非常にナイスなクリーチャーである。まず見た目が良い。といってもマップ上に配置したときの話である（カードの絵も味があるが・・・なんでこんなに違うのだろう）。マップ上のクンフーモンクはドラゴンボールのクリリンそのものだ。絶対にあの背中には「亀」と書いてあるはずだ、と私は確信している。しかもあのアクションは間違いなく「気円斬」を放っている。「元気玉」と言う説もあるが自分では撃てないし、あんなに何度も悟空に元気玉をもらっているはずがない。やはり気円斬であろう。
こいつとソン＝ギョウジャ（悟空役）、シンリュウ（もちろん神龍）を大量に入れたブックを作って、ブック名を「ドラゴンボール」としようとしたものの、６文字制限の壁に阻まれたセプターは全セプターの80パーセントにわたると言う（文部省調べ）。ちなみにそのセプターたちが結局どんな名前をつけたのかも調査されている。
Ｄボール・・・40パーセント「ドラゴン」はひどい。これを見た対戦者は間違いなくドラゴンブックだと思うだろう。盤外戦術と言うか、もっと言えば言葉無き三味線である。ただこのブックはほぼ間違いなく弱いために許されるだろう。
さて能力面での評価だが、独自の特殊能力については「使えねぇ」の一言ではないかと思われる。まぁ雰囲気は出てますが（ちょっとサイヤ人っぽいし）。ＳＴは（60−ＨＰ）Ｘ２くらいにしてくれても良いと思う。武道を習得しているにもかかわらず、巻物（スクロール）に頼らんと敵を倒せないのはいかがなものか。ただこの能力にこだわらず、高いＨＰと先制能力を持ち、配置に関する制限のないクリーチャーと考えれば使いやすさはかなりのものである。しかし武器攻撃ならグリフォン、レベルを上げて守るならハリケーンというように競合するクリーチャーがいるので、彼の生きる道はやはりスクロールブックにしかないと言えるだろう。