**** 美少女ゲー購入基礎講座 ****

松岡さんがそう書いているので「ギャルゲー」でもなく「萌えゲー」でもなく「美少女ゲー」と記述していますが、心底恥ずかしいです。カラオケで「負けないで」をフルコーラス熱唱するのと同じくらい恥ずかしいのです。なんとかなりませんか。

2002/05/15(Wed)
ついに来ましたよ、悪魔の招待状が。いや、ちょっと違いましたね。「悪魔の招待状」はFCのアドベンチャーゲームでした。発売元はケムコだそうです…とどうでも良い話題で行数を稼いでいる場合ではありません。来たのは松岡さんからのメール。お題がとうとう決定したとの事です。その美少女ゲーとは？


（心の中でドラムロールを鳴らしてください）


　F&Cの「水月」です！

盛り上げたは良いものの、当然ながら知りません。ゲームサイトを回ったりすると、時々掲示板などで一言美少女ゲー情報などが入ってきたりして、私も名前をおぼろげながら知っているタイトルやらメーカやらがあったりするのですが、今回はどちらも全然分かりません。「スイゲツ」と読むとのことです。今、ネットに接続中なので検索してみようかと思いましたが、どうせ購入する事は決まっているので、お楽しみとしておきましょう。

いや決してとても楽しみにしていると言うわけではなく！　ないんですよぅ。

これは陰謀なんですよ。現在私が全力で26日の第７回旭川 CRA オフ対戦会（主催：機械科ボイラーズさん）に臨もうとしていることは、はっきりCBW掲示板で言ったはずです。が、しかし。

松岡さん　wrote:
なお、ボイラーズ氏からはこの企画に関してご協力いただける旨のご意向を取り付けております。

この時期にこの企画をぶつけてくると言うのは、私を骨抜きにして実力を発揮させないようにと言う作戦なのではないでしょうか。ひょっとしてボイラーズさんは私を恐れているのでは？ 　いや、きっとそうに違いありません！！（反論禁止）

2002/05/16(Thu)
MyPCのマシンパワーでお題のゲームが出来るかどうか、HDはどのくらい空ければ良いのか、そもそもどこで売っているのかを確かめに行こうと思っていましたが、ボウリングの約束があったのを忘れていました。そのあと呑み会になだれこんだためもう今日は書く気力がありません。おはり。

追伸：F&Cが何の略なのかを考えていると仕事が手につきません。

2002/05/17(Fri)
今日は残業で帰ったのが22:30でありもちろん「水月」探索に行けるはずもなく日記を書く気力も残っていません。おはり。
としても良かったのですが、書く事はあるので続けます。前日の日記でさりげなくネタを振っておいたつもりだったのですが、さすがに分かりにくかったでしょうか。「水月」購入日をほぼ日曜に決めた今、F&Cの正体について論じる機会はもうないのですよ。『「ファナティック＆コンジャラー」と言う夢のコンボではないでしょうか』と言う書き込みは８割方あるだろうと考えていましたが、期待は裏切られました。しかしまんまと騙された奴がいましたそこに彼が立ち上がりました。そう、高橋UFY（バル大校長）です。

高橋UFY　wrote:
「F&C」は「フル＆チン」であり男の夢。

いきなり下ネタです。立ち上がり方を間違っています。どう男の夢なのかよく分かりません。むしろ女の夢と言えるのではないでしょうか。見果てぬ夢です。カッコイイですね。でもこれが正解ではないと思います。書いた本人も間違いに気付いたらしく、

高橋UFY　wrote:
そうではなくて「フリート＆コマンダー」であってアスキーの海戦ゲーム。

これは懐かしいです。確かちょっとした模型がおまけでついてきて、それを盤に並べることでボードゲームっぽさを味わえたような気がします。いや記憶違いかもしれません。単に模型を自分で買ってきて気分を味わおうと言う企画が雑誌でやっていたのを見ただけの可能性もあります。確か必本でした。これまた懐かしいですね。今やゲームアナリストとして各雑誌で鋭い分析を披露している平林氏がヒラ坊と言う名でライターとして活躍していたり、ついこの間までファミ通に「おとなのしくみ」を連載していた鈴木みそがチャッキリみそと言う名でファミテニを攻略したりしてましたね。そうそう、後に「邪聖剣ネクロマンサー」を作ったターミネーター辻も居ました。投稿ページもファミコン中期くらいまではファミコン通信よりも面白かったですよね。…同意を求めても無駄ですか。
　話を戻します。「フリート＆コマンダー」だと＆が入るのがどうなんでしょう。元から＆が入っている「ナッツ＆ミルク」、「バツ＆テリー」などに失礼に当たるのではないでしょうか。＆を気にしないのなら「ファミリー＆コンピュータ」と言う王道路線もありますし。

高橋UFY　wrote:
もしくは「フォーク＆チョップスティックス」であってスパゲティの食べ方。

そうきますか。私はこれを推しておきます。
「フィッシュ＆チップス」であってイギリスの ジャンク フード。

密かに伊集院リスナを増やしにかかってみたり。それにしても今日は日記を書く気力もなかったはずなのですが…。それに水月から離れすぎですね。明日はちゃんと水月がどんなゲームなのかを想像していきましょう。ではまた。

2002/05/18(Sat)
早くも書くのが面倒になってます。頑張るんだ私。ええと、今日は「果たして水月はどんなゲームか」でしたね。さっそく考えていきましょう。私が「水月」と言う名を読んで最初に感じた印象は「風流」です。夜の小川です。サラサラと流れる水。空には月一つ。こおろぎの鳴き声が聞こえたり。さらにはふくろう（クロックアウル）がホー。そんなイメージが浮かびました。さて風流と言えば？　そう俳句です。

松岡さんが調査を重ねて決定してくださったタイトルです。萌え要素はもちろん、システム面でも画期的なものを搭載したゲームに違いありません。恐らくその新システムとは「俳句自動評価システム」でしょう。なんと自分で作った俳句をコンピュータが判定してくれるのです。キーボードもPCなら最初からありますから、俳句の入力も簡単です。きっと女の子によって俳句の評価基準が違ったりするのでしょう。主人公を俳句の先生にするか生徒にするか難しいですが（既に舞台は俳句教室に決定しています）、やはり生徒でしょうね。良い俳句をガシガシ作って女の子に好かれましょう。もしかしたらインターネットランキングがあるかもしれませんね。女の子別にお気に入り俳句ベスト100が公開されているわけです。俳句は奥が深く、終わりなどありませんから、一生遊べる美少女ゲーです。きっとこんなゲームに違いありません。

すごくやりたくなってきました。

2002/05/19(Sun)
今日はソフトを入手しました。12時に高橋UFYとヨドバシカメラ前で待ち合わせ。ここでとっておきの情報。ヨドバシカメラってカメラ店なのに、家電やゲームも買えるんですよ。知ってましたか？
UFYとは無事合流。勇んでパソゲー売場へ向かいます。新AIBOの頭の上の変な突起は生物としてどうかとか、盗難防止のブザーが鳴ったのを目撃した話などをしているうちに到着しました。さすがヨドバシです。18禁ゲーも品揃えがかなり豊富です。メーカ別にソフトが並んでおり、F&Cも発見。略は「フェアリーテイル＆カクテルソフト」と判明しました。予想通りでしたね（どこが）。２つのブランドが統合されてそういった名前になったらしいです。
さて問題の水月ですが、見つかりません。UFYはパッケージもチェック済みということでしたが、彼の目にも水月は見当たりませんでした。これはアウトっぽいです。新作と言う事もありますし、売り切れでしょうか。UFYは店員に訊いてみろと言うのですが、もうこの売場に居るだけでいっぱいいっぱいの私には尋ねる余裕はありません。恥ずかしさからか、なんかとっても息苦しいのですが。空気が薄いんじゃないでしょうか。訊いてみる決心がつかずオロオロするばかりの私と、勝手にソフトを物色しているUFY。結局、他の店をとりあえずチェックすると言う結論になりました。

次に向かったのはすぐ隣にあるベスト電気。ここは人が少なかったです。流行ってません。18禁ソフト置いてませんし。少し寂しくなりました。

さらに探しに行きます。今度はビックカメラ。ここで再びとっておき情報です。これはUFYに教えてもらったのですが、ビックカメラのビック（BIC）は「（B）べったら漬け、（I）いずしの類いの（C）珍味」の略なんだそうです。秘密ですよ。
上りエレベータと下りエレベータを間違えつつ、パソゲー売場へ。…ありません。品揃え自体が少ないです。こう見ていくとやはりヨドバシはすごいです。仕方がないのですぐ上のナムコ直営（？）ゲーセン、PLABO（うろ覚え）でちょっと遊ぶことにしました。もちろん上りエレベータと下りエレベータを間違えつつ到着。ゲーセンにおいては、私はUFYのプレイを見ている役です。人がゲームやっているのをみるのがなんとなく好きです。今日も彼は「唯一あったビーマニシリーズ、コンプリートミックス（古すぎます）を喜んでプレイ」「太鼓の達人で譜面分岐に悶絶」「わにわにパニックで123ポイントを叩き出し、１ポイント差に泣いたものの本日の２位に輝く」などのプレイを見せてくれました。わにわにパニックの記録については私たち二人で議論し以下の結論を出しました。毎日朝に店員が恐ろしいスコアを出し、誰にもトップを取らせないようにしておりその店員の仕事は毎日それだけらしいです。

ここで昼食休憩。長いので明日に続きます。日記じゃないですけど。

2002/05/21(Tue)
昨日は体調不良により日記を休みました。すみませぬ。それにしても腹痛いわ頭痛いわ。ＨＰがじりじり下がってました。いつの間に みの仙人に襲われたのでしょう（シレンジャーの方も見てるかな〜と思って書いてみました。これからも織り交ぜていく方針です）。

さて日曜日の出来事、後半です。昼食で私は天丼を食べました。UFYは私が海老天を最後に残すのを見て馬鹿にしましたが、残す方がどう考えても多数派ですよ。オーディエンスに頼るまでもありません。作戦会議の結果、ヨドバシに戻って水月があるのかどうかを訊ね、それでもなければ注文するか、北区の中古店を目指そうと言う事になりました。

ヨドバシ再び。勢い込んでパソゲー売場へ参ります。店員はきっと「またきやがった」と思っているでしょうが、知ったことではありません。もう一度よく探してみますが当然ながらありません。

ゼファー「もうちょっとちゃんと探そう」
高橋UFY「いや無いって。店員に訊けって。俺が見とどけるから」

まだ決心がついてません私。UFYはさっき来たときと同じ美少女ゲーを手にとっています。それ４回目くらいだぞ。そんなに気になるんかい。彼には私を助ける気はないようです。なぜにそこまで律儀に立会人を務めますか。仕方がないので訊きます。訊きますよ。訊くしかないですよね。…（10分経過）…。よし。作業を終えたらしく、折りたたみはしごを抱えレジ側へ帰ろうとしている男性店員にアタック（ちょっと違う）です。

ゼファー「あの、すみません。スイゲツと言うゲームありますか？」
店員「ないです」

ものすごくあっさり言い切られました。つうかケツ喰われました。頑張ったのに！　「勇気を出して初めての告白」だったのに！　酷いですよ！　もう私には注文しようと言う気力がありませんでした。取り寄せるべきと言うUFYの意見を受け入れず、私たちは知っている限りのゲーム中古店をまわることにしました。

まずは北８条くらいの「R's」。ありませんでした。新作だしなぁ。

次は北20条くらいの「Be倶楽部」。ここはファミコンソフトが充実しています。ロボットやら赤青の３Ｄメガネ（真ん中にスクウェアのロゴ！）なんかが置いてあります。しかし水月はありません。店頭デモでキングコング２を３分ほどプレイして立ち去りました。

次。北24条のゲーセン。既に水月を探す気が失せています。ここでもUFYが音ゲーをハシゴしました。

地下鉄に乗ってさらに北へ（←ハドソンの）。もう私の家がすぐ側です。ここの中古ゲーム店に全てをかけました。結果、なんとソフトをゲット！　ゲーセンもセットであったので、少し遊んで私の家へ戻りました。３軒もゲーセン行っていたんですね。やりすぎです。

さて、さっそくプレイしてみましょう。果たしてどのくらい萌えることができるのでしょうか。楽しみ楽しみ。
１面の雑魚敵がいきなり強いです。自分の向いている方向への攻撃がパンチで、後ろ方向へは蹴りなので後ろ向きのほうがリーチが長いのが納得いきません。やりにくーい。あっさり全滅です。UFYのアドバイスに従ってジャンプキックを使い始め、やっと１面のボス、りきまで辿り着きましたが私の腕ではここまでです。次にUFYが昔を思い出しながら、と言った感じで３面（だったかな？）までプレイ。スケバンが強いです。それにしても全然萌えませんね。チェーンを振り回してくる女に萌えるわけがないじゃないですか。私にどこか問題があるのでしょうか。うーん……。

あ。


ゲットしたのは「熱血硬派くにおくん」でした。

クレーンゲームでファミコンソフトが手に入るなんて言ったらやらずにはいられませんて。

2002/05/22(Wed)
現在どうやって水月を入手すれば良いか検討中です。松岡さんからのメールには

パソゲーショップで

zephyr 「水月(スイゲツ)の限定版ありますか?」
店員 「いやぁ、予約分しかないですねぇ」
zephyr 「そこを何とか！」 ＜この台詞が肝

というやり取りを行い、相手がどういうリアクションをするか
試してみて欲しいところです個人的には。

などと言う勝手なことが書いてありましたが、とんでもありません。出来ませんよそんなこと。そもそも前々からの予定ではソフトは予約をきちんとして買うことになっていたはずであり、こんな台詞を吐く必要など無かったはずです。言うなればこれは作品の選定に時間をかけ過ぎた松岡さんの責任であります。私が日曜一日を潰して歩き回り、体調まで崩したのですよ。水月を買えなかったことに対し慰めの言葉の一つや二つあっても良いはずです。そうなんですよ！　みんな敵だよまったく！

失礼しました。アツくなってしまいました。話を変えましょう。

今日はきちんとネタを振っておきたいと思います。彼（彼女）に名前をつけてあげてください。



なんだか分からない方（大部分か）のために説明しておくと、こいつはワンダーボーグと言いまして、ワンダースワンで行動をプログラミングできる甲虫型ロボットです。ちなみに今挙がっている名前はこちら。

ドミカン（高橋UFY推薦）
由来：たまたま見たキャプテン翼で出てきたチーム「ドミンゴ」の監督。略してドミ監。

タイガービートルとフレイムウィビル関係は無しでお願いします。しばらくは彼（彼女）に萌えていきたいと思いますので、良い名前を考えてあげてくださいね。

2002/05/23(Thu)
掲示板にたくさんの名前案が投稿されていますが、一つに決めるのはなかなか難しいです。どちらかと言うとまったく意味の無い名前の方が良いです。そうすると逆に考え辛いですね。私もけっこう考えたのですが、思い浮かびません。とりあえずもう少し募集してみることにしましょう。皆さんよろしくお願いします。松岡さん、機械科ボイラーズさんは考える義務があります。

今日もまったく今日の出来事とは関係ない話をしていきたいと思います。ちょっと真面目に。水月は恐らく世間で言う「シミュレーションゲーム」と言うものだと思われます。つうか美少女ゲーの大部分はそうでしょう。しかし私はこの「シミュレーションゲーム」と言う言葉が嫌いなんです。さてなぜでしょう。答えは二つ。

…毎日ネタを振らなければと言う強迫観念に駆られます。病気でしょうか。

2002/05/26(Sun)
またもや２日休んでしまいました。しかし今回は仕方がないのです。
どうしても月曜日までに 精製しないといけない物質 があって…
すみません嘘です。これはハーミットさんが第７回旭川 CRA オフ対戦会に参加できない理由でした。CRA掲示板への書き込みがあまりに面白かったため使ってしまいました。いや、面白かった書き込みはこうして記録に残しておくべきなんですよ。本人は狙って書いたわけではなさそうですが、可笑しいです。こんな断り方は初めて聞きました。今後どうしても約束を断らなくてはならないときに私にも使わせていただきたいのですが、構いませんか？＞ハーミットさん

こんなことを書いている場合ではありません。本当の理由を書かねば。金曜日に会社の新人歓迎会があり、呑み→カラオケ→ボウリング→ラーメンのフルコースで帰宅は午前３時。朦朧とした頭でPCの前に座る所までは行ったのですが、日記を書く気力は残っていませんでした。そして土曜日は、先ほど話に出た、旭川CRAオフ対戦会に参加するため旭川に向かっていて、日記は書けませんでした。どうも申し訳ありません。これから頑張りますのでー。

オフ対戦会の結果は３戦して３、１、３着でした。今までの私なら「これが全て３人対戦だったことは秘密です」とか書くところですが、連敗が17で止まったので良いのです。２回ラスを引こうが、ブックにネタが無いと言われようが、対戦後にやったボードゲーム、カードゲームで負かされようが、いっこうに気にしていません。他人のミスでも勝ちは勝ちです。カルド万歳！　いえー！

さて旭川からは今さっき（23時過ぎ）帰ってきたばかりです。色々と話を振っておきながら申し訳ありませんが、今日も寝なくてはなりませんので、ボーグの命名、シミュレーションについての話は後日とさせていただきます。ご了承ください。

よく考えるとどちらの話題も趣旨とずれていることに気付きました。困りましたね…あっ、そうそう、旭川でも水月は入手できませんでした。一番書かないといけないことでした。忘れるところでした。危ない危ない。

2002/05/27(Mon)
今日は参りました。会社に財布を忘れ、昼休みに自宅（会社から20分）に取りに行こうとしたところ、鍵を会社に忘れて家に入れませんでした。もちろん自宅前まで行って気付いたんですよ。ダメすぎです。

うーぬ。上の出来事はいかにも「日記っぽい」と思い、勇んで書き始めたのですが、文章にしてみるとまるで面白くありませんね。うーん困りました。自宅前の階段を上がる途中に鍵を忘れた事に気付き愕然としている私をなんとか想像してみてください。ちょっとは面白くなったでしょうか。ああ自信無し。

あきらめてシミュレーションの話題に入りましょう。理由その１は皆さんの予想通り「シミュレーションと言う言葉は間違いやすいから」でした。少し補足しておくと、言い間違うだけでなく、書き間違えてしまう所にこの言葉の凶悪さがあると私は思います。「手術」も「新春シャンソンショー」も言い間違いやすいですが、書くときは間違えませんから。そんな訳で、以後SLGと書き表すことにします。これで一安心です。ところでケムリさんの回答

舌にまとわりつくネバネバ感があるため

そして高橋UFYがメールで送ってきた回答

昔女の子に「シミュレーションゲームって10回言ってみろ」と言って殴られたことがあるから

この二つは正解と解釈して良いのでしょうか。良くないですか。「答えは二つ」のフレーズに対し間違った方向に反応して100人にききましたネタを書き込んだ破壊的セプターさんも含め、とりあえず「馬鹿じゃねーの」と言っておきます。

もう一つの理由はかなりマジメです。まず注意してもらいたいのは、私は「シミュレーションゲーム」と言う言葉が嫌いなのであってSLG自体が嫌いなのではないと言うことです。ダビスタは大好きです。ファミコンウォーズも大好きです。ときメモや光栄の戦国時代物も、プレイしてはいませんが良いゲームに違いありません。電車でGO！には鉄道マニヤの凄みを感じます（誉めてます）。しかし。私が一番問題だと思っているのは、このように様々なゲームが同一ジャンルに属すると言うことなのです。他ジャンルに比べ、面白さのポイントが異なるゲームを含めすぎていると思います。SLGであると言うだけではどんなゲームなのか皆目見当がつきません。例えば「競走馬育成SLG」と言って初めてどんなゲームか分かるわけです。即ちジャンルとして存在する意義がないということになります。

そもそも simulation の意味が問題です。英和辞典を引いたところ「シミュレーション（コンピュータを用いて諸現象の動向予測や問題分析をする手法）、模擬実験」とありました。良い日本語訳はないみたいです。恐らくこのようなコンピュータの利用法を遊びに応用し、諸現象の楽しみの部分を全面的に押し出した結果出来たのがSLGなのでしょう。つまりは（現実の？）いろいろな現象をコンピュータ上で模倣、あるいは再現をしているゲームがSLGであると言えそうです。すると困った事が起きます。スポーツゲームはそのスポーツを模倣しているからSLGでしょうか？　将棋ゲームは？　熱血硬派くにおくんは？　ここでビートマニアが実は「DJ SIMULATION GAME」であることに気付く方もいらっしゃるかと思います。つまりはそういうわけです。SLGとジャンル分けする事に大した意味はないと私は思います。

ジャンルの話になったところで、どうしても書いておきたい話がもう一つあります。長くなったので明日に続きをと思いますが、つまらないことを長々と書いてしまったでしょうか。心配です。

忘れてましたが、ボーグの名前は細々と募集中です。これは！と言う名があったら即それに決定しようかなと思っています。もっと忘れてましたが、月末まで プレゼント交換大会 の参加者を大募集しています。是非とも！

2002/05/28(Tue)
考え直した結果、やはり昨日の続きはつまらないと思いました。それより今日はこちら。小さいフォントは私のコメントです。

青い萌えの街レビューその１・覚醒篇 投稿者 堕天 2002年05月28日 00時52分

青い萌えの街も、読者からの好評とブーイングにより、めでたく開通１３日目を迎えました。１３，と言えば死刑台の階段数と同じ数だったり、某Ｊが出てくる日だったり、嘲笑ネタには事欠かない数字です。青い萌えの街開通記念１３日！というベストな日にちにレビューを書ける許可を頂けたこと、わたくし一批評家として光栄に思います。前置きはこのくらいにして・・・・

さて、５月１６日までの「青い萌えの街」は、正直、カルド版侍魂と言われるこのサイトの他のネタと比べれば、笑いの要素は少ないと言わざるを得ません。というより、作者が意図して入れてないような背景さえ感じます。

感じすぎです。精一杯やってましたよぅ。やはり力が足りないと言う事でしょうかね。つうか、私は日記と言うコンテンツに対して懐疑的です。面白い日記サイトと言うのは確かにありますが、そこには何らかのテーマがいつもあると私は思います。マニアックな趣味を持っていたり、特殊な仕事をしていたりして初めて、他人に読ませて面白い日記が書けるのではないかと思います。と力量不足を棚に上げてみました。言い訳魔王と呼んで下さい。それにしても侍魂と比べるのは大きく出過ぎです。ヒット数が段違い平行棒ではないですか。

しかし１７日、マーブルアイドルにピースをかけたかのような平和なこの街に、新たな展開が訪れます。それは、そう、頼まれてもいない高橋ＵＦＹ氏の登場です。

シレンジャーの方々には「分裂セットを持ってこばみ谷をまわっているかのような平和なこの街」と言えばお分かりになるかと思います。

・・・本来、コンテンツ「青い萌えの街」は、松岡さんとの賭けの敗者を辱め、逆に恥をかかせることが当初の目的だったはずでした。しかし、我らが校長はあろう事か、賭けに負けても居ないのに自ら敗者の陣営に加わり、更に負けた本人のゼファーさんのどの文章よりも恥ずかしいと思われる「フル○ン発言」を平気でやってのけます。

本人は大して恥ずかしがっていないと思われます。

更に高橋ＵＦＹ氏の暴挙は一回に留まらず、その後も度々日記に登場。本来このコンテンツの主人公はゼファーさんの筈ですが、このままでは、ドラマや演劇で言うところの「主人公よりおいしい脇役」になりかねない、いや既にそうなっていると言われても否めないでしょう。

いなめない。バル大、そして数々のMIDI作品を考えると「青い風の街」全体に話を替えても同じことなのではないでしょうか。ぎくぎくぎくぅ。

では、この落差はどこから発生しているのでしょうか？思うにそれはゼファーさんの「心」だと思われます。 「記念ブック」の使い方を騙るゼファーさん 、 ドッペルゲンガーブックを褒め称え必死にフォローするゼファーさん 、 宇宙一レポで一瞬女のフリをするゼファーさん ・・・一見バラバラですが今までのコンテンツに一貫して言えたのは、「読んでる読者も楽しいが書いてる本人が一番楽しそう」というオーラが漂っていたことでした。

てへ。

しかし、今回の文体からは「自分でネタを書いている、自分から果敢にネタになる」と言ったいつものスタンスと異なる、「ネタを書かされている、ネタにされている」という管理人の負の感情が漂っている、という先入観が僕には拭い去れない。

それに対し、ＵＦＹ氏は「与えられたシチュエーションを精一杯楽しむ」という、ある意味中間的な立場にあり、諺で言い直せば「心頭滅却すれば火もまたすずし」と換言できます。

むむう。漂ってますか。

筆者＝現在「臥薪嘗胆」のゼファーさんは、本番のゲーム入手後ＵＦＹ氏の心頭滅却スタンスにならうのか、新たな楽しみと方向性を見出し立場逆転を防ぐのか、このままＵＦＹ氏が影のネタ主役のまま終わってしまうのか。今後の展開が非常に楽しみなコンテンツといえます。

第２部・超人篇へ続く
要望があれば第２部の執筆は、３０日記念の時に。

そう、今後の展開ですよね問題は。つうかネタが無いのはどう見ても水月を買えていないからです。もう通販も考えないといけませんね。頑張ります。

2002/05/30(Thu)
前回までのあらすじ
「俺達はくにおくんの話を聞きたい訳じゃない！　ゼファーさんが罰ゲームで苦しむ姿を見たいだけなんだ！！」
美少女ゲーをプレイせずに、レトロゲーをプレイするゼファーコーチに、怒りを爆発させるクラブ生達。

今夜の青い萌えファイトクラブは予想外の展開へ！！
ゼファーコーチが放った驚くべき発言とは！？

のりっちさんの投稿です。最初見たときてっきり伊集院ネタだと思っていたのですがよく読むとファイトクラブネタでしたね。あとを続けようかと思いましたが、ファイトクラブを一度も見たことが無い私には無理でした。でも面白いです。私の中ではのりっちさんの株が急上昇中です（次点はケムリさんでしょうか）。ネタ見せろネタ見せろと騒ぎ立てるだけのＲ−ヲカダとは大違いですね。

水月は土曜か日曜にまた探しに行きます。無ければ注文します。

次回予告
一流バレリーナを目指し、日々厳しい特訓に励む豊子。課題のテレビ欄速読術はほぼ完成に近づいていたものの、大会はあと一週間に迫っていた。女相撲の。
一方、椀田は既に絶版となって久しい「絶対に断られないお見合い必勝法」を探しつづけていた。そしてついに、それが北海道は名寄に存在する事を突き止めたのであった。しかし、「名寄」の読み方がどうしても分からないばかりに母に北海道行きを言い出せないでいる椀田。そこに現れた裸紳士に助けられ、なんとか北海道に向かえることになった椀田が空港のターミナルを抜けると、そこは雪国だった……。

と、ここまで書き上げてアップし悦に入っていたところにその書き込みですか！！　以下本当に次回に続く。

2002/05/31(Fri)
今日はもちろんこれです。

----ここから----
zephyr氏カッパ氏を暖かく応援する会 投稿者 松岡 [URL] 2002年05月31日 00時09分

zephyrさんもカッパさんもいろいろと忙しいでしょうし、私としては別にマッタリやっていただいて構わないのですけど.....こうも騒ぎが大きくなってしまった以上、企画立案者としてzephyrさんのモチベーションが向上するよう、何らかの施策を提示する責任があるのでしょうね。頑張って考えてみました。

テコ入れ緊急企画案「萌えレビュー一本勝負」

zephyr・カッパ両氏が各ページにて日記及びレビューを完了した後、錆びたゲェマァにて読者の皆様に「どちらの出来が良かったか」を投票していただき、より多くの票を集めたレビュアーを勝者と判定します。

なんと、勝者にはご希望の美少女ゲーを1本プレゼント！　そして、敗者の得票数が全投票数の3割に達しなかった場合、敗者は勝者が獲得したものと同じ美少女ゲーをプレイ＆レビュー！

という感じでいかがでしょうか、萌えシレ観戦者の皆様。

どうですzephyrさん、やる気がムラムラと湧き上がってきましたか?　個人的に賞品・レビューソフトの出費は痛いですが、他ならぬzephyrさんの為なら、ここは一肌脱がせていただきますよ！
----ここまで----

もう騙されません。これで騙されたら私の脳は幼稚園児以下（ザゴル以上）です。どう見ても追加罰ゲームではないですか。私のモチベーションは下がってはいません。いや元々低いとかそう言うことではなくって。ソフトが買えないのはたまたまめぐり合わせが悪いだけですから。こんなに日記を書きつづけていること自体が私にとっては奇跡に近く、これだけでもやる気がかなりあることを示していると言えるのではないでしょうか。そうですよ、ぶっちゃけもう既にムラムラなんですよ！　私が考えたギャグで言うと「ムッシュムラムラ」なんですよ！

そんなわけでこの申し出を受ける必然性はまったく無いのですが、それもまたつまらないかと思いますから、私から逆提案をば。

「投票数の総計が50票に達した場合、松岡さんがこちらの指定するレトロゲーをプレイ＆レビュー」

　松岡さんに対しての罰ゲームが存在していないのは前回と同じ罠です。二度も同じ手を食うものですか。美少女ゲーを自腹で買う？　大人はなんでも金で解決ですか。まったく汚いよ大人って奴は！　このくらいやっていただかねば困ります。

もちろんソフトの入手から始まるプレイ日記も書いていただけることでしょう。どうですか。ソフトは「星をみるひと」辺りを提案しておきます。出来れば攻略記事もまとめていただきたいものです。ああ楽しみ。そうそう、50票なんてすぐだとお思いになったとしたら、それは的外れです。 これでもかなりきついですよええ。 読んでいるだけの方を書き込もうと言う気にさせるのは非常に大変ですから。あと「星をみるひと」が果てしなくダメなゲームと言うのも的外れです。校長の言う事ですから間違いありません。

2002/06/01(Sat)
高橋UFYと時間を合わせて、水月探しは明日行う事になりました。今度はパソゲーショップもいくつか行ってみるつもりです。今度こそ！

今日はビデオを借りてきました。今さらではありますが「機動戦士ガンダム」です。すみません古くて。実は見たことないのです。なぜか小説は読んだ事あるんですが。やっぱり面白いです。第７話まで見ましたが、もっと大量に借りてくれば良かったと後悔しました。ところで25分おきに主題歌を熱唱する私は多数派でしょうか。あと「フラウ・ボゥ」って素晴らしい名前ですよね。うーんカコイイ。こう言う名前を私のワンダーボーグにもつけていただけないものかと思います。

しかしネタ系の命名も捨てがたいものです。そこで思いつきました。ワンダーボーグにも本名とハンドルネームの両方をつければ良いのではないでしょうか？

本名は「ドミカンのニテンの教頭先生の水月丸のタマキングのチョモランマ兄弟のゴッキーの道出藻良子のロード第十七章の風船おじさんの談合３兄弟のＲ−ヲカダのみぞおちのにゅちょんぽ」に決定です。なんか最後に変なのが入っていますが気にしないで下さい。いや全部変ですか。ハンドルネームは是非ともカッコイイ名前をつけていただきたく。なお高橋UFYはこれに関して投稿禁止です。

2002/06/02(Sun)
今日はソフトを入手しました。11時に高橋UFYと待ち合わせ。はじめは再度ヨドバシカメラ前と思っていたのですが、今回はパソゲーショップも回ってみようと言う事で地下鉄すすきの駅前です。天気は雨。電話帳で調べておいた店が２軒ありますので、まずはこちらを探します。

１軒目は住所に加えて「北海道銀行中央支店南向かい」と場所も分かっており、簡単に見つかるかと思っていたのですが……見つかりません。北海道銀行中央支店は見つかったのですが、南向かいの住所が調べたものと違います。うーむ。仕方がないのでそこらを一回り。二回り。無いですよー。結局電話帳の説明どおり道銀の向かいを探すしかないだろうと、再び先ほどの場所に戻ります。なんかそれらしい怪しげなビルを発見。入り口に各階のテナントが表示されていますが、目的の店名はありません。ありませんが、何やら名前を消された跡があります。これはもしかしてアレですか。念のため中に入って見ましたが、やはり無さそう。終了。

２軒目。場所はすぐ近くです。少し歩くと…おお看板発見。今度は期待を持てそうです。やはり例によって例の如く、怪しい感じです。一人では絶対入れません。２階がテナントの階らしいのでそちらに向かうと…うーん無いです。喫茶店があります。こう言うところってふらっと見つけて入ったりしませんよね。どうやって経営が成り立っているのか不思議です。ここで私のメモに１Ｆと記されていたのに気付き、１階を見てみようとしますが、１階の廊下へ続くドアが開きません。看板は何だったんだ！　終了。

近くにあったマツヤデンキにも入ってみましたが、ベスト電気以下でした。終了。

困りました。覚悟を決めてヨドバシカメラで注文するしかないでしょう。札幌駅前へ戻ります。先に昼飯を食おうと決めお好み焼き屋「風月」へ。もしかしたら水月もあるかもしれません。

なんとありました！　ネタが！
UFYが焼きあがったお好みにマヨネーズで何か書き始めました。ええと「水」ですか。しかも私に見えるように逆向きに書いてます。器用な人だ。続いて…「風」。？？？？？　なんすかそれ。初期ブックですか。
Ｚ「これ何？」
Ｕ「いや、って言うか」
Ｚ「いやいや、スイフウ？」
（0.5秒後）
Ｕ「うわぇあぇ」
叫び声が意味不明です。どうやら水月と書こうとして間違えたようです。ダメ過ぎです。フォロー出来ません。終了。

さてヨドバシへ。真っ直ぐエロゲー売り場へ参ります。一応入荷されているか棚を見てみると…ありました！　いや本当です。本当にありました。「新体操（仮）」が！　じゃなくて！　「水月」が！　すごいやヨドバシ！　偉いぞヨドバシ！
水月は２本しかありません。やはり人気なんですね。すぐにキープします。とっととレジへ向かいたいところですが…UFYがまた前回と同じソフト（またもや名前を忘れました）を気にしてます。あ、もう一本しかないです。買えば？　私は「新体操（仮）」を薦めますけど。だって新体操ですよ。
と、恥ずかしくなってきたのでやめます。ようやく買えましたね。水月のパッケージはけっこう普通のソフトっぽかったので、レジでも安心でした。このあと帰ってさっそくプレイしましたが、その模様については明日以降としましょう。いよいよ新章に入る「青い萌えの街」を今度ともよろしくお願いします。