予選用ブック

[ブック解説]
え、ドローサポートないの？　ねぇ、メズマは？　アイテム５枚だけ？

・・・突っ込みどころ満載だと思います。前日と前々日、１回戦負けだったことから、ブックをどう修正をするか迷っていました。ゲームズマーヤは即行で定員になった店舗の一つであったため、参加者はおそらく、ほとんどが知り合い、もしくは相当やる気のあるカルドをやりこんだセプターばかりだと思いました。だとすれば、理不尽で意味のない妨害は少ない環境だろう。通行料を支払わないで、自分のプレイをすれば、終盤、１位との足勝負に持っていけるはず。ならば、マナブーストを詰め込んだブックでスタンダードにとことん突っ走ってやろう、と。

結果、７枚だったアイテムを５枚まで減らし、フライを２枚追加。アイテムを減らしたかわりにアイスウォールとグリンデローを１枚ずつ減らしリビングシールドを２枚追加しました。ラスト、シャッター等の妨害をくらいませんし、ダゴンを配置すればＨＰ４０のクリーチャーがフュージョン強打に耐えられます。

対策ばかりを考えているとブックが弱くなるので、通さないと決めたのはバジリスクと、クイックサンド。レベルを上げるのはバジリスクが見える場合、支援をつけた（できればランプロつきの）リザードマンか、ボジャノーイ、グリンデローだけ。クイックサンドに対してはピース、最悪ランドプロテクトと考え、メズマライズをすべて削り、各２枚ずつまで増やしました。

ドローサポートがない環境でもクリーチャーが１８なら、置き負けない自信がありますし、初心者の方に使いやすい構成だと思います。足スペルが満載であるため、通行料をほとんど支払いません。まぁ、それでも１回か２回は、博打をしなくてはいけませんが・・・。

本選用ブック

[ブック解説]

１回戦と準決勝に使用したブックです。選択した理由は、何回かスパーして勝てたことのあるブックがこれだけだったので、という単純な理由でした。


［１回戦］　※記憶だけで書いてるので不安。リプレイがＵＰされ次第、ちゃんと書きます。

　対戦相手はきむをさん、ひげぶちょうさん、観夏さん。観夏さんとは初対面ですが、きむをさんは、私がほとんど勝てる気がしない方の一人。そして ひげさんには、以前、入間大会で軽くあしらわれて惨敗しています。本選だもんね、どこいったって強い人ばっかだってばさ。もういいや、どうせなら思いっきり楽しんだる。

序盤の手札のクリーチャーは制限クリばかり。いつもどおりのスタートです、最高。（ヤケ）　ひげさんは水テンペ、きむをさんはスタンダードな火ブック、観夏さんはスタンダードな水ブック。クリが置けずにグルグル回っていたら、ひげさんが私にサプレッション、対象は・・・・ウェザリングｗ

ちょい待て、勝てっこねぇってばーーー！！（心の叫び）

配置でも取り残され、やばいなーと思ったときにひげさんのテンペストが連続して吹き荒れる。すっかりキレイになりました。まだクリ置けてないから助かったな、これは。ひげさんに心の中で手を合わせる私。きむをさんと観夏さんの魔力の伸びがすざましい・・・が観夏さんは現金は持っているものの、土地を焼かれて投資先に困っている様子。相当チューチュー吸われてました。

ある程度ＨＰが上がったため、ひげさんはアヌビアスをレベル４にあげる・・・そこに吸い込まれるように嵌る きむをさん。もぅ〜、まじでちょっと待ってってば。（涙）一気に試合はひげさんムード。耐えるしかない・・・頑張って、傷ついたクリーチャーはリベレーションで交換。そうして私の配置が優位になってきたところで、また ひげさんが焼きはじめる・・・

マズイ！頼む、引いてくれ、１枚しかないけど・・・マジ頼むって・・・
祈りは通じた・・・マスファンタ引き。当然、即打ち。

『マジ？なんで入ってるの？』という顔のひげさん。そりゃ、入れますって〜、風、テンペに弱いもの。でもさほどダメージ受けてなさげ・・・だよね、形もいいし、ＴＯＰだし、このまま普通に上がれるわな。（涙） つけいる隙があるとすれば、序盤にクリーチャーをひけてなかったのはひげさんも一緒で、しかもシンクが３枚出ていた。ダメージスペルにおそらくスロットを８枚程度割いているように見えたし、地形変化スペルは出きってしまったか、あるとしてもあと１枚だろう。

ひげさんがこれから通過しようとしている砦隣には、風３連鎖になっているレベル４ウェンディゴがある。ひげさんは手札に一枚ある貴重なシンクをそこに使った。よしよし、ずっと待ってましたよ、それは消えるのを。地形変化サプレされてるから本当血反吐ですって〜。私は、さらに砦３つ奥のグリフォンをレベル４に上げる。「また、そうゆうことする〜。」苦笑いのひげさん。そりゃするさ、だってＴＯＰじゃん。

ひげさんが私のウェンディゴに嵌る。水に変えられてたので連鎖もなく、ダメージは小さい。流れは次のターンにきた、私のダイスは砦。奪ったレベル４通行料合わせて砦３つ奥のレベル４グリフォンがレベル５に上げられたのだ。手札にずっと取っておいたクイックサンドを唱える魔力も残っている・・・もうやるしかない。

「ここが勝負だ！！」　クイックサンドをかける。ひげさんのダイスは１で砦。

次もひげさんのダイスが２以下ならば、かわされてしまう。そうしたら、もう ひげさんに追いつけないかもしれない。アイテム引かれたら？シンク引かれて落とされたらどうする？そんなこと考えるな！負けることなんて考えてんじゃねえよバカ！・・・いろんな考えが私の頭をよぎる。

運命のターン、ひげさんのダイスは・・・６でズザーッ！！私はレベル５通行料を奪取して、一気にＴＯＰに躍り出た。さらに風土地にラマも配置。さすがに妨害が飛んでくる。観夏さんのシンクは私のグリフォンに。さすがに４連鎖レベル５のランドトランスは見逃せないよね、そうだね、シクシク・・・。（涙）運良くガルーダで水土地を確保することにも成功していたため、大ダメージではなかった。ＳＴ、ＨＰともに７０以上でアイテムを使わなければ誰も倒せない。

ここでＴＯＰになったのはきむをさん、序盤にレベル４通行料を支払いながらも、這い上がってくるこのスピード。きむをさんの手札にはカウンターアムル。拠点のキメラを守るためのものだろうが、色を変えられた私の拠点を踏めたなら、カウンターで倒しにくるかもしれない。どうする？どうすればいい？？

迷った末に私は、水２連鎖のレベル５グリフォンをランドトランスし、手持ち魔力は膨大となった。今、ドレインマジックが来たら痛すぎる。ここしかない・・・。私は聖堂エリアでリベレーション。護符を買って上げれればベストだが、ダイスが５以下で買えなくても上げるしかない。ダイスは・・・７！

私は手持ち魔力を２０００Ｇ残し、護符を買い、一気に城から３つ左のワイバーンを一気にレベル５。残りの手持ち魔力は８００Ｇ。きむをさんのターン。ドローはドレインマジック。あぶねーーー！！

「んー、勝つためにはこっちしかない、本当ゴメン！」きむをさんは、手持ち魔力を１５００Ｇ持っていたひげさんにドレイン。順調に増資していく。私は城横のケンタウロスをレベル５増資で魔力は到達するも順調に牛歩。（涙）きむをさんも魔力は６５００Ｇを超えた、Ｘをひかれたら先に到達される。

「４以上出せば私の勝ちだ！でろ４以上！！」私のダイスは・・・３で城の手前。おせぇ。（涙）

「Ｘひけ！俺！！」きむをさんのドローは・・・クリーチャーでセーフ。

そして運命のターン。ひげさんはソウルコレクター＋ブーメランで私の拠点（レベル５ケンタウロス）を落とす気満々。ダイスは・・・４。私のレベル１ラマ。私は周回していないため、そこが落とされれば達成はない。

「まじでそんなことすんの？くそー、きむをさんだって届けば達成なのにぃ！！（悲）」

「んなこといったって、そっちはあと城まで一歩じゃん。最後までやれることはやらせてもらう。」

そりゃ、そうだよね、シクシク。もともと ひげさんから奪った魔力でここまでやれたんだし・・・こっちもやれるだけやろう。ひげさんのコーン侵略に、念のためリビングシールドを使う。ひげさんのアイテムは・・・ブーメランでなくネクロスカラベ。ん？それだと倒せない・・・私のラマは生き残った。そして観夏さんが私のレベル５ワイバーンに振り込んだ。私の魔力は９０００Ｇを超えた、次のターンは私で、城まで１歩なのでダイスを振るだけ。正直全く勝てる気がしなかったひげさんと、きむをさん相手に大金星をあげられました。ごち。


［２回戦］　※記憶だけで書いてるので不安。リプレイがＵＰされ次第、ちゃんと書きます。

１回戦の後、これから当たるハーミットさんの卓を見るとコロッサスが・・・。

ヤバイな・・・。私がスパーで惨敗したブックっぽいぞ。それは、ギアなどの無属性クリがブーメラン持ちながらチャリオットでぶんぶん攻めてくるタイプでした。スパーでもボージェスおいた状態でバラまかれたギアやサイクロプスに対して、拠点以外を除去できる手段を持っている人はおらず、安定して土地を軽く１０個は保持できるブックなのだ。ピースとランプロ入りの火ブックに代えるか？いや、決勝ブックはやっぱり決勝で使いたい。迷っているときに、もう一つの卓の方から、テンペでクリーチャーがピーピー焼かれる音がしたため、私は、マスファンタも入っている１回戦と同じブックを使用すると決めた。進出してきた あゆあゆさんのブックはわからないままだったが、普通のブックが２人いれば、なんとかプレイ勝負に持ち込めるだろう。いや、持ち込むしかない。

対戦相手はＥＢＩさん、ハーミットさん、あゆあゆさん。
あゆあゆさんがデモトレ。そして、なによりもハーミットさんとＥＢＩさんがヤバイ。そう、２人とも私がスパーで惨敗したタイプの無属性ブックなのだ。そして２人のブックはその中でも特に侵略に重点をおいており、私の狙う風土地は序盤からコロッサスで埋め尽くされてしまった。（北エリアの左半分になんと６体ものコロッサスが配置されてました、チーン。）

んー、本当に困った。考えていたよりも高いＳＴを持ったクリの比率が多く、実際は２人被りであったといっても、私の中では、私以外の３人が相性最悪のブックを選択してきたのに等しかったのですよ。このタイプのブックも想定はしていたものの、本選の舞台で実際使用する人は６４人中、４〜５人と考えてたので、このタイプのブックが準決勝の舞台で被るとはまったくの予想外。ＳＴを低めに想定していたため、私のブックはアイテムを極限まで削っている。ハーミットさんとＥＢＩさんが潰しあうのに期待するしかなかったが、形勢はハーミットさんが有利。私が序盤においたクリはすべて潰され、私の所有する土地は０。ラマが殺された上に、あゆあゆさんにＸをサプレされ、どうしていいかもうわからなくなってしまい・・・途中から私の頭の中では絶望感だけが渦巻いてました。正直情けないっす。

中盤になっても、私だけはまったくクリを配置させてもらえません。しかたなく西の土地に配置をしだすと、３体ほど置いた時点で、牽制でハーミットさんに聖堂横にニンジャを置かれて、血反吐。多分、チャリオット侵略でどこでも落ちる。（涙）　あゆあゆさんは、私にアンチマを割られた状態にプレッシャーを感じたのか、ドレインをサプレ。

うわー、もうハーミットさん止まらねえーー！！（心の叫び）

巨額の現金持ち歩きながら余裕の表情でチャリオットでクリを飛ばすハーミットさん。多分、とっくにハーミットさんの視界から私は（下手したら全員）消えています。ＥＢＩさんがメテオを一枚ずっと握っているも、これは土地を上げる気０ですな。終盤は恥ずかしいプレイの連続でした。聖堂をグルグル何度も利用したいっちゅうのにエスケープ捨てたり、ハーミットさんのニンジャをなんとか潰そうとクイックサンドまでかけて、アイテムの効果を忘れていて、結局倒せなかったりとか。

スティンクボトルでブーメランは壊せません、しっかりしろ、私。そしてスティンクボトルが消えた瞬間、あゆあゆさんに、コーングースを２回連続狙って決められ、２位にもなれず。（涙）

結果は、ハーミットさんの一人舞台で惨敗しました。なぜかＥＢＩさんに、試合後、謝罪されました。序盤に土地をバンバン落とされてたからなのかなあ？でも、それがブックコンセプトだったんだから、仕方ないでしょう。私が逆でもやっただろうし、きっと。

私が勝負に絡めるとすれば、コラプションは打たれたら諦める方向で、西で３連鎖作って、護符を１００枚近く買って上げるしかなかったんですよね。ハーミットさんに「勝てるチャンスはあったのでは？」と試合後に言われましたが、いやはや完敗。恥ずかしいし悔しいけれど、これが今の私の実力です、無理でした。こうゆう試合をもうしないために、これからさらに努力するだけですわ、合掌。