カーバンクルクリーチャーとブックに戻るフェニックス

機械科ボイラーズさんの投稿ブック

押し売り
ゾンビ ブラスアイドル バード
コーンフォーク レプラコーン オファリング
ゴールドグース ダイナマイト アースシェイカー
サプレッション スカルプチャー スパルトイ
デモニックトレード ドレインマジック ピース
ホープ ホーリーワードX リコール

 今回のお題はレプラコーンです。本来はセージブックのときに予告していた通り、ゼファーさんのお題のはずだったのですが、なかなか作ってくれないので業を煮やして先走ってしまいました。ゼファーさんのレプラブックを期待していた方々には申し訳ありません。何とぞご了承ください。

ははは。全然構いませんよ。実は勢いで作ると宣言してしまったものの、どう組んでもまともに勝てる形にならず困っていたところです。ちなみにこのブック、北海道版宇宙一リーグで使用されています。機械科ボイラーズさんのレポートも参照するとより面白いと思います。ぜひ。

 さてコンセプトですが、レプラコーン+ストームコーザー+ウィルス応援は、なんとなくですが、そんなことをやっていたら勝てないのではないかと思ったので、1秒で断念しました。
 そもそもレプラコーンを4枚入れようという時点で正気の沙汰ではないと思いますが。
 一応、前述のようにストームコーザーやダイナマイトを押しつけたり、オファリングで相乗りした護符の価値を上げたりといろいろ面白いことはできるのですが、ばら撒きにも拠点にもならない、侵略の切り札にしても汎用性のないコンボばかりで、しかもコンボが成功しても手札を3枚消費では割りに合わないと、とても使い勝手が良いとは言えたもんじゃありません。

レプラコーンが本気対戦でなかなか登場しない理由がこの一段落に集約されていますね。私は数時間程度は考えて断念しました。ボイラーズさんもせめて3分くらいは考えていただきたいと思います。たった1秒では(    )も(    )ません。カッコ内は自由に入れていただければ幸いです。決して思いつかなかったわけではありません。

 結論から言うと、このような用途の特殊なクリーチャーを4枚入れようというなら、クリーチャーの質は関係ないブックにするしか方法はありません。
 というわけで、デモトレに組み込むのが一番無理がないだろうということになりました。
 なんかこう書くとやたらとあっさりデモトレに行き着いたように読めてしまうのが口惜しいのですが、実際にはこの発想に到る過程には、フェルマーの最終定理の証明並の葛藤とドラマがありました。あったような気がします。あったということにしておいてください。

じゃあ、あった。あったに違いない。では私がウィルスレプラコーザーをあきらめるまでにはフェルマーの小定理の証明並みの葛藤とドラマがあったことにしておいて下さい。いや、マジでフェルマーの「小」定理と言うのもあるんです。その証明で葛藤やドラマがあったかどうかはフェルマーさんに聞いていただければ分かるはず。フェルマーさんはもう生きていないことは誰にでも分かるはず。あれ?

 さて、デモトレブックにレプラコーンを組み込んだ場合、驚くほどレプラコーンの欠点がカバーできるようになります。配置したレプラコーンはどうせゴブリン化するので元が貧弱クリでも何の問題もありませんし、高額通行料を避けるだけで勝利に直結しないダイナマイト押し付けも、デモトレブックならその役目を無理なく果たせます。オファリング押し付けも、デモトレなら自然と護符の相乗り戦略になるので、非常に相性が良いです。最大のネックである生け贄も、デモトレなら普通にブラスアイドルが入るので、それほど重くはありません。
 良いことずくめですな。なんと素晴らしいのでしょうか。

なるほど、素晴らしい。デモニックトレードブックとは最高の相性ですね。レプラコーンを配置した後、デモトレやスカルプチャーを使うと、逆に少し堅くなりますし。ゴールドグースの収入も上がったり。てかレプラコーンのままではグース使えないですな。今気付いた私。そう言えば各種アイドル、応援対策がスカルプチャー1枚のみなのがほんの少しだけ気になります。バサルト、ジェイドなど、結構困りそうな気がしますがどうでしょ。マーブルとの相性は微妙。

 実際には、レプラコーンはほとんどスパルトイとデモトレの生け贄になる点は気にしないでください。

「使うタイミングが限定されるカードは、生け贄が必要なカードと相性良し」と言う、今勝手に作った上に特に語呂も良くない格言にぴったりあっていますね。意外にマジメな返答で締めくくれて良かった良かった。


カーバンクルクリーチャーとブックに戻るフェニックス