あー、も〜〜。なんっつーか、その〜〜。何から話せば良いのやら。

勝ちました。勝ちましたけど、勝った気がしません。すいませんこんなへっぴり腰のイントロ文章で。「全国のTrueSkill30アンダーのみなさん、コンニチハ。かいちさなです。」ぐらい書けるものなら書きたかった。アホですか？・・・アホですね。はい。サーセン。サーセン。
いやー、もー、ほんっとあの展開ならメルさんかざくろたんが勝ってるはずなんです。他３人のブックを見ても、なんで私が勝ったのか不思議でしょーがない。

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まず、私の水単プリンブック「墓守」はヌルいと思います。つしさんが金策多すぎたってブログに書いてましたが、私は足に寄せすぎて金策薄かった。気に入ってるのはドローくらいかな。orz

本番までの間、墓標はほとんどオパールコローシブで遊んでたんですよ。ランクマッチでのびスケさんがやってるの見て、面白そうだったから自分でも組んでみたのがめちゃくちゃ面白くてですね！カウンタあってもかんけーねー！夢のあるブック最高！！おんもすれーー！！とかそんなんばっかやっててね！！ｗ

直前になって、火即時がいいんじゃね？って閃いた。このメンツだとおそらく走り合いになるんです。火単のＳＴ高めでトランスもできるよーってタイプは私の持ちネタのひとつだし、たぶんこの発想は正解。実際火でねこめさんが勝ってるし。
で、開始１時間前に１人スパーを始めたんです。ざくろたんから１５分前にお呼びがかかっても行かなかったのは、１人スパーをしてたから。自分の火単を墓標用に調整して、バーチャルセプターに「つし」「メル」「ざくろ」って名前つけてｗ、火単と墓守となんかテキトーなブックで。
そしたら、メルさんが振り込んで、墓守使ってたつしさんが勝ったんです。だったらもういいや、墓守で行こう！って。

最後の最後にそんな理由でブックを決めました。口ハウントはありで、つしさんメルさんざくろたんという豪華メンバーで対戦スタートです。

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開幕１番手はメルさん。手札にＨＷ８とトケビとリコール、ワイグロがあります。やっぱり地単トランスなのねー。ＨＷ８を使用して砦を越えてトケビ召喚、転送円側へ移動させます。２番手ざくろたんもＨＷ８を使用、砦を越えてマッドマン召喚。エスケとアガマがあるので、次ターンエスケで風にアガマ配置＞城へ向かって周回、ですよねー。３番手は私。ミストウィングとＨＷ８があります。素ダイス振って２。ここで水土地に釣られて逆時計回りのスタート。４番手はつしさん。クリーチャーがミラーしかありません。事故なのか？ホープで引っ張るもトケビのみ。ダイスは７で砦へ着地。ウェザがあるんで風だろうけど、しょんぼりな感じの初手かな。

序盤はずっとメルさん有利。トレスパス決めてフェームしてトレスパスして以下略。このあとが長いんで端折りますが、私の目線で言うと、マップをぐるーっと１周して最初に置いたプリンのレベルを上げようと思ったら、その向こうに地５連鎖Lv5アガマが口開けて待ってるんですよ。

ファッキン！ファッキントレスパス！！しかも全部引き即ってどんなチートやねん！！

・・・いや、わかってます。チートじゃないです。そんなもんなんです。それをやってのけるのがメルさんです。泣いても笑っても怒っても仕方ありません。とにかくアガマ踏んで脱落だけは避けたいなぁと思いつつも、ダイス振ったら転送円で飛ばされました。血反吐ものです。ただでさえ遅いのに。orz

フェーム連打のメルさん＆天然Lv5トランスを決めて魔力沸騰のざくろたん、２人の地単がこの時点ではやりたい放題でした。私も負けじとミストLv4をトランスしましたが、ドレイン一発食らって土地４つ。水３連鎖で素のプリン×２とトケビ、無土地のリビングミラーというなんとも心許ない体勢です。配置が遅れた上に転送円に嵌まり、大事なウェザリングを生け贄にしてでも離島脱出を試みるつしさんに至っては、もはや口数少なくなってました。
これはヤバいんじゃないか。メルさん得意の、体勢が整わない間に勝負を決めてくるパターンじゃないかー？
そしてメルさんのドロー、クイックサンド。
バキューン！バキューン！！ 墓地に銃声が響き渡ります。（妄想）

転送円を越えてLv5アガマの手前に着地してたら嵌められてる。こりゃむしろ飛ばされて助かった！しかし状況は依然として厳しいままです。メルさんの総魔力は5000台に乗り、アガマは通行料2252G。私じゃなくても誰かが嵌まればメルさんのスピード勝利で終わる可能性があります。

私の手札にはセフト。そしてつしさんもセフトを持っていました。アガマ手前にいるざくろたんはエスケープを保持。それを見てメルさんもクイックサンドを保持しました。
私は離島にいるあいだ様子見モード。そしてメルさんのクイサンをセフトします。

カイチ「私はプリンなので、持ってりゃいいことあるかも」

と、口では強がっておく(*´д`)
ほんとはメルさんにクイサン持ち歩かれるのが怖かったからなんだけど、よくよく考えたら撃たずとも十分達成圏内へ持ってけるんよね。メルさんにしてみればリンカの生け贄くらいにしかならない存在だったかも？どうなんだろ。私を嵌める気あったのかなあ。

そんな感じで内心はへっぴり腰の私をよそ目に、ざくろたんの黄金時代が幕開けです。城横の地にＨＷ８で着地。ヘラルド召喚で４連鎖とし、あえてレベルを上げずに啓示の効果を得ます。

メルさん「ヘラルドLv5じゃないの？」
ざくろたん「（プリンコロッサスを持ってる）カイチさんの前にLv5作る勇気無いよ」

私は心の中で拍手しました。これはいい牽制になったぞ！
よく見るとメルさんも地に置いてたミラージュをいそいそと回収してます。対戦中は気付きませんでしたがメルさんもドッキドキだったのかしら。

でも、冷静に考えて。ざくろたんはサキュバスリングを持ってる＝プリンコロッサスからは確実に守れる。そこへ私がクイサン侵略はありえない。私がこれから通るからってLv5にしないのは？
果たして、その謎は対戦後に解けることになります。啓示がかかった状態で、Lv5トランスの金をどこに注ぎ込むのか？
そしてざくろたんのドロー、クイックサンド。
バキューン！バキューン！！ババババキューン！！ また銃声が轟きます。（妄想）

ざくろたんはメルさんの目と鼻の先、サクヤにクイサン打ち込み。一気にLv5でメルさん嵌めでしょう。
あとからざくろたんのブックを見てわかったことだけど、わりと極端にアイテムを削った構成にしてたのね。攻守兼用のサキュバスリングを見せ札として持ち歩きたいから、嵌めたら必ず手出しするであろう私より、攻撃手段をあまり持たないメルさんつしさんを狙った方が安全。だから、だからヘラルドLv5じゃなく！！

この一手でざくろたんは勝ちを確信したはずです。私もそう思いました。完璧だ。うつくしい。うつくしすぎる！まるでメルさんの分身が天を仰いでいるかのように見えた。（妄想）
しかし！！ざくろたんは闇のほこらに着地！！ほこらの効果は―――――。



全てのセプターに付いた呪いが取り除かれる



ドッギャアアアアアアン！！ もはや銃声どころじゃない。とてつもない轟音が通り過ぎて行くのがわかりました。（妄想）
さすがです。おいしすぎますざくろたん。みんなの期待を裏切らない男、宇宙一リーグNo.1アイドルはあなたしかいない！ｗ

ざくろたん「空気読めよーーー！！」

Lv1サクヤに嵌められたメルさんはすかさずワータイガーで侵略。サキュバスリングを削ります。このあとドローしたうさぎが涙目です。
この頃になってやっと私がトレスパス決めてLv5プリンを作成。つしさんもミラージュをLv5に。カタチになってきたからでしょうか、つしさんの言動がいつもの状態に戻りつつありました。

あ、ええと、つしさんは口数少ない人じゃないです。そのとき考えてることを言っちゃう人です本来は。自領地越えて「交換が先かなあ」とか、空き地ダイスで「どっち召喚なのかな〜」とか、アタマん中から漏れてます的なことを喋っちゃうのね。
ちなみにメルさんはすごい口ハウントが下手で、自分がされたらイヤなことをつい口走っちゃう。なもんで、中盤以降はあんまり喋らなくなる。ｗ
ざくろたんはさりげなくアドバイスする人。結果的にそれで「第三者の得」を得てたりするから侮れない。ｗ
私？私は野次馬魂あふるる根性無し。人に仕事を押し付けるべく「○○さんやべぇなあ」とか「ポセイドンうぜえええ」とか言うタイプ。です！！ｗ
・・・話が逸れました。

試合は運命の19ラウンド。逆時計回りで転送円とLv5プリンと砦を前に、メルさんは足を求めてリンカを選択。引いたカードはアガマ２枚リコール２枚、仕方なく素ダイスで勝負しますがなんと！私のLv5プリンに吸い込まれて行きます！売ったのはあのにっくきアガマ！こ、これは━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━！

ざくろたんは迷い無くサプレの照準をリコールに当てます。メルさんはLv5通行料を払ってもなお、城手前の土地を再びLv5に上げて城で達成なのです。すげえ、ざくろたん冷静だ、冷静な判断だ！
でもってつしさんのLv4ラマを踏んじゃいます。これが土地売りにならず現金払い。ざくろたんにとって結構痛かったんじゃなかろうか。

勝負はまだまだ続きます。つしさんがトレードでメルさんのレベル上げ予定地を奪うも、メルさんはざくろたんのLv5マッドマンを華麗にスルーして城一歩手前へ着地。地のトケビをLv5で光る！勝負賭けてきたーーー！
ここで私がドレマジドロー。当然メルさんから吸って、Lv1サクヤを倒し連鎖を削ります。これでなんとかメルさんの達成を阻止。あらやだ奥さん、いい仕事じゃな〜い？

・・・思うに。この試合最大のターニングポイントはこの「リンカde踏み」「リコールサプレ」じゃなかろうか。ここまでずっとメルさんの流れだったのが止まって、勝敗の行方がわからなくなったと思います。

そして奇跡再び。今度はつしさんが私のLv5プリンへ吸い込まれます！２度のLv5通行料を得て総魔力6954G、ここに来てまさかのリーチ！エスケープで進行方向を変えて時計回りをはじめたので、砦は通っていないものの光のほこらで城手前３歩。何か金策を引くor水土地ゲットで達成です。

が、そうは問屋が卸しません。ここで再び登場のざくろたん、私のLv5プリンを素ダイスで踏む！！
ちょ、ざくろたんは！ざくろたんはこれまでの２人とは違う！ブランチ＋トゥースで侵略して来ちゃだめえええええあああああ！！素のプリンLv5なので70しか無ェーーー！！！！

ざくろたん「（地クリを数えつつ）これ落ちんじゃね？」
カイチ「来なくて良い！来なくて良いから！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡」

奇跡は三度ならずプリン陥落。と同時にざくろたんが光る。メルさんもサクヤ召喚で連鎖確保＆グリマル投資で光る。２人が光って、足勝負へともつれ込むのかと思いきや！今度はメルさんがリベレでLv5ブランチへ移動侵略！アガマの相打ちで水Lv5が空き地になり、ざくろたんの点滅が消えます。が、手札にはフェームが。Lv5フェーム＞城一歩手前に着地してレベル上げ＞城で達成の可能性が残りました。

息詰まる攻防が続く中、今度はつしさんの時代です。手札にドゥードルとリベレ・・・誰かを嵌めることが出来る！ざくろたんはこれに気付いてなかったそうですが、私は気付いてました。メルさんは？どうだったんだろう？

私はつしさんのリベレドローを見て直感的に「勝てるかも」と思いました。あれはメルさんに向かって火を噴くはず。メルさんの達成が阻まれて、ざくろたんの達成が無いなら、もしかしたら・・・！

果たして。つしさんのこの一手は成功し、メルさんは再びLv5通行料を払い達成を阻まれます。これでつしさんも光る。メルさんはリベレを上書きすることで回避できたと試合後に反省しきりでしたが、しかし、しかしですよ！！嗚呼、あなたってひとは！！何回達成を止められても、何回ドレマジ食らっても、Lv5通行料を２回払っても、まだなお魔力6000台を維持して城通過→光り直す余裕があるなんて・・・！！あんた走りの鏡だよ！！！！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

私は城近くのラミアをLv5に上げ。ドレマジを嫌って作成した火Lv5トケビをテレグノ＞離島のアーウィで地変します。これで水３連鎖のLv5、Lv5、Lv1。ドローは待望のドレマジ！しかもざくろたんは淡い期待を裏切らず、城を越えて着地です。私はカルドラ様の後光を見ました。（妄想）

つしさん「これカイチさん達成じゃないのー？」
ざくろたん「はいはい、俺が止めりゃいいんでしょ〜」

さすがに私の勝ち筋がバレ始めました。ざくろたんが私のレベル上げ予定地のプリンに着地。コロッサス単品で侵略してきましたが、アーウィ付けて守ります。残HP10でかろうじてセーフ！

そして私のターン！慎重にダイスを振って・・・城一歩手前に着地！！うおおおおおおおお！！！！ミラクルうううううう！！！！
通過したHP10プリンのレベルを４に上げるか５に上げるかで迷って・・・４。
ちょっｗｗｗヨワっ！ｗｗｗヨえええ！これちょっとヨワくね！？５に上げろよ！ってかランプロなんか張らんでええねん魔力温存しろよ！リプレイ見ながら吐血するわーーー！！orz

とにかくこれで総魔力、6770G。このターンで無連鎖の土地２つ削られて6610G。周回ボーナス400くらいはあるだろうと、対戦中の私はテキトーな計算をしたのちに城へ向かいます。周回ボーナスは―――――。



450G



パンパカパーン！と、いうわけで。大量の通行料を得た私がなんだかんだでゴールです。

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この一戦に臨むにあたって、それぞれ思うところがあったと思うんです。私の場合は至ってシンプル。

勝てたらいいなー。

私の優勝はまずありえないんで気楽なもんです。ベストを尽くすことだけ考えてたら良いんです。プレッシャーのカケラも無い。ｗ
ただ、リーグトップのメルさんだけは簡単に勝たせたくない。簡単に勝たせたら、他のリーグメンバーに申し訳が立たねー！とは思ってました。

一番イヤなのは、全く勝負に絡めないまま負けること。それだけは避けたかった。そして本番は、一番イヤな展開になりかけてた。

そりゃ最後まで諦めずにいたけどさーー！
メルさんざくろたんの達成が紙一重で消えたり、２回Lv5踏んでもらったり、終盤のダイスに恵まれたり、ざくろたんに勝ち筋気付かれてなかったり。どれかひとつでも欠けてたら、普通に負けてます。

今回はレポを書くためにリプレイを何度も見ました。私の一番大きなミスは序盤、リベレ切った上でミストLv4まで上げたこと。無理せずLv3で良かった。もしくはリベレ保持でトランス後の再投資を速やかにできるよう準備しとくべきだった。
それと終盤のドレマジ。つしさんのドゥードルわかってたなら保持で良いはず。それに、使っちゃったすぐあとにざくろたんがドレマジドローしてて、うっかり つしさんに使ってくれたから良かったものの、私から吸われてたら達成できなかった。はず。（つしさんがブログでざくろたんを軽く非難してるのはこのことです。）

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プリコロ＋クイサン持ち歩いてたら、レベル上げづらくなってもっと遅い場になったのかなぁ。結局その手札はリンカで一掃しちゃったのです。あのリンカはもったいなかった。プリコロ＋クイサンにトレスパスまで流した。でも、それをしてでも足を引きたかった。あの時点でLv5アガマを踏む訳にはいかなかったんです。絶対に。

結果的にそれは正解で、テレグノがいい感じに回って要所で使うことになります。でもそんなの紙一重なんですよね。自分でも不思議です。まるでメルさんの振り込みがわかってたかのような―――――。

はっ！もしかして！！
開始１時間前の１人スパーは、予知？！


ご清聴ありがとうございました。（完）