかどが私のレベル3ミルメコレオを踏む。うーむ、デバサイですねぇ(出場所最高の略)。

その後、私はぐれむりむのレベル3アンダインを踏むも、ここへの打ち込みならさして悪くあるまい。手持ち魔力も十分。バジリスクを登場させたかったが、マサムネで殺されるため不可。ちょっと残念。ぐれむりむはほむらみかどのレベル3リリスにカリブディス+武器でアタック。ほむらみかどの手札は4枚。だが武器がマサムネだったため、フュージョンで返り討ち。やっぱ使えねーよ、マサムネ。素直にクレイモアかオーディンランスにしておけば。

その後リコールを重ねた私は、リコールで帰ってマミー地形変化。ダイス振ってガーゴイルをレベル4にアップで王手。他の人の妨害スペルドローはリコールのみ。ぐれむりむのグレムリン+ヘルブレイズも拠点がガーゴイル・ミルメコレオ・オルメクでは手出しできない。ほむらみかどもケルピーを引いていたが、配置される前に達成することができた。正にラッキーな勝利。うれしいです!!

ドリア−ドを1枚も引けなかったが(3枚入り)、属性が被らなかった上、アンサモン等もほとんどこなかったため特に必要なし。リンカネーションも一枚も引けなかったが(4枚入り)、スワップスペルでもらったカード・渡したカード含めてドローが良すぎたためこれも特に必要なし(手札が少なくてちょっと苦しかったけど)。

ライフフォース・カオスパニックといった妨害系スペルを入れていた人がいなかったのも勝因。特にライフフォースは属性違いで走っている自分に来ていた可能性は高く、侵略手段に乏しい私は周回に苦労していただろう。やっぱライフフォースは重要だなー。

(3)コメント
マネーダ
 地属性かぶるかと思ったけど、かぶらず。ラッキーでした。

ほむらみかど
 前日に編集したブックにもかかわらず、なかなか善戦したと思います。ケルピーの足止めをやりたかったのですよ、それにしても水ブックかぶりすぎです。 

ぐれむりむ
 水が見事に3人かぶりましたとさ。ケルピー引きませんでした。使い慣れていないときついですねぇ。 

外鴨なきく
 最後に浮きに目がくらんで、パーミッションを打って負けた自分を許せません。

(4)結果

城塞都市ロカ 22ラウンド
順位 セプター 魔力 枯渇 違反
1 マネーダ 6395     
2 ほむらみかど 2913     
3 ぐれむりむ 2385     
4 外鴨なきく 2341    B

外鴨なきく氏はゲーム4位(-1PT)でしたがブック違反のため4位(-2PT)になりました。
※9ラウンドにリンカネーション使用で『テレイア』『オムニポーテント』をドロー。15ラウンドに2枚目の『テレイア』
をドロー。この間にリバイバルの使用はなく、ブックも1周していません。18ラウンドにリバイバルをドローするも
19ラウンドで捨てる。20ラウンド目に2枚目の『オムニポーテント』をドロー。

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01f(2001/04/22)
NOB氏のレポート


(1)設定
マップ:城塞都市ロカ(勝利条件6000G)
参加者:SR、NOB、世代交TAI、エセプターまさきち

(2)展開
・私のブックは、地属性&火属性がメイン。

・序盤、緊張のせいか、「ドリアード」を水土地に置き忘れた。
地属性の土地は競合しつつもまだまだ空いていたし、手札のクリーチャーも余っていたので、勿体なかった。

・序盤、まだ空き地だった城の左隣がウェザリングされる。なぜ?
…そぉかぁ、「プレーンリープ」で周回しやすくするためなのかぁ。

・序盤、「リコール」で城に戻った後、「アポーツ」を使用。
他セプター全員の周回をうまく妨害することができた。

・中盤、城まであと1マスというところで、リコールされる。
1周回分まるまる損をした。差し引きゼロ?

・中盤、エセプターまさきち氏が「リンカネーション」を使用し、「ライフフォース」を引く。
SR氏は「カオスパニック」を2枚も持っているので、1位の私に使われるとまずい。使用したかった「マミー」「パーミッション」等の有効なカードと引き替えに、仕方なく私は「スワップスペル」でライフフォースを奪う。

・2位のまさきち氏は、周回した次のラウンドにプレーンリープを使用。
スワップスペルで渡したパーミッションを使われると、肉薄されてしまう。即座にライフフォースを使用し、まさきち氏の周回を妨害。これならすぐに解除できるし、恨みも少ない…かな? まさきち氏の手札には、「テレポート」もあったし…

・終盤、SR氏はドリアードを駆使して、私の地属性連鎖を狙う。
状況は確か以下の通り。

       バンク ドリア ドリア 山賊  ドリア マミー
 城 …略… 火LV1  地LV1  地LV1  地LV2  地LV1  地LV2  砦
       [NOB]  [SR]  [NOB]  [NOB]  [NOB]  [NOB]
※間違っているかもしれません。あしからず。
SR氏の手札は、「スチームギア」「ドリアード」。私の手札は「スペクター」。

その1:
SR氏はドリアードを移動。援護にはドリアードを使ってスチームギアを温存、地LV1を奪われる。まぁ、援護にスペクター使っていたら守れたが、使う気にはなれないよなぁ…その後私は、「バンディクート」を移動し、連鎖数を戻す。

その2:
次のターンで砦に止まったSR氏はドリアードを移動。援護にスチームギアを使い、地LV2を奪われる。私の手札にも直前にスチームギアが来たが、バンディットでは守れない…

その3:
すぐ後に、私のダイス目は奪われたばかりの地LV2へ。スチームギアで奪い返す。ふぅ、何と運の良いことか…

・最後、砦の隣のマミーをレベル5に上げて魔力達成。リコールで勝利。

・あれ? そういえば、地属性は3人が競合していたはずなのに、
意外とあっさり連鎖を築けたなぁ…思い返してみると、バンディットの両隣って、ずっと空き地だったっけ。他セプターは、魔力を削られるのを避けて配置しなかったんだ、多分。

(3)コメント
NOB
 ふぅ。とても緊張しました。

世代交TAI
 バルダンダースにデコイが侵略してきたらダゴンに変身したぞ。(松岡さんの予言的中)

エセプターまさきち
 コインさえとられていなければ・・・やはり、コイン主体で行くべきでした・・・

SR
 2おき 1ばく 1ジバク

(4)結果

城塞都市ロカ 29ラウンド
順位 セプター 魔力 枯渇
1 NOB 7547   
2 世代交TAI  5422   
3 えせぷたーまさきち 4443   
4 SR  1011   


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