問11＜カルドセプト＞バルダンダースが最も活躍したシチュエーションを書け。（捏造可）
みなさん素晴らしい物語をつむいでいらっしゃいます。それでは始まり始まり。
まさる君の答
あの出来事は忘れもしない。マップ「開拓者達」で戦っていたときのことだ。
私は不覚にも、レベル５ガーゴイルの土地に止まってしまった。
このとき私の手札はバルダンダースが６枚・・・
不幸中の幸いと言うか、相手はアイテムを何も持っていなかった。
私はバルダンでどれぐらい勝てる可能性があるのか冷静に考えてみた。
「クレリックの即死やリトルグレイの誘拐は先制でやられてしまうので使えない。
やはり先制クリーチャーに変身してダメージ１００を与えるしかない。
幸いガーゴイルの両隣は自分の土地なので、支援効果が＋２０得られる。
しかし先制能力を持っていてＳＴが８０もあるクリーチャーなんていないな・・・」
私はあきらめて戦闘を行わずに魔力を払おうと思ったその瞬間、手札の右から３番目
のバルダンが
非常にやる気まんまんであることに気づいたのだ！
「何に変身しても無駄だよ」と私は手札の右から３番目のバルダンに優しく語ったの
だが、
彼は「俺にまかせろ！俺がやってやる！」と言わんばかりに強烈にアピールしている
のだ。
私はそんな彼を信じてみようと思い、バルダンで戦闘を仕掛けることにした。
だがボタンを押し間違えて、右から２番目のバルダンを選択してしまった。
その時奇跡は起きた！
バルダンはなんとモスマンに変身！
偶然にも私は無属性の土地を６つ持っていた為、ＳＴは２０＋６０＝８０になりガー
ゴイルを見事に倒したのだ！
やはりモスマンは使えるなぁと痛感した一戦であった。
マネーダ君の答
レベル４ガーゴイルをモスマンに変身して落とす。
なんというか、まさる君の折角の力作なんですが、「高レベルガーゴイルをモスマンで落とす」という点でかぶっちゃいました。つーかこの問題でカブリが出るとは夢にも思いませんでしたよ。二人とも２０点、といいたいところですが、まさる君はその力作ぶりに免じて２１点。次。
機械科ボイラーズ君の答
ここぞとばかりにバジリスクに変身してレベル５ケットシーを攻略するも相乗りしていた護符の価値まで下がって大損害。
２０点。損害出してどうするんですか。活躍してません。次。
ケムリ君の答
バルダンダースが守っていたレベル４の土地に、ゼネスのホブゴブリン＋メ
イス＋ボージェスの応援で攻めてきたときに、バルダンダースがホーンカメレオンに
変身したとき（仙台での対戦会であった実話）
２２点。「バルダンダースが守っていたレベル４の土地」の時点でバカです。次。
ＢＡＤ君の答
デコイ+ライフジェムで空いたLv5の土地に仮置きしたらグレムリン+オ-ディンランスにに突っ込まれたがGイ-ルに変身して事なきを得た。
２２点。さっきのケムリ君といい、ＢＡＤ君といい、高額土地にバルダンを置いてみる時点で間違っています。事なきを得た、っていい表現ですね。次。
エムル君の答
（侵略）アンダイン相手にベヒーモスに変身、牽制用メテオを破壊
２２点。守っただけでなく、牽制メテオを破壊ってところが素晴らしい。ただ、こういうシチュエーションのときは、すかさずもう１枚メテオを引かれるのがオチです。次。
世代交ＴＡＩ君の答
対ドワーフ（ほこらでＳＴ＋６）で支援１０付きスリング付きが相手でした。
つなわち敵はＳＴ６６の先制。ここでバルダン侵略。スペクターに変身。そして、ＨＰは６９に。そして勝利。ありがとうバルダン！！
２２点。惜しい。ＨＰ６７で１残れば２４点、ＨＰ６６できっちり死んだら０点だったのに。つーかスペクター最強説ですか。次。
Ｒ−ヲカダ君の答
火属性Ｌｖ５フレイムロードにバルダンダースで攻め込んだところ、カリブディスに変身し、支援効果でぎりぎり奪取。その後のデュラハンアタックに対して、ヤケでプロテウスリングを使ったら、オールドウィロウに変身後、Ｇ・イールに変身、見事に守りきり、後は通行料搾取で圧勝しました。
２３点。これはかなりかっこいい。というかまたですよ。レベル５のフレイムロードに何故突っ込んでいくのか。これが我が大学の力？あと、通行料搾取はバルダンではなくオールドウィロウの力ですね。というわけで満点までは行かず。次。
カッパ君の答
タンスの隙間の500円玉を取ってくれた
２４点。ここまであからさまな捏造を見ると胸がスッとしますね。あ、もしかして実話か？だとしたらカッパさんはバルダンを飼っていることになります。実物が見たい学生諸君はカッパ家に走れ！
ここから満点回答。
マサ・オサダ君の答
攻撃側がニンフで防御側がバルダンダース。
バルダンダースはニンフに変身して攻撃側の魅了をかわし、
掟破りの逆魅了を決める（2001全国大会準々決勝での実話）
２５点。これはかっこよすぎ。しかも全国大会での実話！全国大会にバルダン持ち込む人って、やはりいるんですね。
松岡君の答
貿易都市スネフ35ラウンド過ぎ。トップのリーチ状態に対し、ボーナス直後苦し紛れに西地3連鎖のカモフラージュ付きレベル1バルダンダースをレベル4にアップするも、5800Gの3位と全く届かず。
更に運悪く、6200Gで2位のセプターがリンカネーションしてそのレベル4バルダンダースに止まり、ビステア＋テレイアで攻め込んできた。奪われれば2位のセプターまで達成し、2人のダイス勝負になってしまう。
手持ちアイテムはファルコンソードとプロテウスリング。何も使わないよりプロテウスリングを使用した方が生き残る確率が高いと直感し、プロテウスリングを使用した。が、実際には確率差は無く、単なるヤケだったのかもしれない。
バルダンダースはノームに変身。プロテウスリングを使っていなければここで死んでいた。ところがプロテウスリングの変身はスプライト！見事にビステアの攻撃を無効化し、虎の子3連鎖レベル4の防衛に成功。
そして更なる驚きが戦闘終了後に待っていた。変身解除された元バルダンダースのノームが通行料1296Gを奪い、なんと魔力到達。更に次ラウンドのリコール引きで奇跡の逆転を決めたのである。
その日、バルダンダースは神となった。
(参考)
ビステア＋テレイアの侵略に対して、カモフラージュ付き
レベル4バルダンダースが変身して生き残るクリーチャーは
12通り。
デコイS
アンシーンR
ミゴールR
ガスクラウドN
ケットシーS
バンディクートS
サラマンダーN
Ｇ・アメーバN
オルメクヘッドR
スプライトN
ジーニーR
ミルメコレオR
12/177=0.068
プロテウスリングの変身で生き残るクリーチャーは4通り。
ガスクラウド
サラマンダー
Ｇ・アメーバ
スプライト
4/60=0.067
２５点。これも凄い話。話も凄いけどバルダンとプロテウスリングの生存確率がほぼ同じだったというのも、カルドセプトというゲームがいかに完成されているかということを物語ってますね。
ＮＯ．００１君の答
短編小説（無題）
月が赤く染まっていた。見惚れるほどに艶やかな満月。
まるで人間の血を滴らせたように気味悪く染まった月。
そんなとき、獣の心は簡単に迷う。
寝苦しい夜。
深夜の３時を過ぎても、私の脳が睡眠に移行する気配は無かった。
窓の外からは、薄く湿った空気がだらだらと流れてくる。
やはり今年の夏こそエアコンを買うべきだったのだろうか。扇風機が悲鳴をあげそうだ。
そんな事を考えながら、近くのコンビニへ散歩に出かけることにした。
空一面に入道雲が覆い被さっている。月も星も全く見えない、が、雨が降る様子は無かった。
今日は暦から見れば満月の筈だが、月光は雲によって遮られている。
市街地から車で３０分、決して交通の便は良くない場所に、私は住んでいる。
足元には、街灯の光のみ。周りを見渡せば、無個性なビルと寝静まった一戸建てが格子状に並ん
でいる。
人の居ない空間、か・・・。
そんなセンチメンタルな人間じゃないだろ、と自分の想いに一人照れながら、視界に薄く広がる
道を歩いた。
空気が、変わる。
目の前には、一匹の異形の生命体が、それ独特の視線をこちらに向けている。
「・・・バルダンダース、か？」
街灯が届かずよく見えないが、その奇怪な形状には見覚えがあった。
バルダンダース。主にバブラシュカ大陸全域に生息する怪物。体の原形を自由に変形させる能力
を持つ。
１９６０年代に原住民の乱獲があり、生存数は確認されているだけで２００匹まで減少したとい
う。
現在は特別保護動物に指定されているらしい。
日本での飼育はワシントン平和条約に引っ掛かる為、密輸でもしないかぎり入って来るはずはな
い。
が、現にこうして目前にいる。どこからか逃げ出してきたのだろうか？
バルダンダースの眼は、光源が殆どない暗闇の中でこれ以上無いほど輝いていた。
「ゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・」
聞こえるのは、低く、そして重く響くバルダンダースの唸り声。
私は、狙われている。
そう感じ取った瞬間、奴は暗闇の中から飛び出してきた。
私は慌てて踵を返し、逃げようとした。が、暗闇に紛れた奴から逃れることは至難だった。
肩にずしりと重量感がかかり、その直後に激痛がはしる。
「くぅ・・・・・！！」
恐怖と痛みが波状的に混乱を導き出す。
身体が熱い・・・！
私が、肩に覆い被さるバルダンダースに手を掛けようとしたのとほぼ同時に、顔の横をワイヤー
のような物が通った。
肩の重量感は、何かが地面に叩き付けられる音と共に、あっさりと抜けた。
後ろを振り返ると、先程のバルダンダースが、眼にワイヤーが突き刺さった状態でバタバタとの
た打ち回っている。
何があったのか？
「彼が世界の危機だったのさ」と、男とも女ともとれる声が聞こえた。
パニックがまだ完全に抜けないまま声の方向へ顔を向けると、濃い紫のマントに身を包んだ一人
の男が、ゆらりとした姿勢でこちらを見ていた。
「君は何も知らなくていい、君にはまだ、犠牲が大きすぎる」
分からない言葉を続けて発するその男。世界の危機？犠牲？
その男の顔をよく見ると、私の背後でのた打ち回る化け物と同じ顔をしていた。
・・・またバルダンダースか！？
「怖がらなくてもいい。私は敵ではないから」
マント男は、その独特の顔を更に歪めながらそう言った。
今現在、此処にある要素が私の脳内を痛める。バルダンダースに、世界の危機に、マント男。
「君は、肩の傷が癒える事だけを願えばいい。それで十分だ」
その言葉を最後に、バルダンダースのマント男は暗闇の中へ姿を消した。
私は自分の家に戻り、肩に包帯を巻きながら空を眺めていた。
雲は何時の間にか消え去り、その上には真紅の満月が全てを照らしていた。
嫌だ、もう今日は何も考えたくない、明日にしよう。明日になればきっと解決してるはずだ。
そう願いながら布団の中に入った。
今日は嫌な夢を見そうだ。
了。
２５点。超大作です。バルダンに似つかわしくない格好よさが何ともいえませんね。オチがないのもこれならアリでしょう。
zephyrの答
マップは暗黒の奈落。
目標魔力９００００で、いってないのは自分だけ。
やつらはすでに城直前。
最後に引いたあのカード。
そうだ。手持ちのＨＷＸでレベル５デコイを直踏みできる。
ウサギが出れば３位に上がれる。
そう思った私は決死の覚悟でバルダンを召喚した。
行け！バルダン！……
出てきたクリーチャーは「シンリュウ」だった。
水護符腐るほどあるけど意味ねぇ！！！！
空しく響く攻撃音。そしてそれを跳ね返すデコイ。
終わった。そう思った刹那、時間は止まった。
正確に言おう。
この長期戦、休むことなくＣＤを回しつづけたプレステに、ついに限界が来たのだ。
あまりに長い戦闘に耐え切れなかったのだろうか？
そしてこの対戦はノーゲーム。私は敗北を免れたのである。
高橋ＵＦＹの答
以前、ＣＢＷのメンバーではない人と３人対戦をしていたときのこと。
１ラウンド目、私は１を出し、城横にバルダンを置いた。で、次の人も負けずに１を出し、そのバルダンにバルダンで挑んできた。
相手の攻めバルダンは、パウダーイーターに変身。「もらった」と思った瞬間、私のバルダンはシンリュウに変身、土地を明け渡した。
私は１ラウンドで、１笑を収めた。