マップ：ＬＧヲ入手セヨ！（シャッフル）
一言で言うとアツいマップ。パーミッションによる高速周回。護符利用による一発技。移動攻撃高額土地奪取。スペル妨害。カルドセプトの技術のすべてを生かした者が勝者となるショートマップと言えます。最初間違えて４つ砦を回った人は政府の調査によると全セプターの75パーセントだそうです。
メンバー（プレイ順）：
・ゼファー
・コモッコモッ
・りさりさくっ
・ラインハルト
まず開始時にパーミッションを手にした幸運なセプターはラインハルト。また２Ｒにりさりさくっもドロー。二人がまず周回ボーナスを手にする。ラインハルトは東の水護符を20購入。既に亀を配置完了[2]。
ゼファーも上々の滑り出し。なんと３ラウンド連続で地属性土地をゲット。ギア、マントラップ、サンドマンと置いてもう３連鎖[2,3,4]。さらにラインハルトからパーミッションを奪って良い感じ[6]。
激しい序盤の主導権の奪い合いはコモッコモッのボージェス配置[6]から始まった。すかさずりさりさくっがバインドミストをボージェスに飛ばす[6]。
ボージェス日記１：
６ラウンド
「ＬＧヲ入手セヨ！」へ調査にやってきた私は愕然とした。西区北聖堂横火地形。その地へ降り立った瞬間、私の体はホブゴブリン（無属性、人、ＳＴ30、ＨＰ40）に変化していたのだ。アンシーン、デコイ等の奇怪な生物のうごめく中、まっとうな人間であるこの私に真っ先に刃が向かうこのマップに、私は戦慄を覚えた。
その後もバインドミスト、イビルブラスト、テレキネシスなどが飛び交う激しい展開。（カッコの中はセプター名）
（ラ）のテレキネシス[6]…スチームギア（ゼ）がカリブディス（り）に突撃。削りあう。
（コ）のイビルブラスト[7]…上のカリブディス（り）死亡。
（り）のバインドミスト[8]…マントラップ（ゼ）へ。
（コ）のイビルブラスト[10]…マントラップ（ゼ）へ。死なない。
（コ）のバインドミスト[13]…ライオンメイン（り）へ。
（ラ）のマジックボルト[13]…マントラップ（ゼ）へ。まだ死なない。
ゼファーはギアを新しいものに取り替え[8]、マントラップもギアに取り替えて[14]何とか守り、ウッドフォーク無→地で４連鎖達成[15]。西エリア護符も30買っていて良い調子。潜在的にはトップ。
ラインハルトはパーミッションを最も多く引いていたのだが、奪われたり（前述）壊されたり（りさりさくっのシャッター[13]）と伸びきれない。連鎖はミューテ[10]済みのマミーを含む東の地地形２連鎖、って亀はどうした？水じゃなかったのか。しかも連鎖要員にマンドレイク。
コモッコモッは妨害行動が多めで魔力は伸びていないが土地はまあまあ。西エリアに各属性を一つずつ持っている。水護符を買ったのでどうやら水に狙いを定めたらしい。ボージェスを移動し返して[9]ニンジャ、ミューテ済みデコイは結構堅い。相変わらずネタ優先で、周回を遅らせてまで戦闘中ＨＰ０のアンダイン（りさりさくっ）を倒して悦に入っているがその後レモラで攻め込まれてランプロ壊されてるし[12]。
りさりさくっは土地、周回共に恵まれず苦しい展開。ほこらの「慈悲」で400Ｇ[9]得ていなければぼろぼろだったかも。自分のライオンメインをテレキネシスで水土地に移す[12]など苦しい動きを余儀なくされる。ただ城の２マス北東、南西を両方押さえている。ここが生命線か。
ボージェス日記２：
９ラウンド
私の次の任地は風土地であった。麻痺も消え、ようやく私の能力も発揮できるようになったようだ。隣地には盟友ニンジャ、デコイが居る。しかし十字路に立つと言うのは気持ちの悪いものだ。はやく私も応援してくれないものだろうか。
ここまで[15]の順位 １、ラインハルト １４４４Ｇ ２、ゼファー １２３７Ｇ ３、コモッコモッ １０８２Ｇ ４、りさりさくっ １０７９Ｇ
まずりさりさくっが動く。城北東十字路のヒドラをレベル３に[16]（その後ミューテ[18,19]）。護符を持っていないので恐らく通行料狙いかと思われるが、このマップでそううまくいくかどうか。ちなみにこのラウンド[16]、バインドミストをまたボージェスに飛ばしている。さらに首位のラインハルトの土地に止まり、連続でレモリング[17,18]。カード破壊を嫌ったラインハルトは、結局オーディンランスでレモラを撃退[18]。これでラインハルトやや足踏み。
コモッコモッはボージェスを再移動して麻痺を消す[19]が、その空き地（ニンジャ、デコイ、ボージェスの隣地）にゼファーがうさぎを投下[20]。これの対処（ニンジャ移動攻撃[20]）で水連鎖が崩れてしまいコモッコモッも一歩遅れる。その後ボージェスをまた十字路に移す[22]。
ボージェス日記３：
１６ラウンド
またバインドミストである。りさりさくっなるセプターはどうして私をそんなに嫌うのであろうか。あなただってアンシーンを置いているではないか。私は全セプターに対して平等に能力を発揮していると言うのに。
１９ラウンド
最初の火土地に戻って一安心だ。しかし自分が移動ばかりしていて、ニンジャ、デコイには申し訳ない。
２２ラウンド
またもや十字路に移動である。私は反復横跳びをするためにこの地に召喚されたわけではない。しかしニンジャ、デコイへのテレキネシス攻撃、移動攻撃を防ぐためにスペースへ飛び込めと言うトルシエコモッコモッの指示である。仕方がない。
ゼファーはなぜか自分の土地を誰にも踏まれず、悠々と次の手を打つ。イビルブラストで泥人間の眼前に迫った宇宙人を塵にして[19]準備万端。周回ボーナス後にパーミッション[21]。スワップでコモッコモッからパーミッションを奪って[22]また使用[23]。そして自力ドローでもう一発！[25]これで護符を30枚買い足して西側砦Ｎ右下のスチームギア（地属性）をレベル４に[25]。
このあたり、ゼファー以外の３人がパーミッションを持て余してそのまま自力周回と言う状態になっていたため、絶対この中の１枚は俺のものだと思っていた。実際その通りになり、してやったりである。しかしコモッコモッは代わりにもらったリンカネを使用してパーミッションを引き返す[22]。ニンジャ、ボージェスの土地を300ずつ使って地形変化し西エリア水４連鎖[23,25]。護符も買ってあるぞ。ラインハルトとりさりさくっもパーミ使用で加速。ラインハルトは東エリア地地形４連鎖（但し護符が少ない）。りさりさくっは城南西ヒドラ（点対称）をレベル３に。全員が伸びて一気に終盤戦である。この数ラウンド、パーミッションがたまごっち並みに大流行していた。何か較べるものを間違っているような気もするがまぁ良い。
ボージェス日記４：
２５ラウンド
ついに私も連鎖要員の仲間入りだ。全く守れる自信は無いが、精一杯やろうと思っている。しかし他にも地形変化できるところはあったように思うが気のせいだろうか。
ここまで[25]の順位 １、ゼファー ３４３９Ｇ ２、ラインハルト ２５６５Ｇ ３、コモッコモッ ２２１５Ｇ ４、りさりさくっ １９３５Ｇ
[25]
ゼファーはこの対局３発目のバーブルをラインハルトに使用。今までの２発も全てラインハルトに向けて撃たれている。「また俺かよ〜」、ぼやくラインハルト。
この時点でコモッコモッのほうが伸びそうだと思ったが、連鎖のエリアが異なるラインハルトの方が怖い。ラインハルトを妨害しておいて、コモッコモッの土地は地形変化で対応しようと言う計画である。あと見た目はラインハルトがずっと１位なのである程度みんなも納得する。また「バーブルくらい大丈夫でしょ」、とみんな思っている。と言うわけで恨みを買いにくいところもポイントである。
[26]
コモッコモッはパーミッションをドローし即使用。ニンジャをレベル４に上げて追撃。りさりさくっがゼファーの伸びに危機を感じてギア地地形レベル４にシンクを撃ったのも手伝いコモッコモッが暫定トップに。そんな中ラインハルトはヒドラ水レベル３を踏んでしまい後退。
[27]
ゼファーはまたもパーミッションドロー。即使用。なんと21,23,25,27ラウンドでパーミッションである。またサンドマンをレベル４にしてまたトップに踊り出る。次のドローによっては即終了である。
[28]
りさりさくっは最後のお願い。東側砦Ｎの左下のレモラをレベル４に（通行料576Ｇ）。２マス前まで迫っていてかわせないゼファー。踏んでくれればまだチャンスあり。
[29]
祈りながら振ったゼファーの出目は…１！レモラ越えられねぇ〜！！とにかく砦に到着して先ほどのボーナスをサンドマンにつぎ込みレベル５。ついに目標値を突破。しかし目の前にはまだレモラレベル４。踏めば5000Ｇを切ってしまう。
ここでコモッコモッがボーナスを城左下のニンジャ（先ほどのとは違うニンジャ）に注ぎ込んで一気に
レベル５に。こちらは目標値を大きく突破。6000Ｇ以上ある。しかし現在城に居るためまだあと８マスある。あと４マスのゼファー有利か？
ここでカギを握ったのはりさりさくっ。バインドミストをドローして先ほどの城左下ニンジャレベル５に撃つ。そしてヒドラで移動攻撃。落ちたか…と思いきや、ボージェスの応援炸裂。ＨＰを20削るにとどまる。あと一発でニンジャ昇天。
[30]
ゼファーは４以上で勝利。またもや祈りを込めて振った出目は…１！そーですか。そーいう仕打ちですか。スチームギア水レベル４を売却した結果5000Ｇを切ってしまった。しかしコモッコモッがヘイスト等を引かない限りまだ終わらない。チャンスはある！あれを引けば…
コモッコモッは移動スペルを引けず、普通に振る。出た目は…３。ここで傷ついたニンジャを交換し忘れる痛恨のミス。ヘイストを鬼ドローして確実にヒドラまで辿り着けるようになったりさりさくっが、再移動でニンジャを倒して２位に。
[31]
ゼファーのドローが勝負を決めた。
ワイルドグロース！
これをニンジャを倒したヒドラにかけると、りさりさくっの西エリア地属性は２連鎖となり護符価値上昇。これを60持っていたゼファーの総魔力は5000Ｇを大幅オーバー。４を出してゴール！
神様、ありがとう！！！
最終結果：31ラウンド １、ゼファー ５７４３Ｇ ２、りさりさくっ ４２４３Ｇ ３、ラインハルト ４１４８Ｇ ４、コモッコモッ ２６２７Ｇ
東エリアの地属性４連鎖を地味にレベル上げしていたラインハルトが僅差の３着。コモッコモッは結局４着転落。コモッコモッはニンジャ取り替え忘れが無ければ３着にはなっていたはずである（恐らくりさりさくっが４着。２着争いは微妙）。
しかし、もっと大きなミスがあった。対局後コモッコモッが漏らした言葉
「デコイ上げりゃ良かった」
これが正解。デコイならば移動攻撃されることはなく、守れていた。（レベル３土地を放棄しての）移動攻撃を軽視していたことが敗因につながった。まぁコモッコモッにしてはバインドミストをあそこで引いてくるのは予想できなかったかもしれないが。
ところであそこでりさりさくっもミスを犯している。ニンジャではなくボージェスにバインドミストを撃てば、（グレアムを持っているのでコモッコモッのアイテムに関係なく）取り替える間もなく一撃でレベル５土地を落としていたのだ。いままで散々ボージェスを黙らせておいてここでミスるとは…。
もっと深く考えてみる。コモッコモッがデコイをレベル上げした場合、りさりさくっがそこにバインドミストを撃つ可能性は低い。ミューテ済みなので簡単には死なないのである。そこでりさりさくっの取るべき行動は、やはり
「ボージェスにバインドミスト」
で間違いない。あれだけボージェスを嫌っていたりさりさくっである。ここはきっと思いつく。これで手持ちのデコイ、グレアムを使ってニンジャ水地形レベル４（コ）、スチームギア水地形レベル４（ゼ）を落とせる態勢になるのだ。そしてダイスはスチームギアに止まれる出目だった。この時点でゼファーの方が城に近いから恐らくギアを倒すだろう。これでゼファーは5000を切る。あとボージェス日記５が必要になる。
さらにゼファーはレモラの−576Ｇで地属性土地か護符を手放さなくてはならず、ワイルドグロースをどこにかけても5000Ｇには届かない。結局コモッコモッが上げたデコイ水地形レベル５にかけることになるだろう。これで誰が勝つのか。ラインハルトを含めて全員にチャンスありという状態になったのではないだろうか。
１手のミスがここまで大きく影響するとは……。難しいぜカルド。