決勝の前に、敗者復活ルールにより決勝に進出するＡＩキャラクタの発表です。全ＡＩキャラクタ（ＣＯＭ含む）のランキングは、こちら。
| 順位 | AIキャラクタ名 | 組 | 合計pt |
|---|---|---|---|
| １ | 継マルコ２ | Ｃ | 31pt |
| ２ | Ｋ井Ｋ二 | Ａ | 29pt |
| ２ | ジューシー | Ｂ | 29pt |
| ４ | カデナ | Ａ | 26pt |
| ５ | 御茶之水博士 | Ｂ | 23pt |
| ５ | うなえもん | Ａ | 23pt |
| ７ | 安藤ロイド | Ｃ | 22pt |
| ７ | 川口浩 | Ｂ | 22pt |
| ９ | ＡＭＥ２ | Ｃ | 17pt |
| ９ | めそ | Ｂ | 17pt |
| 11 | ピケット | Ｃ | 16pt |
| 12 | 知的ザゴル | Ｃ | 14pt |
| 13 | 幣原喜重郎 | Ａ | 11pt |
| 13 | セレナ | Ａ | 11pt |
| 15 | ザゴル | Ｂ | 9pt |
グループ１位のＫ井Ｋ二、ジューシー、継マルコ２に加えて、ポイント単独４位のカデナが決勝リーグ進出決定です。おめでとうございます。そしてうなえもんと御茶之水博士が同点で５位、と言うことは、この２名が一発勝負の敗者復活戦に望むことになります。ダミーの対戦相手としてＣＯＭから２名抽選です。予選に出場したセレナ、ザゴル、ピケットは除きまして、残りのＣＯＭからランダムで選び出すことにします。……（抽選中）……はい決まりました！ 敗者復活戦、組合せはうなえもん、御茶之水博士、ライバーン、ルシエンです！
敗者復活戦 （2003/08/06 21:22〜22:58） 58ラウンド
| 総魔力 | AIキャラクタ名 |
|---|---|
| 8126G | 御茶之水博士 |
| 4216G | うなえもん |
| 2941G | ルシエン |
| 2283G | ライバーン |
序盤、うなえもんが拠点クリーチャーを引けず出遅れる。一時はバジリスクを拠点にしてしまいそうな場面も。御茶之水博士はいつも通り淡々と風土地を集めていく。その後もうなえもんは土地を思うように確保できず、ワイルドグロースの無駄撃ち、デコイ連発による手札減少など、悪い面ばかりがでてしまった。なんとか現金過多の状態ながらも追いすがるうなえもん。その間健闘したのがルシエン。手広く土地を確保し、一時はトップを快走した。しかしながら。
ここで御茶之水博士のチャリオットが炸裂する。ガルーダを移動し、城をまたいでルシエンの「シミュラクラム付き」ヒーラーへ突撃したのだ。ＳＴはライバーンの配置もあり90。これで終わりではない。直後城へ止まった御茶之水は、ルシエンのドリアード地レベル３にコロッサス移動攻撃を敢行。ここは一旦援護で凌げるか、でもコロッサスは多分死なないな…とか思っていたら、なんとルシエンは魔力不足！ 素晴らしい連携を見せた御茶之水博士は、うなえもんの追撃を振り切り見事決勝リーグ進出を決めた。
決勝−１ （2003/08/19 21:08〜22:15） 45ラウンド
| 総魔力 | AIキャラクタ名 | 獲得pt | 合計pt |
|---|---|---|---|
| 8096G | 継マルコ２ | 10pt | 10pt |
| 6744G | 御茶之水博士 | 6pt | 6pt |
| 837G | ジューシー | 3pt | 3pt |
| 480G | カデナ | 1pt | 1pt |
強い。継マルコ２がそのポテンシャルをいかんなく発揮した。序盤ジェイドアイドルを２度置くも２度ともカデナにマジックボルトで潰され、これはカデナのペースかとも思われた。しかし、低コストを活かして早めにレベルの上がったジューシーの土地に、カデナの土地破壊スペルが向いた。これが継マルコ２にとってラッキィだった。最初に東砦左下に配置したウィロウはジューシーのバルダン（→アマゾン）＋マイトダガーに沈んだものの、しばらくして南エリアにケルピーレベル４を立てることに成功！ レベル１のとき残りの３人がそれぞれ踏んだものの、御茶之水とカデナは戦闘を仕掛けず。これでジューシー１人ではアイテムを削り切れず、ケルピーが安定状態に。
その後調子に乗った継マルコ２は城の右上にケルピー配置。これで他の３人はパーミッションを引かない限り周回できなくなってしまった。これで決まり…と思ったのだが、なぜか御茶之水がトップを維持し続ける。ガルーダ＋グレアム、ダンピール＋ボーパルなど攻められる所はきっちり攻め、北エリアに風５連鎖完成！ いつの間にか自分のマナ、グースだけで生計を立てているではないか。土地は多いが周回できない御茶之水と土地は少ないがバリバリ回る継マルコ２のマッチレースとなった。勝敗は、パーミッションを引いてしまったカデナが周回後南エリアへと行ってしまった事で決まった。ケルピーレベル５に捕まり枯渇。なぜスカルプチャーを使わない！ 逆転した継マルコ２、最後はフィーストで目標魔力に到達！
決勝−２ （2003/09/20 19:06〜21:00） 82ラウンド
| 総魔力 | AIキャラクタ名 | 獲得pt | 合計pt |
|---|---|---|---|
| 9002G | 御茶之水博士 | 10pt | 16pt |
| 4983G | Ｋ井Ｋ二 | 6pt | 6pt |
| 4695G | カデナ | 3pt | 4pt |
| 1446G | 継マルコ２ | 1pt | 11pt |
途中までは、何ラウンドに誰が何を使ったとか覚えていたが、今大会最長試合となっては意味無し。各種アイドルをはじめとする防御型クリーチャー中心の継マルコ２、Ｋ井Ｋ二に対し、容赦なくカデナ、御茶之水博士のアシッドレインが襲ってくる。継マルコ２はオールドウィロウ拠点の流れになってしまったのが痛かった。これがケルピーならば、生き残りやすさが大きく違っていたはずである。何度ウィロウを上げてもアシッド、マジックボルト、そして御茶之水の戦闘により潰され、ほとんど通行料を奪えなかった。一方、Ｋ井Ｋ二は前述の通りグラニットアイドルが全く安定しないため、カデナの引くコラプションを全弾喰らってしまう。４発ほど喰らってさすがに身動きも取れなくなり、勝負はカデナVS御茶之水に絞られた。
御茶之水の戦闘力は一歩も二歩も抜きん出ており、特にコロッサスと、ボーパル強打が強力。カデナは全てのクリーチャーが強打対象で、ホーリーグレイルを持て余し気味だった。徐々にラビド全域が御茶之水の天下になっていく。北も南も風クリーチャーで埋め尽くした御茶之水が土地破壊にもめげずレベルアップを繰り返し、ついにリーチをかける。確か60ラウンドを過ぎた辺りのことである。遠い昔のことのよう。
しかし。御茶之水のダイスが走れば終わると言うところで、奴が来た。Ｋ井Ｋ二だ。鬼引きアースシェイカーで達成を回避し、その後もアースシェイカー、メテオ、またアースシェイカー…。おまけにカデナもサブサイド、ローカスト。お、終わらねぇ。一時は大差がついていた総魔力も、どんどん縮まっていく。もうマナを引くかどうか、これしかない。Ｋ井Ｋ二が再びオーロラを撃ち始め、追いつくかも、と一瞬思わせた。前半（40ラウンド経っても前半なのがとってもイヤ）、枯渇しそうだったのは一体なんだったのだろうか。
しかし。しかししかし。御茶之水のブックには足とマナも十分だった。Ｋ井Ｋ二、カデナに負けないマナの引きで、自力レベルアップによりぎりぎり達成。最後にＫ井Ｋ二の土地踏みもあり、9000Ｇ越えとなった。最後、カデナはレベルアップすれば２位だったがクリーチャーを配置してしまい、３位。継マルコは最後、現金輸送状態だった。唯一速攻タイプなので仕方がないか。それにしても疲れたぁ。
決勝−３ （2003/09/28 20:35〜22:42） 83ラウンド
| 総魔力 | AIキャラクタ名 | 獲得pt | 合計pt |
|---|---|---|---|
| 10369G | Ｋ井Ｋ二 | 10pt | 16pt |
| 5092G | ジューシー | 6pt | 9pt |
| 4653G | カデナ | 3pt | 7pt |
| 2339G | 御茶之水博士 | 1pt | 17pt |
Ｋ井Ｋ二は相変わらずアシッドレイン or マジックボルトでグラニットアイドルを倒されコラプションを喰らい、苦戦。それでもトップを維持し、オーロラを何発か放ち地盤を作る。今回はジューシーの参加によりレベル１土地の戦闘が多発。防御アイテムの中心がホーリーグレイル、カウンターアムルと魔力がかかるもののため、全員の魔力の伸びは停滞した。カデナ、Ｋ井Ｋ二のレベルダウンスペルが余ってしまうほどである。結果、曲が後半のものに変わったのがなんと58ラウンド！ そのときＫ井Ｋ二のマナは一発500Ｇに達していたのであった。
ここから試合は急展開を見せた。マナ、バロメッツによって一気にスパートをかけるＫ井Ｋ二、Ｋ井Ｋ二からドレインマジックで1000Ｇ巻き上げて追いすがるジューシー、Ｋ井Ｋ二にレベル４ウィスプを踏んでもらって追い上げるカデナ、そしてマナ、グースにより自力で這い上がろうとする御茶之水。全員一気に魔力を伸ばし、5000Ｇ台の争いとなる。北エリアは突然危険地帯となり、移動スペルが何枚あっても足りない状態になった。全員、薄氷を踏む思いでダイスを振って行く。特に御茶之水の城右上レベル５レベラーに皆、果敢にチャレンジ。危険、非常に危険。
最初に脱落したのは御茶之水博士。レベル４土地のレベラーを隣のアルマジロレベル３に移動させレベルダウンを狙ったのが痛恨のミス。ジューシーはマイトダガーで迎撃！ この土地を移動で奪ったジューシーは風５連鎖となり一気にトップへ。反対に御茶之水は、レベル５を真っ先に作ってしまったことからカデナのローカスト、サブサイドに何度も狙われたのも手伝い最下位を脱出できなかった。
そして次の脱落者はカデナ。レベル４土地のウィルオーウィスプを隣のアルマジロに移動させ魔力搾取を狙ったのが痛恨のミス。ジューシーはボーパルソードで迎撃！ この土地を失ったカデナは土地の少なさも手伝い、３位を脱出できなかった。一試合でこんな事が二度も起こるとは…。
Ｋ井Ｋ二が伸び切るかと思われたところにカデナのコラプション。トップに立ったジューシーだったが、決め手を欠いた。気合と移動スペルでなんとか高額地を回避したＫ井Ｋ二が81ラウンドに待望のアースシェイカーを引いてジューシーを引き離す。Ｋ井Ｋ二はここで緩まず、２連続でオーロラを引き撃ちし決着をつけた。
決勝−４ （2003/10/15 21:32〜22:41） 47ラウンド
| 総魔力 | AIキャラクタ名 | 獲得pt | 合計pt |
|---|---|---|---|
| 8782G | 御茶之水博士 | 10pt | 27pt |
| 6241G | ジューシー | 6pt | 15pt |
| 6098G | Ｋ井Ｋ二 | 3pt | 19pt |
| 907G | 継マルコ２ | 1pt | 12pt |
山場はいきなり。ラブストーリーは突然に（違う）。継マルコ２は初手でボージェスを水土地に配置。すかさず次ラウンドケルピーに交換。早っ！ ジューシーに両側の土地を押さえられ不気味だが、継マルコ２はここに勝負をかける。このケルピーのレベルが８ラウンドに上がり、目の前に居たジューシーが捕まった。アイテムが無く、マンティコア単独で攻め込むも、ベストメントで守りきり128Ｇの通行料。さぁ、折り返しでまたハマる。これはいかんと思ったか（多分思ってない）Ｋ井Ｋ二がメテオを撃ち込む。しかし９ラウンド、そのケルピーを再び通り過ぎた継マルコ２は、ジューシーの手札に攻撃アイテムが無いのを確認し（てないと思うけど）、レベルを１→４へ！ しかししかし、ピンチを迎えたジューシーはなんと、マイトダガーをドロー。これはいけるか？ ただ、順位はトップ。微妙。ケルピーに捕まったジューシーが繰り出したクリーチャーは…バルダンダース！ 微妙！
バルダンダース＋マイトダガー（順位１位）＋支援×２
VS
ケルピー＋ペトリフストーン＋地形効果Ｌ４
結果！ バルダンダースはグラディエーターに変身！ 見事強打で土地を奪い取った！ まさに神！
そんなわけで、継マルコ２はまたもやみんなの銀行と化したのであった。その頃、御茶之水はいつものように淡々と周回していたわけで。御茶之水は、今回はクリーチャー配置に苦労したが、その分だけ護符に魔力がまわった。コラプションの無い今回（カデナが抜け番のため）、かなり有効だったと言える。Ｋ井Ｋ二のオーロラもやや遅らせた感がある。で、そのＫ井Ｋ二はクリーチャーの引きが最悪で、グラニット以外まるで置けない。あとで置いたブラスはアシッドで潰されたり、妙に移動攻撃されたり、直踏みされたり。非常に苦労していた。あと、遅れて引いたバロメッツが４カードになったり。
継マルコ２を除いた３人の三つ巴（被ってる）で進んだこの試合、最後は３人が城周辺に集まり、通行料も絡んだ目標魔力ぎりぎりの競り合いになった。ここで御茶之水が地力を発揮。ダンピール＋ボーパルソードの無駄コンボでジューシーのマッドマン地レベル３を、さらにはグレムリン＋カウンターアムル＋自分の支援＋相手の支援でスペクター55／65風レベル３をピタリ落とすと、そのまま城へ駆け込んで勝利！ 結局はあの序盤の争いに関わらなかったのが幸いしたのかもしれない。ジューシーも惜しかったが…。
と言うわけで、御茶之水博士が暫定１位で結果を待つことになりました。Ｋ井Ｋ二は最終戦、トップを取るのが逆転優勝の条件です。さぁどうなるか、最終戦をお楽しみに！
最終戦は当事者の方々にちょっとドキドキしていただこうと言うわけで、結果を下に書きます。ドキドキして下さい。
序盤はゆったりとした展開。しかし14ラウンド、継マルコ２が南エリア聖堂横にケルピーを配置したところで、場に（と言うか、私に）緊張が走る。レベルアップは16ラウンド。ジューシーの移動攻撃（リリス＋マイトダガー）をグレアムで防ぐ継マルコ２。そして続々とレベル４ケルピーの待つ南エリアに入ってくる他のＡＩたち。決まるか？と思われたが、惜しくも足止め寸前でカデナのサブサイドが飛ぶ。しかしＫ井Ｋ二、カデナから160Ｇ奪取し、さらにジューシーを待つ。ここで事件発生。ジューシーがケルピー目前のほこらに止まり、出た効果が「誰か一人のアイテム、スペルカード一枚を破壊」。指定は継マルコ２！ 壊れたのは唯一の防御アイテム、ペトリフストーン。あ、あり得ない！ それでもお構いなしにレベルアップする継マルコ２。危険！ しかしジューシーが100％倒せるティアリングハローを捨ててしまう。 突っ込むジューシー！ ど、どうなる？
アンバーモス＋ボーパルソード
VS
ケルピー＋地形効果Ｌ４
結果は、Ｇ・ラットが出てケルピー生き残り！ 継マルコ２の大バクチは成功を収める。その後土地破壊スペルを喰らいつつも、周回が速いＫ井Ｋ二、カデナをバリバリ嵌め、ついにトップに躍り出る。カデナはともかく、コラプションも喰らったＫ井Ｋ二は息も絶え絶え。さらに31ラウンドにはケルピーに念願のランドプロテクトがかかる。ついに決まったか？
しかし、しかーし。再び戦闘の鬼、ジューシーが南エリアにやってきた。レベル４で待ち構えていたケルピーを危険と見たか、Ｋ井Ｋ二がコラプション連打で残り少なくなった魔力を振り絞ってアースシェイカー。ケルピーはレベル３に。ここにジューシーが…。
スペクター＋マイトダガー（壊される）
VS
ケルピー＋グレムリンアムル＋地形効果Ｌ３
スペクターのＨＰは37。
すいません。
スペクターのＳＴは、なんと59！ まさに首の皮一枚残す。でも、でも…。
すぐ後ろにカデナが。カデナが。カデナがー。
フェイト＋支援×１
VS
ケルピー（死にかけ）＋地形効果Ｌ３
さようならケルピー。そしてさようなら継マルコ２。ちなみにこの戦闘の直前、カデナがコラプションを「継マルコ２に」撃ち込んだ事を報告しておきます。ダメージ900Ｇ。それにしても、シェイカー来なければ…。惜しい。本当に惜しい。惜しい人を亡くしたな…（違う）。
ここからはおなじみ、Ｋ井Ｋ二のアースシェイカーショウ。次々と地震を起こし、ラビド全域を荒地にしていく。最初にレベルアップモードに入っていたカデナ、ケルピーを倒して出来たリードも徐々になくなる。ジューシーのマイトダガー、ボーパルソードの執拗な攻撃にも苦しみ、土地がゆっくりと減少。Ｋ井Ｋ二からアマゾンで200Ｇ奪取も、ホリグレで276Ｇ取られてはいけない。カデナとＫ井Ｋ二の差が徐々に詰まる。ただＫ井Ｋ二も配置がままならないのは同じ。グラニットアイドルがまったく配置できず、カデナのコラプションをまともに喰らう。59Ｒに1230Ｇ、67Ｒに1500Ｇのダメージ。
逆に伸びてきたのが、ジューシー。ついにアイテムを切らしたカデナのレベル３土地に次々と襲い掛かる。リリス、マンティコア、スペクターなどが次々とカデナの土地に。と言うか、カデナの土地しか奪いに行くところがない。微妙なレベル２、３通行料でちまちま稼ぎ、戦闘しまくって気付けばダントツの領地19個！（全土地28個で！） Ｋ井Ｋ二がアースシェイカーを引かなければ、残り数ラウンドで達成か？
しかしＫ井Ｋ二、鬼のような高速周回がここで効いてきた。700Ｇを突破したマナを連発して脅威の追い上げである。一時は2000Ｇほどついた差を挽回し、ジューシーとのダイス勝負に持ち込む。そして79ラウンド。Ｋ井Ｋ二は既に光って城まで７マス。ジューシーは城まで６マス。周回で達成。Ｋ井Ｋ二、運命のダイスは、８！ 見事な逆転勝利！
決勝−５ （2003/10/19 21:06〜23:08） 79ラウンド
| 総魔力 | AIキャラクタ名 | 獲得pt | 合計pt |
|---|---|---|---|
| 8635G | Ｋ井Ｋ二 | 10pt | 29pt |
| 7924G | ジューシー | 6pt | 21pt |
| 4917G | カデナ | 3pt | 10pt |
| 1630G | 継マルコ２ | 1pt | 13pt |
と言うわけで。Ｋ井Ｋ二が総合優勝を果たしました！ 機械科ボイラーズさん、おめでとうございます！！
| 順位 | AIキャラクタ名 | 組 | 合計pt |
|---|---|---|---|
| １ | Ｋ井Ｋ二 | Ａ | 29pt |
| ２ | 御茶之水博士 | Ｂ | 27pt |
| ３ | ジューシー | Ｂ | 21pt |
| ４ | 継マルコ２ | Ｃ | 13pt |
| ５ | カデナ | Ａ | 10pt |
こんなに長〜くかかった大会に参加していただいた方々、そして感想などを投稿してくださった方々、本当にありがとうございました。大感謝。できれば、またいずれ…。