機械科ボイラーズさんの投稿ブック

今回のブックのお題は、私が２ＥＸでストーリーモードをクリアする際に大変お世話になった、レーシィにしてみました。

天然シルバープロウとも言える能力を持つレーシィ。私もAI作成で非常にお世話になりました。AIではレーシィ強いですね。理由はボイラーズさんの以下の文章を読んでいただければ分かると思います。

ストーリーモードでレーシィを使っていて気がついたことは、ストーリーキャラはレーシィの特殊能力を全く気にせずに無駄戦闘を仕掛けてきてくれるということです。おかげでストーリーモードをあまり退屈せずに遊ぶことができました。そこで思いついたコンボが、レーシィ＋ハウントです。ハウント中の対戦相手がレーシィを踏んでくれれば、無駄戦闘が発生して勝手にレベルを上げてくれるではありませんか。これはなかなか屈辱的で面白いです。こうしてレーシィブックの作成に着手しました。

対戦会で人数合わせのためにAIが投入されることはままあると思いますが、その場合にはレーシィブックが最強！と言うことになるでしょうか。それにしてもレーシィ＋ハウントとは恐ろしいコンボです。ただ、相手にどれだけ屈辱感を与えることが出来るかを基準に、ブックを作成するかを決めるのはどうかと思いますが。

ハウントをかけただけでは、レーシィを踏んでくれる可能性はダイス任せです。そこで、アイアンアイドルを導入し、レーシィの４〜６歩手前にいる相手をハウントで狙うというコンセプトに。ついでなのでミスルトも入れました。また、応用としてカーバンクルに対して無駄戦闘を仕掛けさせることで、カーバンフライを作ることもできます。レーシィとカーバンクルを並べて配置しておけば、さらに確実ですね。クイックサンドも組み合わせようかと思いましたが、ハウントもクイックも２ターンしか効果が持続しないため、タイミングがシビア過ぎるということで断念しました。あと、テレキネシスはネタとして使い古されているので、始めから頭になかったです。

実現したら、盛り上がるでしょうね。「ハウント氏にＨＷＸ等をドローされないか」「ダイス１／３」「無駄戦闘をハウント氏が仕掛けてくれるか」と、３回もドキドキの場面があります。あえてクリーチャー構成に突っ込んでみると…うーむ、レーシィとカーバンクルを並べて配置すべく、ドリアード、コンジャラー辺りを投入でしょうか。しかし入れるスペースありませんか。ドラゴンフライ、ドワーフ＋ブーメランが対スチームギアのため用意されていたり、ギアではなくワーボアを使って無効化アイテムをアースシールドにしたり、微妙な工夫が凝らされているので、下手にいじるとおかしなことになりそうです。ソン＝ギョウジャを入れて余ったレーシィをアイテムとして活用したりとか考えたのですが。そうすると２色になっちゃいます。

あと、注釈として付け加えておきますと、テレキネシスが使い古されていると言うのは、シルバープロウとの組合せの話です。もはや伝統のコンボと言えるでしょう。ディープスポーンとの組合せが懐かしいですね。ディープスポーンを知らない方は広辞苑でも引いてみてください。きっと載っていませんので。

ブックコンセプトとしてはこんなところですが、レーシィは地味に単体で強力なクリーチャーだと思います。最大の特徴は、ダンピールなどの確率系クリーチャーでの侵略をためらわせることができるという点でしょう。即死に失敗した場合、レベルが上がってしまうのではよほどのことがない限り攻められません。ＳＴが３０あるので、ダークマスター未配置で支援があればバジリスクも返り討ちにすることが可能です。したがって、相手のブックに確率系クリが入っていた場合は、レーシィのレベルアップは４で止めておくのがよいでしょう。運が良ければ、ダークマスターやハンババの応援を忘れていた対戦相手がレーシィを倒せると勘違いして攻めてきてくれるかもしれません。このような勘違いを狙って、ナイトシールドやカメレオンアーマーのような普段は使わない防具を組み込んでみるのも面白いかもしれませんね。

これは考えたことがありませんでした。特に直踏みの場合はためらいますね。普通のブックに普通に１、２枚入っていて良いカードと言えそうです。それにしても、ハンババを組み込む理由をこうも鮮やかに説明した例は過去に無いでしょう。つうか「勘違い狙い」と言うイヤな理由ですが。ハンババ印が必要ですか。あと「ダークマスター未配置ならば」はドラゴンブックと同じ轍を踏んでおりバインドミストを入れるか猛省するかしてください。