スペクターから見たバルダン

それでは、まずは前回（第1講義）やらなかった「登場クリーチャー頻度ランキング」を見てみましょう。題して、「バルダンダースによる人気投票」です。なお、このランキングに表示されている（２／１）とは、攻めが２回、守りが１回という意味です。

まず、栄えある第１位は！？

１位［５回］キングトータス（３／２）

キングの名にふさわしい1位ですね。何が1位って、「バルダン界での人気」が1位なんですけど。そして第２位は？

２位［４回］ウィルス（２／２）

すんげー脱力。４回も出なくていいよ。まあ、これが彼のいいところなんですがね。
以下は混戦。３位はこの方々です。

３位［３回］フードラム(1/2) オールドウィロウ(3/0) キメラ(2/1) ドラゴンフライ(1/2) ドレインローパー(0/3) バ＝アル(2/1) ピラーフレイム(0/3) ラドーン(1/2) I・サラマンダー(1/2) ケルピー(1/2) ムジナ(2/1) デスゲイズ(2/1) トウテツ(1/2) ドリアード(2/1) イグニズファツィ(2/1) グレムリン(3/0) ワイバーン(1/2)

ここで見ていただきたいのは、ドレインローパーとピラーフレイムです。なんと、３回とも防御に使っているのです！バルダン戦闘をビデオに撮り続けてもう400回。ついにクリーチャーの使い方を学んでしまったのでしょうか。ちょっと嬉しくもあり、悲しくもあります。これって親心？

20位［２回］ゴブリン(0/2) チュパカブラ(2/0) ティラノサウルス(1/1) デコイ(2/0) ニンジャ(1/1) バトルギアβ(0/2) バンディット(2/0) ホーンカメレオン(2/0) ミゴール(0/2) ヴァルキリー(1/1) コボルド(1/1) ソン＝ギョウジャ(2/0) バンディクート(1/1) フレイムロード(1/1) ミノタウロス(0/2) アイスウォール(0/2) カリブディス(1/1) クラステ(1/1) Ｇ・イール(0/2) Ｓ・ジャイアント(1/1) ディープスポーン(1/1) ファンガス(1/1) マーフォーク(0/2) マッドクラウン(2/0) メガロドン(1/1) メデューサ(1/1) ライオンメイン(1/1) リリス(0/2) コアティ(0/2) ドラゴンゾンビ(2/0) ドワーフ(1/1) バジリスク(1/1) サンダービーク(1/1) スペクター(1/1) ヌエ(1/1) パウダーイーター(2/0) ベールゼブブ(1/1) ミルメコレオ(1/1) モスマン(1/1) レベラー(2/0)

バトルギアβやアイスウォールを守りに使っているところからも、「バルダンおりこうさん化説」がいよいよ真実味を帯びてきたことがわかります。パウダーイーターが攻める気マンマンなのはご愛嬌。また、第１講義で頻出し私を悩ませたドラゴンゾンビもいい調子でした。では次。

60位［１回］アンシーン(0/1) イサークイーン(1/0) クレリック(0/1) サイクロプス(0/1) サムライ(1/0) シェイド(0/1) Ｇ・スネーク(0/1) Ｇ・スパイダー(0/1) Ｇ・ラット(1/0) スケルトン(0/1) ドッペルゲンガー(1/0) ドラゴノイド(1/0) バトルギアα(1/0) リトルグレイ(1/0) ルナティックヘア(0/1) レイス(0/1) ワーウルフ(0/1) ウィルオウィスプ(0/1) ガスクラウド(1/0) ケットシー(0/1) ゴーレム(0/1) ソーサラー(1/0) バロウワイト(0/1) フェニックス(0/1) フレイムウィビル(1/0) ホムンクルス(1/0) アヌビアス(1/0) クラーケン(0/1) シーモンク(1/0) ジオファーグ(0/1) Ｇ・アメーバ(1/0) ニンフ(0/1) パイレート(1/0) ヒドラ(1/0) ブラッドプリン(1/0) アルマジロ(1/0) ウッドフォーク(0/1) グール(0/1) ケルベロス(0/1) サンドマン(0/1) Ｇ・スラッグ(1/0) ダークマスター(0/1) ドルイド(1/0) トロル(1/0) マンドレイク(0/1) エイドロン(1/0) エルフ(1/0) クンフーモンク(0/1) ゴースト(1/0) サキュバス(0/1) ジーニー(1/0) シムルグ(1/0) スプライト(1/0) ナイトメア(1/0) パラディン(1/0) ハリケーン(0/1) ペガサス(0/1) ホーネット(0/1) メイジ(0/1) ロードランナー(1/0)

ここまで来るとただの集計者の自己満足という話もありますが、見どころはバトルギアαをちゃんと攻めに使っているというところぐらい。

120位［０回］その他大勢(0/0)

というわけで、200回戦闘して119種類出ました。何回戦闘すれば全て見られるのでしょうか？それは今後のお楽しみということで。

さて、ここからは集計のコーナー。いろんな事柄を集計してみようという趣旨です。まずは、各属性の出現率から。ちなみにカッコ内は、実際の全クリーチャー（Ｅ除く）における率です。

無：38回／19.0％（22.03％）
火：42回／21.0％（19.21％）
水：49回／24.5％（19.77％）
地：27回／13.5％（19.21％）
風：44回／22.0％（19.77％）

まあキングトータスが1位を取るぐらいだから水属性が多かったのはともかくとして、地属性少なすぎないか！？もしやバルダンは地属性が嫌いなのでは。理由として考えられるのは、地属性はカードの縁が緑色であり、自分のキャラとかぶるからということでしょう。緑色といえば彼ですからね。

次は、各種族の出現率です。

人：61回／30.5％（33.33％）
獣：57回／28.5％（25.42％）
竜：17回／8.5％　（9.04％）
植：15回／7.5％　（6.78％）
死：50回／25.0％（25.42％）

なんか可もなく不可もない結果になっちゃった。バルダンは属性では人を判断するが、種族では人を判断しないということでしょう。いい人だ。

次は各レアリティの出現率。

Ｎ：63回／31.5％（34.46％）
Ｓ：70回／35.0％（37.85％）
Ｒ：67回／33.5％（27.68％）

このＲ率の高さは、「俺はこんな特殊な能力を持っていながらＳに落ち着いているのは納得いかない」という怨念のなせる技だとしか思えません。逆にいえばやる気ありってことですよね。

次は先制率。後手率もいっしょにどうぞ。

先制：28回／14.0％（12.43％）
後手：13回／6.5％　（4.52％）

どっちも高い…。これは、変身しか能のない彼のあこがれと考えます。しかし、実は28回の先制のうち16回は守りなのです。先制どころをしっかりとわきまえていますね。

あとはどうでもいいデータを２つ。

いけにえ率：27回／13.5％（11.30％）
コスト平均：71.85（72.62）

つまり、
結論：バルダンダースは、密かに「自分は使えるやつだ」とアピールしている！

密かに、でないとアピールできないのが素晴らしいところですね。

（2000/12/16：文・高橋ＵＦＹ）

☆全体的に見て ☆はじめに ☆バルダンから見たスペクター ☆