幽玄山脈カリン編

マップ：幽玄山脈カリン（シャッフル）
非常にとくいな故にふとくいなマップ。こらっ、漢字をちゃんと使いなさい！すみません。と言うか誰ですかあなた。わざとやったに決まっているでしょ。以上、一人ボケ一人ツッコミ終了。 「特異」な故に「不得意」ということですね。
一周するのに全ての（クリーチャーを置ける）土地を２回通る大変なマップ。普通に周っていると妙に長くて困ります。何度も何度も城に行くのだけど、門番に追い返されるセプターの姿が目に浮かびます。浮かばないですか？そもそも城でどういう風に魔力（周回ボーナス）をいただいているのか謎ですね…。閑話休題（これ使ってみたかった）。パーミッション必須です。

メンバー（プレイ順）：
ゼファー…傷心の日々（大げさ）。
コモッコモッ…変身中（嘘）。
ラインハルト…遅刻（まったくもう）。
りさりさくっ…先乗り（オープン戦１戦やったし）。

まずはブック選択画面にて。最初に選んだゼファーのブック名は「カリンとう」。ラインハルトは「かりんとう」。見事にかぶる。
コモッコモッ「うわ、最悪だわ」
ラインハルト「いやいや、俺のはお菓子のかりんとう、向こうは違うから」
確かにゼファーの「カリンとう」は超聖水を取りに行くあのカリン塔のつもりだったが、どう考えても思い切りかぶっている。ブック内容全然関係無いし。シンリュウとか入れておけば良かった。ゼファー一生の不覚。んなこたぁないか（タモリ風に。いや、コージー風に）。気を取り直して対戦開始。まず４人の開幕当初の手札を見てみよう。

ゼファー：バ＝アル、バロウワイト、マンティコア、ミューテーション、リッパーナイフ。
やばい。クリーチャーが置けない。カモンリンカネ。

コモッコモッ：パウダーイーター、グレムリンアムル、ヘイスト、ランドプロテクト、シムルグ。
一見風ブック。この狭いマップでパウダーは無いだろと思ったが…。

ラインハルト：デコイ、グロースボディ、グロースボディ、パーミッション、ホーリーワード２。
（個人的に）やばい。もしかしてデコイブック？

りさりさくっ：アンシーン、ゴールドグース、ライフジェム、パーミッション、ポールスター。
これもやばい。もしかしてアンシーンブック？って上と同じコメントはやめなさい。ガチョウが怪しげ。

とりあえずゼファーだけが使用属性丸分かりである。ラウンドが進むにつれ、ラインハルトも火属性であることが分かる。おお、ゼファーよ。属性までかぶってしまうとは何事だ…ラダトームの王様風（うろ覚え）。りさりさくっは火水の２色のようだ。コモッコモッは…！！何とリンカネ後の手札に見えるは嵐[5]。ハリケーンではない。もちろんジャニーズ所属のアイドルグループでもない。ゲームセンターあらしでもない。壷の中に雑草をぶち込んでいく輩でもない（分からない人はSFC版シレンをやるように）。そう、テンペストである。さらに手札にはアヌビアス。このとき全てを理解する他の３人。パウダー、シムルグ、（その後引いた）アンダイン。これらのクリーチャーはアヌビアスのHPを上げるためだけに存在するのだ。なんと言う強引な作戦であろうか。そして早速吹き荒れる嵐[6]。３体死亡。これに動揺したか、この後ゼファーはミスを繰り返すことになる。

ミス・カルドのコーナーその１
アップヒーバルを風土地に使用したのがそもそもの間違いである[7]。隣の水土地にクリーチャーを移動し、そこにかけるべき。もっと言えばクリーチャーなんか居なくても良いから水土地にかければ良かった。反アヌビアスを鮮明に打ち出すべきだったろう。何故なら…

りさりさくっのブックがかなり異質である。ソウルスチールを引くなり使用[10]。さらにゾンビでゼファーのマンティコアに攻め込んで来る。いや、正しく言うと死にに来る。この時はゼファーがザ・ハンドでＧ・グースを奪ったためりさりさくっの狙いは成功しなかった。しかしメテオをちらつかせて土地レベルアップを抑制し、ドレインマジックで周回直後のコモッコモッから魔力を奪う[12]。メテオはラインハルトのジャガーノートレベル４（ラインハルト気合満点のレベルアップ[12]。魔力余りまくりによるいつもの早仕掛けとも言う）に放たれた[13]。さらに！何と！アヌビアスを引きやがった！アヌビアス使いが二人いるとは予想外。つまりこの対戦は火属性ブック対アヌビアスブックの対抗戦となったのである（とゼファーは思った）。

ラインハルトは謎の行動を見せていた。火土地に配置したソンにドラウトが掛けられる[4]と何故かバンディットに交換。そしてバンディットにミューテ、グロースボディ[7,8]。ミューテーションでドラウトは消えるので交換する必要はないのでは？そして隣にデコイが配置されると、バンディットは退場。ガスクラウドに交換されたのであった[13]。 ちゃんと隣のパイレート水土地レベル２（り）に金品強奪しに行きなさいよ！ど〜なってるの？まったく、バンディットの風上にもおけない奴である。バンディット魂はどうした！む、何か違っており失礼。

後から考えるにこれはラインハルトの作戦か？初心者を装って警戒を解くという。違うか。やっぱり解らん。

その後、ラインハルトは３つ目の砦に向かっている途中にパーミッションをドロー。しばし考えた結果使わずにダイスを振る[16]。しかし直前にゼファーがシャッターを引いているのであ〜る[16]。多少効率が悪いがここは使うべきだろう。ん？ああ、そうか。ゼファーの手札を覚えていないのね。そこでシャッターを使う振り（誰にしますか？の画面まで選んだ後にキャンセル）をしてアピールするゼファー[17]。名付けて「シャッターはじめました」攻撃！しかしラインハルトは全然パーミッション使う気無し。マジックボルトとか撃ってるよこの人[18]。

ミス・カルドのコーナー２
アヌビアス水土地レベル２（り）をソーサラー移動＋ヘルブレイズで倒すことが出来た[17]。そしてこのアヌビアスを倒すチャンスはここしかなかったのである。アヌビアスのHPをしっかり数えていなかったのと、「シャッターはじめました」攻撃に夢中だったためにミスったのだろうか？地形変化に魔力使ってる場合じゃないって。

ミス・カルドのコーナー３
さらにもう１つ。ラインハルトのマジックボルト[18]にゼファーも合わせ打ちしてりさりさくっのパイレートを倒すべき。ただ結果的にはりさりさくっがパイレートをアヌビアスに交換し忘れると言うミスを犯した[19]ため、その後戦闘でパイレートを倒して事なきを得た[21]。

と言うわけでついにラインハルトのパーミッションはゼファーにより破壊された[20]。このシャッターはりさりさくっのメテオを壊すために使いたかったのだが…。

あとのりさりさくっの伸びを考えるとやはりこちらにシャッターを撃つべきだったのか…。でもシャッターを持っているのに易々と効率最高パーミッションを成功させるのはなぁ…。

これにもめげず４連鎖を築いた[22]ラインハルトがとりあえずトップを走る。りさりさくっも、そろそろ単純戦闘では倒せなくなってきた（コモッコモッがパウダー突撃で死体を増やしたり[21]。そこまでするか！）アヌビアスをレベル３に上げて[23]追撃態勢。コモッコモッはスウォーム２枚を捨てようとしない。勘弁してくれぇ。ゼファーはミス連発で迷走状態。しかしスペルでHP90までマンティコアを強化した[22]。ただ周りに敵クリーチャーがいないのは何故だろう。

ここまで[23]の順位
１、ラインハルト　１４６５Ｇ
２、りさりさくっ　１４３６Ｇ
３、コモッコモッ　　９５８Ｇ
４、ゼファー　　　　８１５Ｇ

攻め込む場所が無いどころではなかった。ラインハルトの強襲。クリーチャーは…デコイ。HP90（よってST90）のマンティコアはお星様になりましたとさ[25]。さらにバトルギアβにラインハルトのサラマンダーが。覚悟を決めてバトルギアαの援護。バンドルギアが完成するもHP20である[26]。領地コマンドを得るが回収しなかった[28]ゼファーを見てコモッコモッがスウォーム発動[28]。バンドルギアあっさり死亡。みんな！俺４位なんだよぉ〜、よぉ〜、よぉ〜…（反響）。はコモッコモッのアヌビアスレベル３（-160Ｇ）[27]、ラインハルトのバンディクートレベル２（-132Ｇ）[30]と踏んで枯渇寸前にまで追い詰められたゼファー。かなり気力減退である。

ミス・カルドのコーナーその４
実はこのバンディクートはゼファーのバインドミストによって麻痺させられている[29]。麻痺させても倒せないんかい。と言うかそれ以前にバインドミストはアヌビアスに撃つべき。どう考えても。この辺はほんとに俺がやってたんか？と疑問を持つほどの間違いっぷりである。

一方ラインハルトのHW２によりヘイストを消された[25]上にガスクラウドレベル２（-105Ｇ）を踏まされ[26]、さらに自力でりさりさくっのアヌビアスレベル３（-128Ｇ）を踏んで[27]伸び切れないコモッコモッが２枚目のテンペストをドロー。しかし即発動はせず[33]。ここでラインハルトがシャッターをドロー[34]。お、これでテンペストは回避か？と思ったが、こちらも使わず。それはやばいんじゃないの？ま、俺は土地がほとんど無い（泣）ので良いけど。…そしてついにテンペスト発動[35]。

ミス・カルドのコーナーその５

テンペスト
	見えているのに
		デコイへと
			アップヒーバル
				かけている奴

それは私です。５・７・５・７・７で日本海溝より深く反省。だから水土地のアヌビアスにかけろって。

デコイが２体死亡。その他のクリーチャーも大ダメージ。で、結局ラインハルトのシャッターはりさりさくっに[37]。りさりさくっの手札はアイテム２枚にドレインマジック、リンカネーション。ラインハルトは躊躇無くドレインマジックを破壊する。

ゼファー「うぇ＊＋￥＊！？（意味不明の呻き声）」

いくら自分が手持ち魔力一番多いからって言っても違うよ！ここはリンカネ破壊だよ！りさりさくっの「ドレインマジックはじめました」攻撃[35]が効いたのか？手札がアイテムばかりになったりさりさくっはもちろんリンカネーション使用。そして引いたカードには皮肉にもドレインマジックが…[37]。もちろん次ラウンド、ラインハルトが魔力吸引されたのである[38]。まだこのミスは波紋を広げる。なんとコモッコモッがスウォームドロー、即使用[38]（前に持っていたスウォームは既に捨てていた）。ラインハルトのフェニックスレベル３を含む４体死亡。ラインハルトはこの土地を、メテオを喰らいながらも[29]一所懸命育てていたと言うのに…。これでアヌビアス組の天下かと思いきや、ラインハルトがイビルブラストを引いてくる！[38]。何と言う鬼ドロー！コモッコモッが次ラウンドに使うべく用意していたライフストリームをあざ笑うかのようである。さぁこれをどこに撃ちますか…と、ここでりさりさくっのリンカネ使用[37]が効いてくる。このときりさりさくっはアヌビアスを引いていた！つまり、スウォーム前に

アヌビアスに代えて、ピッチャーは、アヌビアス、９番、ピッチャー、アヌビアス（ウグイス嬢口調で是非）

となっていたのである[37]。よってこの時点でのトップ、りさりさく最大の拠点アヌビアスレベル４はノーダメージ。イビルブラストはコモッコモッのアヌビアスレベル３へ[38]。りさりさくっはゾンビ移動でこの土地を確保[38]、さらに素早くアヌビアスと交換[39]。さらにスウォームのときにソウルスチール[35]効果で200Ｇせしめており、りさりさくっ独走状態が確立したのである。
補足。ラインハルトの誤操作病が再発。ミノタウロスを移動する方向を逆にしてしまいレベル３火土地を取れず[39]。これはその後コモッコモッの物になった[40]。

この間ゼファーは身動き取れず。寂しい…。

ここまで[39]の順位
１、りさりさくっ　２８５２Ｇ
２、ゼファー　　　１０２２Ｇ
３、ラインハルト　　８２５Ｇ
４、コモッコモッ　　７６０Ｇ

テンペスウォームをきっかけにしてのし上がったりさりさくっ。一方踏み台にされたコモッコモッはどうなったのだろうか？まず、イビルブラスト後、唯一となった拠点の城横アヌビアスレベル３をりさりさくっにアンシーン＋ライフジェムのコンボで潰される[40]。HP145は無駄に終わった。こういうときに限ってグレアムを持っていないコモッコモッである。これでコモッコモッの水土地は無くなってしまった。つまりアヌビアス召喚不可能。お家の一大事である。この空き地の２つ隣にパウダーイーターを召喚[42]するもすぐに間にラインハルトのドラゴンが配置され[42]意味無し。さらにりさりさくっがダイレクトに止まって（鬼！）パイレートを置いてしまい落胆[43]。レベル３以上の水地形３連鎖でりさりさくっは大きくリードした。どうしても水地形が欲しいコモッコモッは奇策に出る。ラインハルトの誤操作病で得た火属性レベル３土地デコイを500Ｇ使って強引に水属性にしたのである[44]。領地コマンドさえ使えればすぐにアヌ様に交換可能である。しかし、その前にゼファーのドラゴノイド＋ヘルブレイズにデコイが沈む[45]。手札のカタパルト２枚が空しい。それでも負けずに風土地パウダーイーターに地形変化をかけるコモッコモッ[45]。しかしりさりさくっのダイス目１は無情にもピンク色のグミキャンディを踏んでいた。デコイ召喚。パウダー死亡[45]。またもカタパルト２枚を握り締めて立ち尽くすコモッコモッ。りさりさくっ４連鎖。
りさりさくっはラインハルトとのアイテム読み合いにも勝ち（バンディット対ガスクラウド、第１戦はスチームギア援護をポールスターで凌ぎ[45]、第２戦は双方アイテム使わず[46]。２回戦ってラインハルトはろくに奪えず。やるなりさりさくっ）、各所のアヌビアスのレベルを引き上げて[46,49]目標魔力にあと一歩。終わったか…。そう思ったとき、コモッコモッがリンカネで引いてきたのはテンペスト、スウォーム[49]。マジっすか？まだ逆転が？

ただこの時アヌビアスレベル４（り）を踏み、768Ｇを失って残り魔力が底をつきそうになるコモッコモッ。おいおい。

ここまで[49]の順位
１、りさりさくっ　６２７８Ｇ
２、ゼファー　　　１３１５Ｇ
３、ラインハルト　１１９４Ｇ
４、コモッコモッ　　３８８Ｇ

必死の妨害工作が始まる。まずゼファーのアップヒーバルがレベル５アヌビアスへ放たれる[50]。

これを早くからやっていれば…。

そしてコモッコモッのテンペスト[50]。さらに捨て身スウォーム[51]。土地６つを残して全て廃墟に。コモッコモッは残り22Ｇ。手札のパーミッションも使えない状態である。ここでは既に魔力枯渇を覚悟していたようだ、というか枯渇してしまった方が良いという状態。しかし増えてしまった空き地にばかり止まり、なかなか枯渇出来ない。やっと通行料24Ｇの土地踏んだよ〜と思っていたらなんとそこにおわすは天下の副将軍水戸光圀公にあらせられｒスチームギア。通行料は半額12Ｇ。10Ｇ残ってしまう[53]。やっと枯渇出来たのは57ラウンド、リンカネを使って残り0Ｇとなった時であった。まさに江戸っ子。宵越しの銭は持たないどころか丸裸である。いや本人はバリバリの北海道人ですが。
さて忙しくクリーチャーを交換して[50,54,57]難を逃れようとするりさりさくっ。コモッコモッがテレキネシスでアヌビアスを隣の空き地に移すと、直後城にピタリ止まってフォロー[59]。

この鬼ダイスがなければこの土地はゼファーのものになっていたのだが…。

そしてレベル２空き地にクリーチャーを置いて火属性３連鎖を築いた所でりさりさくっはついに7000Ｇ突破[60]。ゼファーは最後のお願い。りさりさくっの目の前のバロウワイトをレベル４に[61]。さらにラインハルトがイビルブラストを引いて交換の間に合わなかったアヌビアス火属性レベル５を倒す[61]。ただここもりさりさくっの通り道。りさりさくっのダイス目が１か５ならばバロウワイト。２か４ならばレベル５空き地。そしてりさりさくっの出した目は…４！またも絶妙の土地フォロー。7000Ｇは切ったものの、逆転は厳しくなった[61]。

ただ１か５を出したとしてもブラストスフィア＋ポールスターのコンボが決まるため、自分の土地１個（火属性レベル２）を犠牲にするものの通行料844Ｇが発生することは無かったようだ。

ミス・カルドのコーナー６
これが最後のミス。諦めるのはまだ早かった。りさりさくっはこのレベル５土地にブラストスフィアしか置けなかったのだ。60ラウンド、このブラストの２歩手前に止まることができ、そこでちょうどブラスト隣のバロウワイトレベル４を売り払うことができたのである（バロウワイト移動攻撃で行きたいが手持ち魔力もバロウワイト自身のSTも足りない）。次のラウンド、ダイス勝負で２か４が出せればブラスト大爆発であった。とにかく気付けよ俺。情けない。

りさりさくっはバロウワイトを気合で抜け、ゾンビ＋ゴールドグースのコンボを決めて再び7000Ｇ突破[62]。今度はラインハルトが最後のお願い。りさりさくっの城への道にデコイレベル４、アシュラレベル５を並べる[63,64]。今度は通行料も発生するが…。りさりさくっのダイスはことごとく高額地をかわし、見事城に到着。初勝利を飾った。

最終結果：ラウンド数64
１、りさりさくっ　７１２１Ｇ
２、ラインハルト　３９２０Ｇ
３、ゼファー　　　２１２１Ｇ
４、コモッコモッ　　６８０Ｇ